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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#160 自然の摂理は呼び名に左右されるか?

 雨乞い師の修行をつづけていると、思いがけない力まで付いてくることがわかった。
 先日、指導しているオカリナグループのひとつが、来年二月に開かれるあるコンサートの出演者募集のオーディションに応募した。メンバー全員が結果にまったく自信がなさそうだったので、合格祈願の祈祷をしてみた。すると、難関をクリアして見事に通ってしまった。ご本人たちは合格が信じられないとばかりに、朗報にもかえって動揺しておられる。

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 実はワタシはもともと結果を楽観していた。その磨き抜かれ心のこもった演奏の録音は、きっと審査員諸氏の心に響くと思っていたのだ。だから、合格祈願の祈祷は念のためのダメ押しに過ぎなかった。
 グループの演奏を何回か録音してみて、少々ミスはあるもののいちばんパワーがある演奏のテイクを送ることにした。ミスがなくても平坦な演奏は没にした。

 音の自然な流れ、すなわち自然の摂理にのっとった演奏こそがパワーを持つ。メロディーに脈打つ自然の摂理を「フレージング」と呼ぼうが「音の自然な流れ」と呼ぼうが「音の有機的つながり」と呼ぼうが構わない。要は、メロディーの流れと演奏者の感情の流れを一致させることがいい演奏の条件なのだ。つまり、考えたり思い出したり計画したりすることではなく、感情の流れこそが人間の中に脈打つ自然の摂理だと言える。

 ところで、天気予報をいつから気象情報と呼ぶようになったのかは憶えていない。が、気圧を表わす単位が変わったときのことは鮮明に憶えている。その日の天気予報が笑わせてくれたからだ。
 ちなみに、その頃は気温データのほかに気圧データも毎日発表していた。気圧を表わす単位は現在はヘクトパスカルだが、以前はミリバールだった。

 気圧の単位変更の前日の午後11時55分過ぎ。NHKのその日の最終の天気予報の時間のこと。アナウンサーは、ややはにかみながらこう言った。「こんな風に言うのでいいのかな??」という感じだ。みなさんはどう思いますか?
「きょうの○○地方の気圧は9××『ミリバール』でしたが、明日は9×△『ヘクトパスカル』でしょう」

 おしまい。 
07.10.24 
イヌタデ
イヌタデ
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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

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特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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