忍者ブログ
揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
2024-041 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 prev 03 next 05
5  6  7  8  9  10  11 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

#212 共 存

 すべての人は生まれつき平等ではない。いやさ、死ぬまで平等ではない。生まれつき背が高い人もいれば低い人もいる。口が達者な人もいれば口下手な人もいる。100mを10秒で走る人もいれば20秒かかる人もいる。そんな風に能力のちがう人たちを同じように扱うことが平等というものだと思っている人は、案外多いのではないだろうか。

拍手[1回]

PR
#205 信 頼 

 京都府北中部にまとまった雪が積もったときのこと。
 あるオカリナの生徒さんたちのグループの自主コンサートを、雪がどっさり積もった京都市K地方へ聴きに行った。コンサートは、真っ白な世界の中に建つ丸木組みの建物の中で行なわれた。演奏は、ときに、天井が透けて天が見えるような気分にさせてくれた。それは、センス良く開けられた天窓から洩れ射してくる、雪の反射光のせいだったのだろうか。

拍手[0回]

#187 冬のホタル

 暗闇を歩いていて明りが見えるとほっとする。自然に足が明りの方へ向く。生き物にはホタルのように光で異性を呼んだり、深海魚のように獲物となる他の生き物を光で誘き寄せたりするものが多い。明りと生き物の本能とは密接な関係があるようだ。

拍手[0回]

#186 晴れ男の危機

 ステージに立ったそのとき、雨足が強くなってきた。が、気にせず、本日のオープニングに選んだ「Jupiter」をソプラノC管でアカペラで吹いた。曲が終わったとき、客席に向かって豪語した。
「心配は無用じゃ。余は晴れ男ゆえ、この雨は必ず上がるであろうぞ」

拍手[0回]

#185 マシュマロボーイ

 学校に「適応」できない子供のための学校、というものがある。そんな学校のクリスマス会に呼ばれてオカリナを演奏した。
 全校生徒は50人ほどで、小学生から中学生くらいの年齢の子が混在している。女子が3分の1ほど。全寮制で、子供たちは学校が決めたスケジュールにしたがって生活していると聞いていた。だから、ずいぶんきゅうくつそうな顔をした子供たちが多いのかなと思っていた。

拍手[1回]

#184  龍 の 髭

 子供の遊びでは、たいてい最年長者がルールを決める。が、その場の誰にもルールが了解されず、その子が空回りしてしまうこともある。
「合図でみんな逃げて、10秒たったら追いかけていいことにするからねっ。せーのー、ドンッ」
 で、この子だけがてててーっと逃げて、ほかのみんなはその場でうろうろしていたりする。

拍手[0回]

#179 笑う門にはオカリナ吹く人々

 12月8日、60人のオカリナで「第九」を吹いた。オカリナ倶楽部“夢見るガチョウ”の年に一度の公開合同発表会「山の音楽会」のフィナーレでのことだ。たいした練習もしてなかったが、そこは「みんなで吹けばこわくない」の精神で、迫力ある分厚い音色を楽しんだ。
 この発表会、毎回劇画と漫画が共存しているのがとてもよい。

拍手[0回]

#175 鴨に笑われたガチョウ

 すぐそこに、コバルトブルーのカワセミがいる。ワタシの目の前で、何十分もひなたぼっこしたり狩りをしたりしている。ありえないことだが、きょうはありえた。きょうは、桂坂野鳥遊園でアリエッタのオカリナコンサートだったから、ありえたのだった。

拍手[0回]

#160 自然の摂理は呼び名に左右されるか?

 雨乞い師の修行をつづけていると、思いがけない力まで付いてくることがわかった。
 先日、指導しているオカリナグループのひとつが、来年二月に開かれるあるコンサートの出演者募集のオーディションに応募した。メンバー全員が結果にまったく自信がなさそうだったので、合格祈願の祈祷をしてみた。すると、難関をクリアして見事に通ってしまった。ご本人たちは合格が信じられないとばかりに、朗報にもかえって動揺しておられる。

拍手[1回]

