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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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小学校二年生の頃の話。
トマトは野菜か果物か。
理科の時間だったと思うが、クラスがまっぷたつに割れて紛糾した。
ニヤニヤしながら黙って聞いていた先生が言った。
「みんな、きょう帰ったら家の人に聞いてこい」
わたしは野菜派だったが、近所の幼なじみまで果物だと言い張るので、なんだか自信がなくなっていた。

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お盆に帰ってくる魂を思うとき、この生態系全体にも思いを馳せる。
そしてその片隅で、恵みをいただき、密やかに、小さな暮らしを全うしたいと改めて願う。





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今便は、過去のふたつのエントリの続編となっている。

「ふるさとはいくつあってもいい。」
当ブログ #335「源流行 2」で書いた一言だ。
わたしのふるさとのひとつから仕事の依頼が入ったのは、去る五月のことだった。
毎冬1mを超える雪に覆われるその村に、わたしは揚琴を奏で音楽を作るための「生きた静寂」を求めて移り住み、十二回の冬を越した。
その地を離れて十年目の今年、電話をくださったかつてのわたしの大家さんは、当地のすたれている盆踊りと歌を復活させ後世に伝えるのだと力強くおっしゃった。
その大切なワークのお手伝いが、ご依頼の仕事の内容だった。
復活開催する盆踊りの場でその村ととなり村の歌の名手のおばあさんたちの歌を録音して記録してほしい、できればオカリナも吹いてほしい、と。
で、昨日8月8日がその日だった。

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猪はやはりふたたびやって来る。


今回の侵入箇所は 6/29 に侵入した所から約 30m 離れた場所、全て食われた里芋畑のすぐ横だ。
ここもやはり、以前鹿が何度も侵入した「けものみち」だ。
とにかく、これ以上野生動物の生態に詳しくなりたくないのだ。

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猪はある日突然やって来る。


この「猪囲い」のぶっ壊し方から察するに、わたしより力があるのは明らかだ。
てことは、体重 50kg 以上は優にある大物だということだな。

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田植えが始まったんだけど、その前に、ついこの間まで田んぼに居た麦のフォトストーリーを。

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種を播いたからといって必ず芽が出るわけではない。
芽が出たからといって必ず枝葉が伸び広がるわけでもない。
が、播いたつもりのない種がいつの間にか芽を出して、どんどん育っていくこともある。
オカリナ倶楽部・夢見るガチョウは、わたしにとってはそんなこぼれ種のような存在なのやもしれない。
もはや大樹に育った一粒の種、夢見るガチョウ。
で、樹木が重ねる年輪のような恒例の発表会「山の音楽会」が今期も終わった。
山音の年輪は、とうとう二十重となった。

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雨音で目覚めた。
四月最初の朝。
きのう、ウチのコブシが一斉に咲いた。
桜が咲くのももうすぐだろう。
季節は確実に変わっていく。

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京都・獅子谷法然院での「兵庫県南部地震物故衆生追悼の集い」が終わった。
同会では発災翌年の第一回から毎年追悼演奏をお任せいただいてきた。
その間、ご参列の皆様のお心に沿う演奏とは何かを問い続けてきた。
それはわたし自身にとって、震災を問い続けることと同義であった。
いまだに確たる答は出ていないが、毎年何らかの小さな答を演奏のテーマという形に託して臨んだ。
今年の演奏のテーマのひとつは、揚琴の調律に純正律を採用することだった。

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正月早々、とてつもない大樹に出会った。
その大樹は、これまで数年間ワタシが走り続けていた道をほんの200mほどそれた所で、脈々と生きていた。
野間の大ケヤキという。
雪の残る国道から車を脇道へ滑り込ませた所、田園地帯と住宅地の端境に、大ケヤキは忽然と現われた。


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お向かいの餅つきを見学したのは十二月三十日のこと。


薪を焚いてもち米を蒸す。
40年間、毎年この日にこうして餅つきをしてきたそうだ。
薪の火を見ると安らぐとも。

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マイ生徒さんたちの二日間に渡るオカリナの発表会「山の音楽会」が終わった。
二地区・25名ずつに分かれた全15グループの演奏は、それぞれが聴きごたえがあったという月並みな言葉で評するにはあまりに濃密だった。
みなさん、これ以上はないというくらいがんばった。
そんなにがんばらなくてもいいのにと言いたかったこともままあったが、ワタシの小さな心の声はオカリナに込められた魂の叫びの前ではメダカの独唱にすらならなかった。

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うまくなりたい。
理屈抜きで。
本能だ。
では、そのために何をするか?
できればやりたいことだけやってうまくなりたい。
それで満足できればそれがいちばん楽しい。
満足できなければ、やりたくないことに一所懸命に取り組んでみる。
が、行く末は知れている。
だから、人に助けを求める。
ひるがえって、人を助ける。

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いつか動き出すためにじっとしているのか。
それとも…


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アナオが四匹も床下に住み着いてしまった。
猛暑の昨夜、夜中に床下がガタゴトという音で起こされた。
アナオが帰ってきたことはすぐにわかった。
で、明けてきょうのお昼前。
なんだか家の周りのあちこちにアナオがいる。
床下からぞろぞろ出てくる。
修行の旅に出て分身の術を身に付けたか。
やはりムジナは狐狸の類いか。
いや、ちがう、確かに四匹いる。
てことで、午後、外で遊び続けるアナオたちを動画に収めることに大成功。

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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