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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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今年の「オカリナフェスティバル in 神戸」の日程が決まった。
8月26日(土)27日(日)の両日だ。
マイ生徒さんたちはみんな抽選を突破して出場できるよう祈ります。
でもすでに、何組かは出場することを前提に選曲・練習を始めている。
そうこなくっちゃ。

さて、今便はオカリナの吹き方について。
なんという、今さらな、ベタな、人を食ったようなお題だといふなかれ。



昨秋からインディアンフルートの個人レッスンを受けに来ている人がおられる。
兵庫県のA市からはるばる月二回、ウチまで通って来てもらっている。
今年に入って、この人がオカリナを吹けることがわかった。
隠していたんだから、バレたと言っていい。
なんで隠していたのかは知らないが、オリジナル曲まで作ってらっしゃった。
ご本人曰く、演奏も作曲も我流だそうだ。
が、いずれもそれなりに形になっていたのでわたしは興味津々。
以来、レッスンの何分の一かはオカリナの講義となってしまっていてそれはそれで良かった。

インディアンフルートのレッスンは、この方のキャラと望みもあって、ほとんどの時間が「いい音色を出すこと」に費やされている。
レッスン時間の半分を、ただ一音だけ吹き続ける日もあった。
(あとの半分は質疑応答となるのが常)
その間、姿勢、持ち方、重心、脱力、ブレス、タンギングに留意し、息をまっすぐに保つことに集中する。
そしてすべての課題は、耳を澄まして音をよく聴くことを前提に取り組む。
いい音が出たときの自分の心身の状態に気づくようにする。

こんな風に書くとなんだか虚無僧の尺八の修行みたいだが、実はほとんどそうかも知れないな。
この方はわたしと同年代くらいの、音楽の専門教育を受けた経験はない女性だが、自ら求め、根気よく取り組んでおられる。
けっしてわたしがこのようなレッスンの進め方を強いているわけではない。
 (※ すべてのレッスンは受講生のペースで進めております)
成果は行きつ戻りつだが、時折素晴らしい飛躍がある。
透明感があり、張りと粘りが両立した美しい音色が紡ぎ出されることがある。
問題は、誰しも、その飛躍の成果がなかなか身に付かないことなのだ。
「できた!」で終わってしまわずに、その成功体験を何度もなぞってモノにすることこそが、実は練習の意味なんだけど、これがなかなか出来ない。
 わかる。すごくしんどいもんね。

さてある日、わたしの話がオカリナの基本的な吹き方に及んだとき、いつもの鋭い質問が矢継ぎ早に飛んで来た。
「センセイ、オカリナもインディアンフルートも、吹き方は同じでありますか???」
「…いかにも左様でござる」
「センセイ、オカリナもやっぱり姿勢、重心、脱力などなどが大切だと?」
「いかにも。すべての管楽器は、否すべての楽器は同じでござれば」
「センセイ、ではオカリナもまた、基本が大事だと?」
「無論でござる」

毎度明るいちょっととぼけたにくめない質問の嵐なのだが、この三点は大方のオカリナフリークの質問を代弁しているように思う。
ここにこのように質問を列記すると「何を今さら」な感じがするかも知れない。
が、実のところこれらの課題を常に意識して練習できている人はほとんどいない。
つまり、これらの課題は皆さんの腑に落ちていないということだ。
腑に落ちていない課題は、ことあるごとに疑問・質問・焦燥感という形を採ってもやもやと現われる。
だから、この方の質問は皆さんの代弁だと言えると思う。

今朝一番、電話があった。
「センセイ、きのう センセイ が吹いて聴かせてくださったオカリナはなんというオカリナですか?」
昨日自分の音色と センセイ の音色の違いに強い衝撃を受けた様子だった彼女は、その場で吹き方をもう一度一からわたしに問い直されたが、やはり楽器の大切さにも気づかれたようだ。
そしていずれ、楽器の違いより吹き方の違いがより大きな問題であることを再認識されることだろう。
本当の練習はそこから始まるのやもしれない。

 おしまい。
 

17.03.12 記 

当地の某食堂に飾られていた手作り人形のひとつ/年代物

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拍手コメントありがとうございました。
A市の女性はまだまだ山音には参加されないと思います。
でもいつか参加してほしいですね。
巴だ EDIT
at : 2017/03/13(Mon) 09:12:25
おしらせ
ライブ情報はホームページをご覧下さい。2017年12月28日に更新されました。
お問合せもホームページからしていただけます。
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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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