忍者ブログ
揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
2025-011 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 12 next 02
38  39  40  41  42  43  44  45  46  47  48 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

#314 身にまとうもの

 天然素材100%というコピーがもてはやされる時代だ。それが手作りならばなお喜ばれる。衣類が天然素材と手作りを極めれば、綿や繭や麻の茎や羊の毛の繊維から手で糸を紡ぎ、植物や泥などの天然染料で染め、手織りして、手縫いで服に仕立てるという工程になる。そんなたいへんなことを誰がするものかと、今の日本人なら思うにちがいない。が、そんな服を作って売っている人がいる。

拍手[0回]

PR
#313 遊んで、呼吸して

 楽器は音楽を表現するためにある。ところが、音楽を表現する際のもっとも大きな制約にもなる。上手になれば制約がなくなるかと言えば、そうではない。演奏の際に、楽器が音楽を表現する行為に欠かせないものであると同時に制約にもなることは、言わば宿命なのだ。宿命。悲しいサダメ。

拍手[1回]

#312 無用の用

 ふと空いてしまった時間に浸ることで、大きな喜びに出会うことがある。普段やらないことをしてみることで、幸運を手にすることがある。が、このような機会がどれほど少ないことか。空白の時間や普段とちがうことをしてみる時間は、もしや創り出さないと生まれないのだろうか。

拍手[1回]

#311 事実と虚構のはざまにて

 みーちゃんによれば、みーちゃんの学校のT先生が、ワタシにオカリナを習っているとおっしゃっていたそうだ。が、ワタシはT先生のことを知らない。ワタシはT先生にオカリナを教えていないし、かつて教えたこともない。フルネームを聞いたが、姓名ともにまったく覚えがない。となり町に住んでおられるそうだが。
 どう考えればいいのだろう。

拍手[0回]

#310 捨てませう

 練習とよく似た言葉に修行がある。練習と修行のちがいは、そこに精神面の向上プログラムが含まれているか否かではないかと思う。精神面の向上とは、人格形成とも言えるし、平たく言えば「えらい人になること」だとも言える。それはいかにもたいへんそうなので、練習すらきらいな人は、修行と聞いただけで3秒せぬ間に逃げ出すこととなる。が、えらい人になろうとするなど、そもそも修行の精神にもっとも反するのではないか。

拍手[1回]

#309 素肌的オカリナ

 久しぶりに、新しいオカリナを買った。倉敷市の陶器とオカリナの専門店から取り寄せた。といっても、演奏用ではない。レッスン用なのだ。とてもやわらかい音色と吹きやすさによって、ワタシの生徒さんの間で急激に人気が高まっているこのオカリナ。ある個人工房の製品だ。生徒さんたちの中で使う人が半数近くにもなったもので、運指のコツや息使いを指導するに当たってセンセイも持っていた方がよかろうと思い、あわてて購入したのだ。

拍手[0回]

#308 ばかやろうども

 正義の雨乞い師目指して修行している者がいるというのに、そのささやかな苦闘をいともあっさりと踏みにじろうとする輩がいる。北極海の氷が温暖化によってどんどん溶けているが、それによって新しい航路が生まれ、日本から欧米への航行日数が7割から半分程度になる、これは災い転じて福となすだと言うのだ。ワタシはただちに全日本祈祷師協会に、このニュースへの協会としての対応について問い合わせた。

拍手[0回]

#307 ゴッドファーザーたること

 名前は、その人のイメージを作る。また名前には、言霊が宿る。それゆえに、名前を付けるのはむずかしい。グループの名前であればなおさらだ。そのグループの性格はもちろん、方向性や理想を表現していなければならない。そのグループが対外的にアピールすることを目論んでいるのならば、インパクトがあり、おぼえやすく、親しみやすいものであることが望ましい。と書けば、こむずかしいが、グループの未来を想い、名前を考えるひとときは楽しい。

拍手[0回]

