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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#344 臥 龍 城

 去る8月のこと。ワタシはかつて、こんな打合せをしたことがなかった。
「コンサート当日の会場の室温は何度がよろしいですか」
「は、はい。18度から22、3度がよろしいかと」
「では20度ということで。湿度は何パーセントにしませうか」
「60パーセントが最適でありまする」

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#314 身にまとうもの

 天然素材100%というコピーがもてはやされる時代だ。それが手作りならばなお喜ばれる。衣類が天然素材と手作りを極めれば、綿や繭や麻の茎や羊の毛の繊維から手で糸を紡ぎ、植物や泥などの天然染料で染め、手織りして、手縫いで服に仕立てるという工程になる。そんなたいへんなことを誰がするものかと、今の日本人なら思うにちがいない。が、そんな服を作って売っている人がいる。

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#301 今こそ立ちあがれっ

 ここ数日、グレン・グールドがブラームスのピアノ曲を弾いているCDを聴いている。それはやっぱり、グールドの世界そのものだった。あの「ドゥワラタタタタタッ、ディンディンディリティティティッ」という超絶技巧は、何を弾いてもグールドの世界を作り上げてしまう。機械に弾かせても、ああは研ぎすまされた音は出せないだろう。躍動するすべての声部が、骨髄をゆさぶってくれる。その亡きグールド、希代の変人ミュージシャンと言われたが、その変人ぶりの表れのひとつが、彼が使ったイスだった。

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#289 アニー・ローリー

 アンコールにもいろいろある。客席がアンコールを要求しなければ損だと考えている場合、司会者などにアンコールの要求をなかば強要されてする場合、形式的にする場合、演奏者へのお情けでする場合、そして心からのアンコールだ。昨夜(7月26日)は、心からのアンコールをいただいて感激した。久しぶりの2時間近いフル・ソロコンサートだったが、ラストの「波紋」も響きのいい会場にごう音となって響き渡り、怒濤の拍手と「ブラボー!」のうれしい声につづいてアンコールとなった。ワタシが取り上げた曲は「アニー・ローリー」だった。

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#285 しのぎ 

 中学卒業を控えた少年を、一人の焼き物師が訪ねた。
「うちへ来んかっ」
 少年に弟子入りを決意させたものは、焼き物師の作品や技でもなければ、自分の将来像でもなかった。少年は見たのだ。彼を弟子にと願い訪れた焼き物師が腹の底から誘いの声を発したときに、その手がぶるぶるとふるえているのを。

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#280 かわいい子には旅をさせるな

 暑いさなかに、きゅうくつな箱にぎゅうぎゅう詰めにされて、さらに暑苦しいシートでぐるぐる巻きにされて、見知らぬ人にかつがれて、何度も何度も車を乗り換えて、丸二日間かけて1,200㎞近くを旅して、ようやくマイ揚琴が帰ってきた(7月8日)。どこにもケガはない。そればかりか、厳重な梱包が功を奏し、カゼもひいておらず、熱中症にもかからなかったようで、すこぶる元気だった。思わずほおずりしてしまい、顔に弦と駒の跡的キズがついた。

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#277 それでも旅は道連れに限る

 きのう(7月1日)は七十二候のひとつ半夏生だった。関西では半夏生にはタコを食べる。讃岐ではうどん、福井では焼き鯖を食べるんだって。これはおそらく、土用にウナギ、節分にイワシ、バレンタインにチョコレートと同じく、魚屋とうどん屋の陰謀にちがいないと思う。
 半夏生の頃に葉の表面が白くなる植物がある。半夏生、または半化粧と呼ばれる。個体数の減少が危惧されているが、きょうの夕方、通りがかった北摂の山中で写真を撮ることができた。深山幽谷の渓流沿いで見られることが多いのだが、それほど山深くない川の源流部にその浮世離れした美姿がたくさん見られた。きょうは早朝から日本海まで走り、取って返して北摂まで、計270数キロを走ったのだった。

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#276 苦労人とは

 明日は早朝の出発だというのに、こんなことをしている場合ではない。ウチから車で2時間の会場で朝9:00からの演奏だなんて、何時に起きればよいのか逆算するのがおそろしい。こんな日に限って、前日に現地で宿泊できない事情が重なる。6月19日の演奏は9:30からだったし、このところワタシを朝型人間に改造しようとする天の意思を感じる。

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#271 先生、おはようございますっ

「みなさま、おはようございます、巴だです。きょうはいつになく緊張しております。と言いますのは、ワタシは実はこどもの頃、特に中学・高校時代、勉強がからっきしダメで、成績はいつもビリッケツ争いをしておりました。それなのにきょうは、なんと言いますか、その、職員室で演奏するような気分でありまして・・・」どっと笑い。

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#242 処置なし人間と劇的癒し

「癒し」がテーマだった大阪ほんわかテレビの収録があった4月3日の二日後、また背中に激痛が走った。年末・正月に背中の右半分を傷めて以来だが、今度は左だ。#198「ばきばきっ」で書いた整体の先生が、「いつも同じ方の手や肩で重たい荷物を持っていると傷めやすいから、反対側でも持つように」とおっしゃったので、バカの一つ覚えで反対側でばかり揚琴などを持っていたら、反対側の背中を傷めてしまったのだ。救いようがない、処置なし人間とはワタシのことだ。

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#241 ほんわかおどろいた。

 今朝は、ほんわかとしたよい天気にさそわれてめずらしく早起きした。で、ほんわか仕事をしようとPCを開き、ほんわか一服タイムになんとなくワタシのホームページとブログを開いてみておどろいた。カウンターの数値が急激に伸びている。・・・そうか、ゆうべは「大阪ほんわかテレビ」にワタシが出ていたんだっけ。夜11:30の番組終了後から今朝までの間にいつもの十倍近いアクセス数があり、今も伸び続けている。一夜にして有名人になった気分とはこういうものか。(編注・・・当サイトの通常のアクセス数はまことにささやかです。おおげさなやつだ)

 が、が、が・・・

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#234 夜のしだれはシャバドゥビア

 日本中の桜が次々に Flowering している。この日の夜桜コンサート、ご主催者の松林院さんはそもそも例年当寺のしだれ桜が見頃の4月12日が第一希望だったが、私のスケジュールの都合で5日に決定したのが昨秋。ところが、桜の開花が全国的に早まった今春、かえって最高の見頃の日に開催となった。さすがお寺だ、仏様のお導きだ。檀家さん一同、しだれ桜とお上人の法話とワタシの揚琴の音色、そしてお花見弁当をたんのうされた。

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#233 しだれ桜は5時起きの目にまぶしすぎた

早朝の、開園前の京都市植物園に行ってきました。朝陽を受けて輝く桜は今が見頃。
植物園桜1

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#189 浄められない煩悩は

 除夜の鐘は、人間が持っている百八つの煩悩を浄めるために百八回つかれるという。が、ワタシの煩悩はもっとたくさんあるので、どうしてもいくつかは浄められないまま年を越してしまう。年を越した煩悩は、新年早々に猛威をふるうこととなる。

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#174 糧

 きのう、映画「猿の惑星」を見た。人間が扮した猿が大量に登場する。みんな猿の動きをよく研究している。放送が終わって別室に立ったとき、知らず猿の歩き方になってしまっていた。この歩き方、たいへんリラックスする。猿歩きで、意味もなく室内を歩き回った。近くの暖かい日なた道を、この歩き方で歩いたらさぞや気持ちがいいだろうと思うが、人騒がせだからやめておこう。

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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