忍者ブログ
揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
2024-041 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 prev 03 next 05
867  866  865  864  863  862  861  860  859  858  857 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

うまくなりたい。
理屈抜きで。
本能だ。
では、そのために何をするか?
できればやりたいことだけやってうまくなりたい。
それで満足できればそれがいちばん楽しい。
満足できなければ、やりたくないことに一所懸命に取り組んでみる。
が、行く末は知れている。
だから、人に助けを求める。
ひるがえって、人を助ける。

拍手[4回]




The King's Singers ‶Greensleeves‶


この世界屈指のアカペラ合唱グループについて何を今さら書くことがあるのかと言われそうだが、オカリナのアカペラ合奏をいかに磨いていくかという視点で彼らの合唱を視聴するとき、あらたな世界が見えてくる。

オカリナは、アカペラで演奏する場合には特に、ピッチ(音程)を正しく取り保つことが難しい。
一流の合唱グループがどのようにしてピッチをキープしているか、キングス・シンガーズの演奏はとても参考になる。
第一に、よく聴き合っている。
第二に、役割分担が明確であり各々の役割に対する理解と自覚が完璧である。
第三に、楽しんで歌っているので無駄な力が入っていない。
それゆえに、ピッチは正しく保たれ、音がひとつに溶け合って美しい音色を生み出している。

(もちろん、リズム、息、抑揚の合わせ方に非の打ち所がないことも相まって。)

で、キングス・シンガーズの歌い方を聴いていると(動画をいっぱい観た)、ここぞという場面ではほとんどがノンビブラートでハモられている。
それがかえって、人間の歌声とは思えない芳醇な音色を作り出している。
ブルガリアンボイスもそうだったが、声というものは、組み合わせ重ね合わせることで、まったく新しい命を得ることがよくわかる。

このノンビブラート、オカリナ合奏でも生かせる。
ただし、正しいピッチであることと音をまっすぐに保つことが欠かせない。
そのようにしてハモると、オカリナの音とは思えない、ときにはオルガンのような音色が生まれる。
だから「みんなで吹けばこわくない」の次のステップは「みんなでハモれば生まれ変わる」かな?

いい合奏、合唱を聴くと、ハモってるつもりでハモれてないときにどうれすばいいかが見えてくる。
個々の力には限りがある。
個々の力を磨くだけでは合唱・合奏の限界は低い。
互いを生かし合う。
これこそがコミュニティーの限界を広げ、個々を解き放つ道だとワタシは思う。
…以下、キングス・シンガーズのクリスマス特集。

The King's Singers ‶The Little Drummer Boy‶



The King's Singers ‶Jingle Bells‶




The King's Singers ‶Noël nouvelet ‶


 おしまい。 

14.10.26 記 
PR
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
おしらせ
お問合せはホームページの "FAQ & Form" からしていただけます。
太 陽 暦
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
New Comments
※ 非公開を希望される方はその旨お書きください。
[09/10 水戸ふぢ]
[09/05 森下知子]
[07/17 Kitty]
[05/31 Kitty]
[04/17 Kitty]
[03/13 巴だ]
[12/08 栗美]
twitter
ブログ内検索
New Track Back
ようこそ
バーコード
"巴だ リョウヘイ" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP@SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]