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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#710 各々鹿々

 なんて濃い霧なんだ。今夜は急に冷え込んだからだな。視界10mあるかどうか。のろのろ運転で山中のダム湖の横の細い道を走っていると、右手の山側で何かが動いた。田舎暮らしもかれこれ十七年ほどのワタシ。確かめるまでもない。夜にこんな所で動く物体の正体はわかっている。わかってはいるが、避けられるとは限らない。急ブレーキを踏みつつ回避運動をとった。

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#656 豊 穣

 前便で、コウノトリは田んぼの稲を踏むのでお百姓に目の敵にされて乱獲され、絶滅後に、コウノトリによる実害はなかったとわかったと書いた。これは当時の農民のバカさ加減を表しているエピソードのひとつだ。このコウノトリに対する謂れなき弾圧は、豊岡でも行なわれた。それがなぜ、豊岡だけが一転してコウノトリ保護へと動いたのか。

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#655 奇 跡

 野生のコウノトリが飛ぶ姿のなんと美しいことか。兵庫県豊岡市は、25年前から町をあげてコウノトリの復活に取り組み続けている。ワタシが豊岡で見たのは、5年前から少しずつ放鳥されてきたものの一羽だ。兵庫県立コウノトリの郷公園を訪れて、この町が目指しているものは単にコウノトリの復活だけではなく、雄大なユートピアであることを確信した。

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#652 緑 化

 都会の人、聞いて下さい。都会の人が夜も逃れられない猛暑で苦しんでいるときに、田舎人はせっかく都会より涼しい所に住んでるっちゅうのに、へんたいな「涼の浪費」をしとります。都会では、涙ぐましくもビルジングの屋上にまで草花を植えて、なんとか緑をふやそう、でもってなんとか涼しくしよう、省エネしようとしているご時世に、田舎人は草という草を刈りまくっているのでする。

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#650 川刈り

 高校時代に想っていた吉永小百合似の人と久しぶりにお話ししていたら、ブザーが鳴った。ウチの玄関のブザーに似ている。と思ったら、ウチの玄関のブザーだった。なんだ、幸せな一時は夢だったのか。ぶつぶつ言いながら玄関の扉を開けると、ルイス・ファビアーノが立っていた。吉永小百合となんというギャップだ。ファビアーノが言った。「今日は『川刈り』なのである」

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#649 怪談以前

 午後3時、外出から帰宅する途上の国道の気温表示は依然として35度だった。炎天下で燃えだしそうな家にたどり着くと、信じがたいことに、ウチの裏から草刈り機の爆音が聞こえる。斜め向かいのおじいさんだ。御歳83歳。で、草刈り機の爆音のはざまに、時折木で木を打ち鳴らすような不思議な音が混じる。少し乾いた、なんだかなつかしいような音色だ。

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#648 洪 水 2

 豪雨は去った模様。が、これからはこのような豪雨的季節が定着していくのだらふかという不安がいや増した。洪水と言えば、ノアの方舟伝説を思い出す。旧約聖書にあるノアの方舟についての記載は、史実なんだろうか。それとも伝説の域を出ないものだろうか。わが全日本祈祷師協会は、いずれの立場も採らず、アララト山に漂着したとされる方舟の探索継続を強力に望んでいる。

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#646 洪 水

 雨乞い師の仕事は、気象全般をコントロールすることだ。だから、祈祷によって雨を降らせることは、任務の一部にすぎない。それはもちろん、人類史上常に最重要任務ではあった。が、昨今は雨を止ませる任務の比重が急激に増していることは想像に難くないと思う。このたびの全国的豪雨に接して、ワタシが所属する全日本祈祷師協会では何度目かの緊急会議が招集された。

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#625 マイ・エコ

 物には作った人の精神が宿ると言う。その通りだと思う。子どもの工作から工業製品まで、作者の意図と意思と感性が反映されていない物はない。が、物には使う人の精神も宿るように思う。たとえ原型に手を加えなくても、使ううちに使う人の手と思いによって、物は新たな命を吹き込まれるように思う。だから、長らく苦楽を共にした物に対して愛着が湧くのだろう。

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#612 番

「番」と書いて「つがい」とも読む。蝶番つーと、二枚の板をつないで開閉できるようにする金具のことだ。つまり「つがい」とは「 二つのものが組み合わさって一組みになること。また、そのもの(大辞泉)」との意味だ。動物のバアイは夫婦的カップルのことですな。動物では、およそ番を形成しない種は存在しない。するはずがない。それゆえに、悲喜こもごものドラマが生まれる。

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#604 イカル

 昨日、あるオカリナグループのレッスンの時間、会場の裏の川向こうにつづく竹やぶから、イカルの歌が聴こえてきた。何か講義していたワタシだったが「おっ、イカルである」と、ついベランダへ歩み寄ってしまった。すると全員がベランダへ集まってきて、みんなでイカルの歌の鑑賞となった。晴天の春の空の下、イカルの美声はみんなの心に響き、レッスンも一段と盛り上がった。

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#600 茶色の呪い師

 人とでも物とでも、思いがけない出会いには心ときめくものだ。野鳥とだってそうだ。知らない鳥に出会ったとき、聴いたことがない美しいさえずりを聴いたとき、心はときめき弾む。その場所が街中の思いがけない場所であったりしたら、なんだか得をした気分になる一方で、なんでこんな所にいるの? と、少し鳥が気の毒になったりもする。

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#599 カワセミ

 三日前のこと。ウチの側をツバメが飛んでいるのを発見。そしてきのう。レッスンに向かったM市でも目撃。いずれも二羽。群れの先遣隊だらふか。少し時期が早いような気もする。が、高原的気候の当地でも桜が散り始めたことと合わせ、季節がどんどん進んでいるのを実感した。そんな夕べ、素敵な野鳥の写真を撮りつづけている写真家のサイトに出会った。

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#598 カラヤン

 カラヤンは騒々しい。どうして朝っぱらからあんなに大きな音を出して人に迷惑をかけるのだらふ。黒ずくめの衣装でまことに高貴に装っているが、あれはなんだか死神の使いのようでもある。カラヤンを好きだと言う人もいるようだが、陰口の方が目立っているように思える。とにかく、朝からウチの回りで騒ぐのはヤメにしてほしい。カラスのカラやん。

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#594 人畜無害

 まったく、なんという天気だらふ。きょうは陽が射したかと思えば雪が降り、青空からあられが落ちてきて、時折強い風が吹き、それらは果てしなく交互に繰り返された。春になったはずなのに、まだまだ冬は構えを解いていないようだ。冬になると人の家にもぐり込んでくるカメムシも、なかなか出て行ってくれない。このカメムシだが、まことに不思議な習性があることに気がついた。

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

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特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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