#306 雨乞い師たること

 雨乞い師の修行を始めてまもなく一年がたつというのに、いまだ見習いの域を脱することができない。今年前半はセンセイ業に打ち込んでいたせいもある。全国的少雨をなんとかすることは、雨乞い師の使命であったはずだ。それなのにワタシは、呪文のひとつを憶えるでなく、オーラを磨くこともせず、ただただ少雨を傍観していた。そんな情けないワタシに、先日、全日本祈祷師協会からの除名の警告の通知が舞い込んだ。

拍手[0回]

#305 みんなカレーの鍋の中

 久しぶりにカレーを作った。無限のバリエーションの中から、その都度自分の味を探し出す。カレー作りは面白い。ワタシのこだわりのひとつは、タマネギの扱い方だ。特に市販のルーを使わないで作る場合は、タマネギの調理の仕方が味を決める最重要ファクターになると思っている。そしてワタシのスパイスの生かし方は、「日本の常識」に反しているものだから、それがこだわりだとも言える。このカレー作り、ワタシの仕事のひとつに似ているのだが・・・。

拍手[1回]

#304 顔のない音楽会

 ある日曜日の朝、ホテルの一室でたまたま見た音楽番組。進行役は指揮者の佐渡裕さん。ゲストはテノール歌手の錦織健さん。この日は、アマチュアのコーラスグループのクリニックがテーマだった。対象は全国で優秀な成績を修めたみっつのグループ。この番組、合奏を指導する者にとってたいへん勇気づけられる内容であったばかりでなく、すべてのアマチュア合奏・合唱団員に見てほしかった。

拍手[1回]

#303 人でよかった

 精一杯練習して、体調を整えて、気持ちを落ち着かせ、万全の備えをした上で本番に臨んで、細心の注意を払って、全身全霊を込めて演奏しても、失敗するときは失敗する。それには理由がある。

拍手[1回]

#302 夢のフェスティバル

 毎年開かれる「オカリナフェスティバル in 神戸」は、今年は8月23日と24日となった。われわれは関西風に「オカフェス」ないしちょっとおしゃれに「神戸フェス」と呼んでいる。今年もともえだ「悶下」のオカリナサークル「夢見るガチョウ」から七つのグループが参加している。七つの子と呼ぶほどかわいいかどうかは別にして、健闘を期待していたセンセイ。その模様のリポート。

拍手[1回]

#301 今こそ立ちあがれっ

 ここ数日、グレン・グールドがブラームスのピアノ曲を弾いているCDを聴いている。それはやっぱり、グールドの世界そのものだった。あの「ドゥワラタタタタタッ、ディンディンディリティティティッ」という超絶技巧は、何を弾いてもグールドの世界を作り上げてしまう。機械に弾かせても、ああは研ぎすまされた音は出せないだろう。躍動するすべての声部が、骨髄をゆさぶってくれる。その亡きグールド、希代の変人ミュージシャンと言われたが、その変人ぶりの表れのひとつが、彼が使ったイスだった。

拍手[0回]

#300 宿命の出会い

 前々便#298前便#299 とつづけてオカリナの選び方について書いてきたが、今便では書き残したいくつかのことについて。もちろん、すべてワタシの私見である上、いちばん言いたいことは「自分の耳と指と身体で確かめて、自分に合ったものを選ぶ」だから、少しでもその参考になればと思って書いているだけだ。だから「お前はそんなにいいオカリナを持っているのか」と問われれば、「拙者にとっては良きものでござる」とお答えすることになる。マイ・オカリナはどれも既製品の普通品なので100%の満足度とはいかないが、そのうち本番で使うものは「使い慣れるまで使えた」という意味で納得している。

拍手[1回]

おしらせ
お問合せはホームページの "FAQ & Form" からしていただけます。
太 陽 暦
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
New Comments
※ 非公開を希望される方はその旨お書きください。
[09/10 水戸ふぢ]
[09/05 森下知子]
[07/17 Kitty]
[05/31 Kitty]
[04/17 Kitty]
[03/13 巴だ]
[12/08 栗美]
twitter
ブログ内検索
New Track Back
ようこそ
バーコード
"巴だ リョウヘイ" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP@SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]