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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#297 捨てられた巣とたまごのその後

「はいおく」と聞けば、何を思い起こすだろう。ガソリン代急騰のこのご時世では、やはり「ハイオク」だろうか。ウチの中古車は、5年前によく調べずに買ってしまってから、ハイオク仕様車だとわかってガクゼンっ。で、今はひーひー言っている。そして4年前、京都府下の農山村で家を探して回っていたときは、頭には古民家のことしかなく、ガソリンスタンドで従業員に「ハイオクですねっ」と確認されると「・・・? 否、『廃屋』ではなく、すぐに住める家を探しているのである」と答えていたものだ。

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#292 穴男のその後

 穴男はその後もちょくちょく現れる。きょうは、夕方のまだ陽が高い頃合いに堂々と現われ、野菜くずを捨てに裏庭に出た同居のよく知ったご婦人の顔をちらりと一べつして、悠然と去って行ったそうな。先日、暗闇にフラッシュを当てて写真を撮ることに成功したのだが、黄色く光る目と身体の輪郭がなんとか見て取れるくらいにしか写らなかった(本文末尾)。赤外線レンズがいるわい。

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#287 もしもハチに刺されたら

 おでこをハチに刺された。麦わら帽をかぶって家の前の斜面に張り付き、放ったらかしになっていた深い草むらを鎌で刈っていたときだ。深い草むらを刈るときは、草陰に巣を作っているハチとアブに注意することは常識だ。わかっていても、やられるときはやられる。実は毎年やられている。ワタシに常識なんぞが通用するものか。

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#284 穴男の権利について

 7月20日の倉吉での演奏に向けて19日に出発する。「揚琴と語りのひととき」の演目は、竹崎利信さんの語りとワタシの演奏による宮澤賢治作「なめとこ山の熊」だ。猟師の淵沢小十朗は熊撃ち名人でありながら熊を愛し、また熊たちも小十朗を愛したという不思議で悲しいお話だ。人間と自然との関わりのすばらしさと悲しさ、人間の原罪を描いた、賢治作品の中でもワタシがもっとも好きな物語だ。かつて暮らしていた山里の風景がありありと目に浮かんでくる物語でもある。

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#283 穴男、吠える!

 証言3. 向かいのおばさん。「あれ、なんや」と同様に淡々と。
「二匹おる」
 きのうのこと、ウチの敷地につづく斜面を、二匹の「あれは、アナグマや」が連れ立って上っていったそうだ。つがいにちがいない。では、穴男のほかに穴子がいるということになる。いや、穴子と書けば江戸前に限るとされる寿司ネタのことだ。むじなのむじ子としよう。

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#282 うわさの穴男

 昨年来、ワタシの仕事部屋のすぐ横の側溝の中に、何度もでっかい UNKO をするヤツがいた。まさしく水洗トイレだ。洗濯物を干すためにそこを通るよく知ったご婦人は閉口していた。タヌキ、キツネ、サルにしてはでかすぎる。イノシシやクマにしては小さいしシチュエーションが不適切だ。ワタシは近頃出没をよく耳にするアライグマを疑っていた。が、どうもそうではないらしい。

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#272 峠

 きょうは、峠越えだ。明日から下り坂だ。あー、さびしい。年に一度のこの日、このなんとも言えない淋しさはなんなのだろう。きょうまで、もっと楽しめばよかった、もっと働けばよかった、もっと早起きすればよかった、などなど、後悔ともつかぬ淋しさがこみ上げてくる。

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#270 訓練オタク

 ウチの家は古民家、いわゆる古家を、リフォームせずにほぼそのまま使っているので、電気設備も昭和30年代のままというものも多い。配線こそほとんどは壁の中を通してあるものの、多くの照明器具のスイッチは、器具からぶらりとぶらさがったヒモを引っ張るタイプのものだ。壁スイッチに慣れた現代人の中には、このヒモを邪魔に感じる人も多いと思う。

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#267 ガソリンが上がればお花がふえる

 この二月に発表された全国消費者物価指数総合によれば、二月現在の物価はエネルギー関連が高くなっているほか、マヨネーズ12.6%、スパゲッティ10.2%、食パン8.5%、カレールウ7.5%、あんパン6.2%など、穀物価格高騰の影響を受けた食料品が軒並み高騰しているそうだ。ワタシの好物ばかりじゃないかっ。

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#251 この手が、この手が悪い

 T市の駐車場で車を降りたとき、眼の前のへい際に、数本のカラスノエンドウがひょろりと生えていた。と、瞬時にワタシの右手が伸び、それらを引き抜いていた。はっとわれに返り、周囲を見渡した。誰にも見られていないことを確かめて安堵したものの、自分自身の思いがけないというか異常な行動に、カラスノエンドウを握りしめたまましばらく呆然と立ち尽くしていた。

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#249 ゆでたまごはやさしいか

 すばらしい陽気がつづいているのに、心の隅にひっかかる小さな出来事がある。三日前から親鳥が帰らなくなった巣の中の小さな小さな卵は、きょうも親鳥を待っているのだろうか、とふと考えてしまう。が、自分が何者であるかもしらない卵が何かを待つなどということがあろうはずもない。どこまでも感情移入しつづける自分にあきれている。

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#248 鳥の暮らしがわからない 2

 親鳥が巣を空けてから二日がたった。どこへ行ってしまったのだろう。きょう一日、気がつけば小鳥と巣の中の小さな小さな卵のことを考えている。この数日は夏のような暖気に包まれているとはいえ、高原性の気候の当地の夜はやはり冷え込む。卵はもはや冷えきってしまっているかもしれない。うっかり巣の前を通りかかって親鳥を驚かせてしまったことが悔やまれてならない。エサを探しに行った先でなんらかの事件に巻き込まれた可能性もある、などとニュース解説風に冷静ぶってみても、むなしくなるばかりだ。

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#247 鳥の暮らしがわからない

 野鳥が人家の近くに巣をかけることは、そんなに珍しくないようだ。が、これまでウチの周囲に巣をかける鳥はいなかった。家の中に入ってきて巣を作ろうとするツバメはいたが、ワタシの抵抗に遭ってあきらめた。あたりまえだ。いくらなんでも家の中に巣を作られては困る。家賃を払ってくれるのなら話は別だが。

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#245 不思議

 ついこの間まで丸裸だった山の木々が、こんもりとした緑をたたえ始めている。木の芽吹きを間近で見てみると、この枯れてしまったかのような枝のどこにこんな緑が蓄えられていたのだろうと、不思議になる。茶色かった地面は緑に被われ、黄色や白や紫の花が咲き乱れている。これまた、どこにこんなに鮮やかな色が蓄えられていたのだろうと、不思議がきわまってくる。毎年毎年当たり前のようにつづくこの自然の営みが、春から初夏にはまことに不思議なものに思えてくる。

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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