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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#159 焼けるような熱意

 オカリナのセンセイとしてレッスンをしていると、生徒さんの熱意に当てられてやけどしそうになることがしばしばある。こう書くのは、近頃またそんな目にあったからだ。何かを求めてやまない真剣で純粋な眼差し。全身から発せられる熱。90℃は下らないと思われる。蒸発してしまう前に、その日のレッスン料は置いていってほしい。

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#158 ハレきわまれば

 きのう、わがS八幡宮で秋祭が行なわれた。まことに昔ながらの姿の神社で行なわれる昔ながらの祭だが、かつては人と露店であふれていたと言われる長い参道が、今や入口の鳥居の下から突き当たりが見通せるありさまだ。
 とはいえ、村の衆の意気込みは素晴らしく、村中総出での参道の草刈とそうじの日などを経て、今年も収穫を感謝し、労をねぎらいあう場は健在だった。山車もししまいも天狗も悪ガキも元気そのもの。

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#157 まな板の上の鹿

「奥山に 紅葉踏み分け 啼く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」
 万葉集の中でワタシがいちばん好きな歌だ。なぜいちばん好きか? これしか知らないからだ。
 毎夜雄鹿の遠吠えが聞こえるようになって一ヶ月ほどが過ぎた今朝、近所の猟師さんのところから屠殺後たった一時間の鹿の肉の塊がやってきた。まだとても温かい。ところどころに毛がこびりついている。

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#156 さとわのほかげ 3

 CM録りを重要な生業にしているスタジオミュージシャンたちは、自分の演奏が流れている数多いCMをいちいちテレビでチェックもしないし、何をやったかも憶えていないそうだ。スタジオでは、さっさと録ってしまって一刻も早く帰ろうとする人が多いらしい。

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#155 閉店女

 野外コンサートでなくても、演奏がある日の雨はいやなものだ。運転や楽器の積み降ろしに余計な時間とエネルギーが要る。
 きょう(14日)は関西地方は雨だとの予報で、会場である神戸に着くまで雨を心配しつづけていたが、結局は終日一滴もふらなかった。
 たしかに、ワタシは潜在的雨乞い師的晴れ男だと何度も書いた。しかし、はたと気づいた。近頃、天気予報が当たらないことが多いのではないか? これはもしや、祈祷師協会のしわざではないのか? であれば、祈祷師協会おそるべし。

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#154 「ジャズなんだ!」

 琵琶湖ホールでの映像記録鑑賞記、その2。実は石山寺秀月祭最終日のこと。
 レナード・バーンスタインによる学生オーケストラの指導風景の80数分の映像には、時間を忘れて見入ってしまった。あっ、もうすぐ演奏会場でのお弁当の時刻だっ。本番終了までメシ抜きとなっては、近頃はあとがちときついのだ。ホールのずいぶんはば広い石段を、ばたばたと斜めに駈け降りた。

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#153 二匹のミミズが教えたもの

「雨上がりの大地に陽光が射し、陽の光に誘われて土の中から一匹のミミズが顔を出しました。すると、すぐとなりからもう一匹のミミズも顔を出しました。『やあ、どこかで見た顔だね』『やあ、君こそどこかで見た顔だね』それらは、実は一匹のミミズの頭としっぽだったのです(笑い)」
 ハンガリー生まれの指揮者フェレンツ・フリッチャイの、オーケストラとのリハーサルでの言葉だ。いったい何を言いたいんだろう?

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#152 さとわのほかげ -- 2

 当ブログ #146「さとわのほかげ」で、CM音楽の録音に参加したと書いた。そのCM、チーフエンジニアだったTさんから「もうオンエアしてるそうです」とメールがきた。

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#151 落 馬

 10月7日。朝から快晴になったところまではよかった。晴れ男業務を無事こなし、この日は順調な滑り出しを見せたのだったが。

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#150 竹馬の巴だ

 演奏にはイメージが大切だ。どんな風に弾くか、どんな風に吹くか、イメージが明確であればあるほど、生き生きとした演奏になる。イメージの明確度と演奏の生き生き度は正比例すると言っていい。
 で、一事が万事。なにごとにも「イメトレ」が大切だ。

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#149 うそかまことか

 このブログの #137#138#141 で、全日本祈祷師協会から入会を勧められていることについて書いた。ワタシの「波紋」の演奏には雨を降らす力があるから、雨乞い師にならないか、との勧めだった。しかしその後、入会の決心をできずに今日に至っている。

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#148 鐘の音は世界の果てまで

 ようやく秋らしくなってきた。彼岸花が今は盛りと咲いている。静かな夕方、大方刈り取られたたんぼを見ていると、以前住んでいた山里を思い出す。さらに山深く静かな田園風景だったが、そこには毎夕、村の人が交替でつくお寺の鐘の音があった。ワタシの家はお寺からお墓と畑ひとつだけをへだてたところにあったので、毎日その音を楽しみにしていた。その澄んだ音色は、秋の夕方の風景にことのほかよく似合っていた。
 鐘の音はつく人の心を映し出す。そのうち、音だけを聞いて誰がついているのかだいたいわかるようになったものだった。

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#147 永遠の笑顔

「ようやく、こどものような絵を描けるようになった」
 これは、晩年のパブロ・ピカソの言葉だ。そうか、ピカソはこどもの絵を目指していたのか。
 こどもの頃のワタシにとって「芸術」という言葉からまず連想されるものといえば、音楽ではなく京都市美術館で出会ったピカソの絵だった。先日京都で再会したピカソは、ワタシの何かを目覚めさせた。あれから半月。ピカソショックはその後の演奏、いや生活の質を確実に変えた。

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#146 さとわのほかげ

 9月27日の午後、大阪のまんなかへ揚琴をかついで行ってきた。ひさしぶりにCM音楽の録音に参加するためだ。きょうのところは、某メジャー系女性ヴォーカリストのサポートであったことだけをおしらせ。詳細は放映開始日が近付いてからということで。

 エレベーターを降りてスタジオのミキシングルームに入ると、関係者総勢10数名がずらりと並んですわっておられた。みんなにこにこしておられる。ワタシも負けずににこにこした。

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#145 月は澄みわたり

 この9月22日から25日、大津の石山寺で、ワタシは毎日揚琴を奏で、三田乙絵さん扮する藤壷の宮をサポートしつづけた。最終日を終えて帰宅後、演奏後は必ず減る体重が増えていて驚いた。この四日間、毎日4時半ころには主催者さまがご用意くださる立派なお弁当をいただき、終演後にも二度目の夕食をビールで流し込んでいたからにちがいない。

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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