忍者ブログ
揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
2025-011 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 12 next 02
40  41  42  43  44  45  46  47  48  49  50 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

#284 穴男の権利について

 7月20日の倉吉での演奏に向けて19日に出発する。「揚琴と語りのひととき」の演目は、竹崎利信さんの語りとワタシの演奏による宮澤賢治作「なめとこ山の熊」だ。猟師の淵沢小十朗は熊撃ち名人でありながら熊を愛し、また熊たちも小十朗を愛したという不思議で悲しいお話だ。人間と自然との関わりのすばらしさと悲しさ、人間の原罪を描いた、賢治作品の中でもワタシがもっとも好きな物語だ。かつて暮らしていた山里の風景がありありと目に浮かんでくる物語でもある。

拍手[1回]

PR
#283 穴男、吠える!

 証言3. 向かいのおばさん。「あれ、なんや」と同様に淡々と。
「二匹おる」
 きのうのこと、ウチの敷地につづく斜面を、二匹の「あれは、アナグマや」が連れ立って上っていったそうだ。つがいにちがいない。では、穴男のほかに穴子がいるということになる。いや、穴子と書けば江戸前に限るとされる寿司ネタのことだ。むじなのむじ子としよう。

拍手[0回]

#282 うわさの穴男

 昨年来、ワタシの仕事部屋のすぐ横の側溝の中に、何度もでっかい UNKO をするヤツがいた。まさしく水洗トイレだ。洗濯物を干すためにそこを通るよく知ったご婦人は閉口していた。タヌキ、キツネ、サルにしてはでかすぎる。イノシシやクマにしては小さいしシチュエーションが不適切だ。ワタシは近頃出没をよく耳にするアライグマを疑っていた。が、どうもそうではないらしい。

拍手[1回]

#281 点で生きている

 車の中は屋内か屋外か、と問う。多くの人は屋内だと感じているのではなかろうか。暑い夏にはそこは温室またはサウナとなる。が、法律というものはときに意外な判断を示す。駐車中の他人の車に勝手に乗り込んでも、それだけでは不法侵入にならないそうなのだ。つまり、法的には車の中は屋外だということだ。

拍手[0回]

#280 かわいい子には旅をさせるな

 暑いさなかに、きゅうくつな箱にぎゅうぎゅう詰めにされて、さらに暑苦しいシートでぐるぐる巻きにされて、見知らぬ人にかつがれて、何度も何度も車を乗り換えて、丸二日間かけて1,200㎞近くを旅して、ようやくマイ揚琴が帰ってきた(7月8日)。どこにもケガはない。そればかりか、厳重な梱包が功を奏し、カゼもひいておらず、熱中症にもかからなかったようで、すこぶる元気だった。思わずほおずりしてしまい、顔に弦と駒の跡的キズがついた。

拍手[0回]

#279 いぶりがっこ

 くん製が好きな人は、とことん好きな人が多い。あの香ばしさがたまらないと言う。一方くん製がきらいな人は、「煙くさいからきらいだ」と言う。タバコの好き嫌いとおんなじ理由なのがおもしろい。
 ワタシはくん製党だ。一時、自分で釣ったヤマメやアマゴのくん製作りに凝った。で、これまでに出会ったくん製の中に、幻のくん製とでも呼びたいものがあった。それが「いぶりがっこ」だ。「いぶりがっこ」と聞いて想像するものはなんだろう。ガチョウのくん製だろうか。ワタシがガチョウを食べると共食いになるのでそれは避けたい。

拍手[0回]

#278 グリーンアイランド

「ベルトをしておられますか?」
「あい」
 知的美形の彼女は「失礼します」と抑揚のない声で言うと、躊躇なくワタシのシャツをまくり上げ、無表情でヘソのあたりに手を伸ばし、ベルトのバックル部をつまみあげた。
 空港で金属検知器にひっかかったのだ。担当の女性職員は、ベルトの裏側に不審物がないかを丹念に調べている。こんなところを若い女性にタッチされたものだから、ずいぶん緊張してしまった。サミット開催の影響で空港の警備はずいぶん強化されていた。

拍手[0回]

