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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#347 体 力

 こう寒いと、朝から外へ出て何かしようという気にならない。こんな日に土木建設野良作業をやっているのはプロだけだろう、と思っていたら、向かいのおじさんというかおじいさんは、朝早くから外で仕事をしておられる。八十過ぎてあのタフさはどこから湧いて来るのか。

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#346 グループとは

 ワタシはオカリナのセンセイとして、主にグループの指導をさせていただいている。グループというものは、一人の人と同じで、実にさまざまな個性を持っている。何がそんなにおかしいのか笑いが絶えないグループ、何がそんなに辛いのかとても音無しいグループ、お金の勘定始めいろいろと細かいグループ、何ごともおおざっぱなグループ、などなど。その「などなど」のいくつかをご紹介。

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#345 サービス

 男は女性にはやさしくありたい。重たいものは持ってあげたい。近ごろの多くの酒屋では、ビールをケースで買うと店員が車まで運んでくれる。ときどき、かわいい女性店員さんが運ぼうとする。そんなとき、ワタシは必ず「いいです、いいです」と言って自分で運ぶ。いたいけな女性に重たいビールを運ばせて平気な顔をしてられるほど、ワタシはタフではないのだ。

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#344 臥 龍 城

 去る8月のこと。ワタシはかつて、こんな打合せをしたことがなかった。
「コンサート当日の会場の室温は何度がよろしいですか」
「は、はい。18度から22、3度がよろしいかと」
「では20度ということで。湿度は何パーセントにしませうか」
「60パーセントが最適でありまする」

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#343 ゲストに学ぶ

 12月の初めに、3人の強力なゲストミュージシャンとオカリナで共演する。3人ともパーカッションとキーボードを交互に演奏し、歌も歌う。みんな女性なのだが、ワタシでは到底太刀打ちできない感性の持ち主ばかりだ。勉強させていただくつもりで、思い切って演奏したい。

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#342 薪ストーブ

 ストーブの季節だ。薪ストーブは、田舎暮らしが好きな人ならおそらく誰もが使いたいと考えるアイテムのひとつだろう。薪の火は、見ているだけで心まで暖めてくれる。薪がパチン、パチンとはじける音は、ゆったりと流れる時間に心地よいアクセントを与えてくれる。

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#341 ワタシハダレ

 娘は自分の母の生まれ変わりだと言う男がいる。太鼓を打つのが好きだった母が残した太鼓を、ある日娘が見つけて「まあ、わたしの太鼓がこんなところにあったわ」と「母の声で」言って打ち始めたそうだ。娘はその前夜、誰かに太鼓をもらう夢を見ていたんだって。

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#340 赤い実の誘惑

 秋に赤い実がなる野草はたくさんある。おいしい実も多い。野いちごはたくさん摘んでジャムにできるし、野バラの実は乾かしてお茶にする。このローズヒップティーは、甘酸っぱくてさっぱりする。山椒の実も赤くなるし、自家製のグミの実のジャムはこれまで食べたジャムでいちばんうまかった。赤い実は秋の野山の宝石だ。

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#339 ふるう

 米作りといっても、田植えをして稲刈りをすればいいだけではないのだ。田んぼの整備からしなければいかん。用水路の手入れや草刈りはもちろん、それまでとはちがった方法で米作りをしようと思えば、いくつかの準備が必要になる。ここ数日は、田んぼの中に排水溝を掘っている。腰がいてえ。

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#338 イタリアのガチョウは高く鳴く

 人気のコンサートに徹夜で並ぶ人の気が知れなかった。ワタシはといえば、いつも開場時刻後に会場に着く。が、きょう、初めて開演二時間前から並んだ。全席自由席ゆえ、最前列を取るのだと意気込んで会場に駆けつけた。が、なんだ、だれもいないじゃないか。拍子抜けして、入口の脇に新聞紙を敷いて座り込み、農業関係の本を読んでいたとさ。

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#337 こぼれ種

 稲は昔から「いなき」で干された。いなきとは、刈った稲を束ねて掛けて天日に干すための、丸太を組み上げた干し台のことだ(地方によって呼び名が異なる)。近ごろは見かけなくなった。
 きょうの夕食後、よく知ったご婦人がまじめくさった顔で言った。
「いなきは如何にせんとす? あれなるは、立てるのが難儀と見るが」
 何を言い出すのだ、まだひと粒も採れてないというに。採らぬお米の俵算用じゃ。

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#336 無と有の出会いの果てに

 Fさんは「この世のすべては無だ」と言う。Kさんは「すべてはひとつの有だ」と言う。Fさんは「この世で人間が為し得ることは何もない。作物の生育にも手を貸してはならない」と言い、Kさんは「作物の生育には最小限の手助けは必要だ」と言う。Fさんは代々地主で、Kさんは代々小作農だ。自然農について少々異なる見解を持っていたふたりは、やがてほとんど同じ手法に到達する。

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きょうは、二年ぶりに第二の故郷を訪れた。四年前に現住所に移るまで十二年間暮らしていた山里の風景と静寂は、何も変わっていなかった。昨夜の今秋いちばんの冷え込みを受けて、いよいよ本格的紅葉が始まった大河の源流部。かつて親しんだ古木老木巨石は、ますます風格を増していた。

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「限界集落」という言葉が使われ始めてずいぶん経つ。中山間地や離島に多い限界集落の定義は、高齢化率が50%を超えることだ。そのうち超限界集落となり、やがて消滅集落となるとされている。が、運命に負けまいとがんばっている限界集落もある。ワタシがかつて親しんでいた地域もそのひとつだ。先日、十六年ぶりにその地を訪れた。

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#333 棟方志功の礼

 晩年の棟方志功の作画中の映像を見た。なんだ、これはっ。目にもとまらぬ筆さばきとはこのことだ。板画(棟方は版画を「板画」と表わす)の下絵もしかり、風景の写生もしかり。動きによどみは一切ない。そこにはなんの躊躇も迷いもない。「無心」が棟方の信条だが、それがどのような境地であるのかを垣間見せる筆さばきだった。

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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