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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#161 おとなの中のこども

 子供が書く字や絵は、みんなどことなく似ている。いかにも子供の字と絵だ。子供の演奏はどうか? やはり子供ならではの傾向がある。

 秋晴れのきょうは、同居のご婦人がピアノを教えている子供たちの発表会だった。会場となった我が家は朝から建具が取り外され、昔の田舎家の宴席よろしく、急造コンサート会場と化した。おかあさん、おとうさん、おばあちゃん、それにおじいちゃんも座布団にすわって、熱演に拍手を送った。赤ちゃんも時おり気勢を上げている。
 ワタシは芸のない大人のくせに、普段からどの子にも気安くおともだちづきあいをしていただいているもので、他人事ではなかった。

 小学一年生から中学一年生までの子供6名と初心者的大人1名が、入れ替わり立ち替わりにピアノを弾く。こうしてみんなの演奏を通して聞かせていただくと、性格が演奏に現れるという点は、大人も子供も変わりがないことがよくわかる。

 話はもどるが、子供の演奏には子供ならではの傾向がある。
 たとえば、ある時点に意識的に留まれないこと。これは、リズムをはしょるという形で現れる。
 また、表現しようとするものに対する理解が浅いがゆえに、表現しようという意欲が弱いこと。このことは、全体を平坦な演奏にする。
 そして、常に自分の体内時計でしか生きられないこと。これは、リズムをはしょるほかに、演奏を突然始めて唐突に終わるという形でも現れる。
 要は、演奏に深みがないというあたりまえのことだ。
 
 一般の初心者的大人の演奏はどうかと言えば、これらにかなり自制心が加わるものの、たいしてちがいはない。といって、その人たちが子供のごとき人格であるかと言えば、もちろんそうではない。であるのに、楽器を持つと子供にもどってしまう。
 ワタシが慣れない毛筆で字を書くと子供の字になってしまうように、人は不馴れなことをするときには子供にもどってしまうようだ。それは、完成度の問題ではなく、表現の過程が子供的だということだ。つまり、人は誰でも「子供ならではの傾向」を持ちつづけているということなのだろう。

 発表会が終わり、子供たちが全員でなかよく遊んでいる。あの輪の中に入りたい、と心から思ったワタシは、孤独なのだろうか?

 おしまい。 
何度か紹介した「八連百合」の種ざや
百合種ざや

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管理人について

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巴だ リョウヘイ
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職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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