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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#562 信じる者は

 演奏が終わった時、舞台となった教会の祭壇で、小学生の女の子から手作りのブーケと笑顔を手渡された。鼻ぺちゃでオメメぱっちりの、とても可愛らしい子だった。はにかんでいるその子に握手を求めると、ワタシのごつごつした手をそっと握り返してくれた。その手はとても小さく、冷たかった。きょうはいい天気だったとは言え、やっぱり寒かったんだなー。

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#561 盗 め

 何事にもコツというものがある。職人の伝統の技のコツともなれば、そんじょそこらの人がほいほいと会得できるものではない。が、多くの伝統工芸の世界で後継者不足の昨今、職人技のコツを少しでも理解しやすくしようとする試みが報じられていた。オカリナ演奏のコツもなんとかわかりやすくならんものだらふか、と常々思っているワタシは食いついた。

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#560 聖職者志願せず

 #557「聖職者」で、ヴァン・クライバーン氏の「演奏家は聖職者でなければならない」という言葉を紹介した。この言葉が、今のワタシにはずっしりと重くのしかかっている。16日に行なわれた法然院での演奏では、煩悩の塊の自分に毎回聖職者としての一面が求められていることを感じる。来たる24日の演奏会場は、とうとうキリスト教の教会だ。へんたいだ。

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#559 変拍子

 楽譜の最初の小節の左端を見ると、必ず分数のような数字が書かれている。「4分の4」「8分の6」てなもんだ。その通り、これらは「4分の4拍子」などと読んで、その曲の拍子を表わしている。理論上は無数の種類の拍子があるが、多くはそのうちの7、8種類が用いられている。が、ときどきへんたいな拍子の曲もある。

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#558 柱の傷

 このブログのプロフィールの欄に「演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで」と書いている。が、演奏目的がなんであれ、やることはおんなじだな。目の前のお客さんのために、あるいはメディアを通して自分の音楽と向き合う人々のために、用意した曲を自分の楽器で演奏するまでだ。で、やることがおんなじだけではなく、気持ちもおんなじだな。

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#557 聖職者

 曲の一小節目で聴く者を泣かせる演奏家など、そうざらにいるはずもない。ワタシにとってのそんな一人が、ピアニストの辻井伸行さんだ。彼がピアノの前にすわり、ほんのいくつかの音を奏でれば、ワタシの涙腺はあっという間にゆるんでしまうのだ。

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#556 家 族

 楽器愛好家は、自分の家の中で好きなときに好きなだけ音を出せる環境を持っている人はごく少ない。だから、当人にとっては至福のひとときである練習を、家族にいやがられることが多い。ほとんどの愛好家は、家族の冷たい視線ときびしい批評にさらされながら、愛する楽器を「奏でる」という大切な時間を過ごす。

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#555 発 効

 ある席で、ある人問うて曰く。「国の自衛のための最小限の戦力って、どの程度の戦力のことなの?」ある人答えて曰く。「日本の自衛隊は今、世界で実質第五位の戦力を持っている。それが最小限だということになるらしいよ」アメリカ、ロシア、中国に次いで軍事予算を使っていて、それが最小限だとは、この不景気にへんたいだ。

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#554 貢 献

 正月に、今も正月だが、久しぶりにでっかいショッピングセンターに買物に行った。大阪近郊では屈指のショッピングモールだ。また、きょうは大阪市内へ向かう電車にも乗った。これまたかなり久しぶり。で、最近はこうした人混みに身を投じたときに、人々の着衣の色彩が気になる。限りなくモノトーンに近いのだ。これが流行なのだらふか。

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#553 それはよかった

 仕事始めは、オカリナの生徒さんたちの今年の教材の準備だった。というか、この作業が当分つづきそうでそれはよかった。新年に取り組む新曲。さぞやみなさん胸を踊らせて、楽譜と音源がワタシから届くのを待っておられることだらふ。そう思うと、がんばらざるを得なくてそれはよかった。今年は、もう、何があっても「それはよかった」で通すことにして、それはよかった。

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#552 ある力

 映画「ビルマの竪琴(85年版)」を見た。泣けたなー。リアリティーと比喩的表現が独特のバランスで織り交ぜられた演出によって、国境を越えた人類愛、音楽が持つ人と人とを結びつける力を高い純度で表現することに成功していたと思う。ビルマの竪琴が実際はどんな音色なのかとの想像力もかきたてられた。

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#551 秘 訣

 新年早々当ブログをご覧になっていただいていることに、心より御礼申し上げまする。
 毎年一月一日には、テレビでウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見る。ウィーンの人々の音楽文化を大切にする気持ち、シュトラウスの曲の素晴らしさ、ドナウ川の美しさ、そしてもちろん毎年替わる指揮者の指揮ぶりなど、見所は多い。今年の指揮者も素敵だった。

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#550 一篇の詩

 大晦日、当地に雪が積もり始めた。雪の新年は久しぶりだ。
 さて、正月には、一年の抱負を考えるよりも、先人の素晴らしい言葉を胸に刻む方が性に合っている。何年前だっけか、まだブログを書いてない頃、ホームページに新春を飾る一文として掲載した先人の一篇の詩。ここで再び掲載させていただきたいと思う。

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#549 一文字

 一年の計は元旦にありと言うが、一年を振り返るべき日はいつなのだらふ。年末の慌ただしい頃にはなかなか振り返れないのが常だが、忙中閑あり、ふと一息つくとき、往く年を振り返ったりもする。巷では毎年、この一年を一文字で表わす習わしが定着しつつある。夕方ほっこりしたとき、ワタシにもふといくつかの文字が浮かんだきた。

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#548 ぶんぶく

 おこげなんて、何年ぶりに食べただろう。うまいっ、うますぎる。最近見なくなったものと言えば、スピッツとあばら骨とおこげだ。子どもたちはおこげなんてものを知っているだらふか。好き嫌いが多い子どもには、おこげを食べさせれば食が進む。ワタシだけだったやもしれないが。てことで、きょうはおこげ談義なのだ。

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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