#159 焼けるような熱意

 オカリナのセンセイとしてレッスンをしていると、生徒さんの熱意に当てられてやけどしそうになることがしばしばある。こう書くのは、近頃またそんな目にあったからだ。何かを求めてやまない真剣で純粋な眼差し。全身から発せられる熱。90℃は下らないと思われる。蒸発してしまう前に、その日のレッスン料は置いていってほしい。

拍手[1回]

#130 しんぞうおじさん

 神戸オカリナフェスティバルを鑑賞した。二日間で計100組のオカリナ愛好家の演奏は、百花繚乱、個性あふれるグループも数多かった。ゲストのオカリナ奏者大澤聡さんの演奏スタイルは、どうしてもあの方の物真似をしてみたいという欲求をワタシに持たせた。
 すばらしく息の合った演奏を聴かせてくれたグループもいくつもあった。一方で、今年は達者なソロ演奏もふえた。

 さて、キラ星のごときある奏者があった。

拍手[1回]

#127 あがったりさがったり

 毎年8月の終わりに、神戸文化ホールにて「オカリナフェスティバル」なるものが開催される。全国のアマチュアオカリナ愛好家の祭典だ。コンクールではないので、だれでも6分間は大きなステージと華麗な照明を堪能できるというイベントだ。

 今年で第6回になるが、ワタシの生徒さんたちも毎年参加している。今年は応募者多数につき抽選となり、巴だ悶下(?)もいくつかのグループは涙を飲み、よっつのグループが参加する。

 大舞台では誰しも緊張感が高まり、あがってしまう人も出る。
「どげんしたらあがらなくなるとですか?」
 と、センセイは何度もたずねられる。

拍手[1回]

#109 ○カリナと書く

 ○カリナは「木でできたオカリナ」であるとのことだが、それは実はおかしな話なのだ。

 そもそも「オカリナ」とは、イタリア語でガチョウの子供という意味で、イタリア生まれのあの独特のフォルムの「横笛系」の土笛をオカリナと呼ぶのだ。中南米などにある丸い「縦笛系」のものはオカリナとは呼ばない。
 したがって、「縦笛系」の○カリナは「木でできたオカリナ」ではない。
 土笛全般を勝手にオカリナと決めつけ、縦笛系の土笛に「バランス式オカリナ」などという名前を付けた人がいるから話がややこしくなっているのだ。

拍手[0回]

#108 木になる出会いと申請義務 2

 きのうのつづき。
 ○カリナという名は、実は「木でできたオカリナ」ということで付けられた名前だそうなので、きのうの彼女はあながち間違っていたわけではない。○カリナはハンガリー生まれの木製の小さな縦笛だ。甘く、透明感があり、かつ張りとねばりがある、とても素敵な音色だ。

 さて、この○カリナ、10数年前から日本でも作られているが、少々やっかいな存在だ。「NPO法人日本○カリナ協会」の公式サイトには次のように書かれている。

拍手[0回]

#107 木になる出会いと申請義務 1

 久し振りにおしゃれなカフェに入った。ヴォーリズ事務所の設計によるこの「GOSPEL」というお店は、京都の銀閣寺・哲学の道界隈にその緑に包まれた白壁と洒落た看板によって存在感を放っている。店内では高い天井の下に、こだわりのオーディオシステムから流れ出す静かなジャズやソロピアノが漂っていた。ゆったりとしたテーブルの配置、冷たいアールグレイのほど良い渋さ、同伴のよく知ったご婦人が注文したフルーツいっぱいの「おばあちゃんのタルト」。いずれも疲れをいやしてくれた。

 以前来たときには気づかなかったが、ときどきコンサートもやっているとの案内が目に入ったので、お店のきれいなおねえさんをつかまえて話を聞いてみた。話すうちに、いつのまにかワタシの素性へと話題が移っていった。

拍手[0回]

おしらせ
お問合せはホームページの "FAQ & Form" からしていただけます。
太 陽 暦
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
New Comments
※ 非公開を希望される方はその旨お書きください。
[09/10 水戸ふぢ]
[09/05 森下知子]
[07/17 Kitty]
[05/31 Kitty]
[04/17 Kitty]
[03/13 巴だ]
[12/08 栗美]
twitter
ブログ内検索
New Track Back
ようこそ
バーコード
"巴だ リョウヘイ" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP@SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]