#277 それでも旅は道連れに限る

 きのう(7月1日)は七十二候のひとつ半夏生だった。関西では半夏生にはタコを食べる。讃岐ではうどん、福井では焼き鯖を食べるんだって。これはおそらく、土用にウナギ、節分にイワシ、バレンタインにチョコレートと同じく、魚屋とうどん屋の陰謀にちがいないと思う。
 半夏生の頃に葉の表面が白くなる植物がある。半夏生、または半化粧と呼ばれる。個体数の減少が危惧されているが、きょうの夕方、通りがかった北摂の山中で写真を撮ることができた。深山幽谷の渓流沿いで見られることが多いのだが、それほど山深くない川の源流部にその浮世離れした美姿がたくさん見られた。きょうは早朝から日本海まで走り、取って返して北摂まで、計270数キロを走ったのだった。

拍手[0回]

#276 苦労人とは

 明日は早朝の出発だというのに、こんなことをしている場合ではない。ウチから車で2時間の会場で朝9:00からの演奏だなんて、何時に起きればよいのか逆算するのがおそろしい。こんな日に限って、前日に現地で宿泊できない事情が重なる。6月19日の演奏は9:30からだったし、このところワタシを朝型人間に改造しようとする天の意思を感じる。

拍手[0回]

#275 燕

 大阪は八尾で暮らす人々をヤオ族という。中国の雲南省からの移民の末裔だといわれるが、真相は定かではない。そのヤオ族が暮らす地域のまっただ中でのアリエッタのライブが終わった。なかなか盛り上がり、揚琴まで運び込んで演った甲斐があった。揚琴ソロのコーナーでは雲南省生まれの「瑶(ヤオ)族舞曲」を演ろうかとも思ったが、長くなるのでやめにした。が、オカリナ + チェロ + 揚琴でトライした中国曲「燕になりたい」での取り組みは、この曲に伝承歌という生い立ちを超えた新たな命を吹き込んだと思う。不祥の作者の思いやいかに。
 で、このライブとは直接は関わりがないことかもしれないが、やっぱりどうしても書いておこうと思うことがある。

拍手[0回]

#274 170号線

 明日6月27日(金)は八尾でアリエッタのオカリナライブだ。たくさんの人が聴きにきてくれたらいいな。
 八尾はワタシにとってはこの二十年ほどはほとんど縁がない地域だったが、それ以前の数年は逆にとても縁が深いところだった。当時高槻に住んでいたワタシは、大型車でごった返す国道170号線を愛車で走って何度も八尾に通ったものだった。

拍手[0回]

#273 念 願

 人生、思いがけず念願がかなうことがあったりする。引力っ。いや、棚からボタモチだったら重力か。とにかく、やってきた幸運は、ワタシの揚琴に勝るとも劣らない立派な体格の楽器であったのだった。

拍手[0回]

#272 峠

 きょうは、峠越えだ。明日から下り坂だ。あー、さびしい。年に一度のこの日、このなんとも言えない淋しさはなんなのだろう。きょうまで、もっと楽しめばよかった、もっと働けばよかった、もっと早起きすればよかった、などなど、後悔ともつかぬ淋しさがこみ上げてくる。

拍手[0回]

#271 先生、おはようございますっ

「みなさま、おはようございます、巴だです。きょうはいつになく緊張しております。と言いますのは、ワタシは実はこどもの頃、特に中学・高校時代、勉強がからっきしダメで、成績はいつもビリッケツ争いをしておりました。それなのにきょうは、なんと言いますか、その、職員室で演奏するような気分でありまして・・・」どっと笑い。

拍手[0回]

#270 訓練オタク

 ウチの家は古民家、いわゆる古家を、リフォームせずにほぼそのまま使っているので、電気設備も昭和30年代のままというものも多い。配線こそほとんどは壁の中を通してあるものの、多くの照明器具のスイッチは、器具からぶらりとぶらさがったヒモを引っ張るタイプのものだ。壁スイッチに慣れた現代人の中には、このヒモを邪魔に感じる人も多いと思う。

拍手[0回]

おしらせ
お問合せはホームページの "FAQ & Form" からしていただけます。
太 陽 暦
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
New Comments
※ 非公開を希望される方はその旨お書きください。
[09/10 水戸ふぢ]
[09/05 森下知子]
[07/17 Kitty]
[05/31 Kitty]
[04/17 Kitty]
[03/13 巴だ]
[12/08 栗美]
twitter
ブログ内検索
New Track Back
ようこそ
バーコード
"巴だ リョウヘイ" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP@SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]