揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#241 ほんわかおどろいた。
今朝は、ほんわかとしたよい天気にさそわれてめずらしく早起きした。で、ほんわか仕事をしようとPCを開き、ほんわか一服タイムになんとなくワタシのホームページとブログを開いてみておどろいた。カウンターの数値が急激に伸びている。・・・そうか、ゆうべは「大阪ほんわかテレビ」にワタシが出ていたんだっけ。夜11:30の番組終了後から今朝までの間にいつもの十倍近いアクセス数があり、今も伸び続けている。一夜にして有名人になった気分とはこういうものか。(編注・・・当サイトの通常のアクセス数はまことにささやかです。おおげさなやつだ)
が、が、が・・・
今朝は、ほんわかとしたよい天気にさそわれてめずらしく早起きした。で、ほんわか仕事をしようとPCを開き、ほんわか一服タイムになんとなくワタシのホームページとブログを開いてみておどろいた。カウンターの数値が急激に伸びている。・・・そうか、ゆうべは「大阪ほんわかテレビ」にワタシが出ていたんだっけ。夜11:30の番組終了後から今朝までの間にいつもの十倍近いアクセス数があり、今も伸び続けている。一夜にして有名人になった気分とはこういうものか。(編注・・・当サイトの通常のアクセス数はまことにささやかです。おおげさなやつだ)
が、が、が・・・
こんなときに限って、どうしてこの先の揚琴のオープンコンサートの予定がないのだっ。
あるにはある。が、それは遠い7月の、遠い鳥取での話だ(編注・・・後日紹介いたします)。
しかも、こんなときに限ってPCの入れ替え作業中で、ホームページを一ヶ月ほど更新できていないっ。
テレビの中で生演奏したのは、これまで確か5回あった。が、いずれもワタシを有名人に仕立て上げるには至らなかった。ゆえに、ああ、テレビに関わるってこんなものか、と思っていた。が、よく考えてみれば、前回出演したときにはまだ自分のサイトを立ち上げてなかった。もしサイトがあったら、それなりの訪問者数はあったのやもしれない。それがどうしたとも言うが。
ああ、つくづくテレビには縁のない人間だ。だいたい、ニュースとワールドカップとちりとてちん以外はあんまり見ないもんな。若いオカリナの生徒さんが今井美樹のヒット曲をやりたいと言ったとき、その歌知らんと言ったら、「なんでこんなものを通り過ぎて生きていけるのか不思議だ」と言われてしまったし。
にしても、4月3日の京都市植物園の映像は美しかった。桃源郷ならぬ桜源郷の揚琴奏者だ。揚琴の音声も想像以上にリアルでよかった。が、やはり早朝の揚琴奏者は眠たそうだった。そして、拙宅のスタジオでの「創作風景」の映像は、やはり演技力不足でやらせっぽかった。いつものくわえ煙草はダメ出しされたものだから、臨場感に欠けていた。
スタジオでは、撮影中にメモ用のノートを床にばさーっと落としてしまったが、もちろんカットされていた。
リポーターの熊谷奈美さんが、植物園で揚琴で、ワタシの指導のもとに「さくら」の演奏に挑戦し、これが見事なできばえだったのだが、時間の関係なのだろう、カットされていてざんねん。
拙宅の裏の丘でオカリナも少し即興で吹かせていただき、スタッフのみなさんにはずいぶん感動していただいたのだが、これもカット。
「なんで揚琴を始めたんですか」
「かいつまんでお話いたしますると、子供の頃は落語家になりたかったのだけど、中学でビートルズとロックに目覚めて、ロックギタリストになろうと決めて、それが20歳台半ばにスランプで落ち込んで、落ち込みすぎてインド料理屋でバイトを始めて、インド音楽に出会って、インドの揚琴のサントゥールのテープを聴いて衝撃を受けて、サントゥールを探すうちにその中国版の揚琴に出会って、ともだちが使ってなかったのでゆずってもらって、今日に至っておりまする」
これもカット。
「街なかのご出身なのにこんな田舎で暮らすのは、やっぱり揚琴の演奏に関係があるんですか」
「聴こえてくるたくさんの自然の音にいんすぱいあされまする。鹿の声なんか、さいこう」
「し、鹿の声が聴こえるんですかっ」
「あい、しかと」
「鹿の声を聴いて作った曲、ちょっと弾いてもらえませんか」
「あい」
実はそんなものは記憶になかったので、即興で弾いた。
「へえ〜、すっごく神秘的ですね」
「でしょ」
これも、カット。
「揚琴の音色って、とっても癒されますね〜」
「拙者は、実は、『癒しの音楽』という言葉はあまり好きではございませぬ。癒し、というものは、音楽が持っている力のほんの一部にすぎないからでありまする。音楽は、もっと大きな力を、人間が秘めている可能性やエネルギーを解き放ち、ときにはその人の人生を変えてしまうほどのものすごい力を持っているもの。そもそも『癒し』という言葉は、マイナスのものをゼロにもどすというほどの意味でございましょう。『癒しの音楽』という風に言ってしまうと、音楽が持っている、人間の可能性を引き出すような大きな力を見落としてしまいかねんと危惧するものでありまする」
「音楽は、パワーですね」
「そう、そう。パワーが、こう・・・」
「爆発するんですね」
「そう。爆発」
「芸術は爆発だーっ」
「ばくはつだーっ」
これもカット。・・・そうか、今回の番組のテーマは『癒し』だっけ。
どこまでもピントはずれな揚琴奏者であったとさ。
それにしても、放映された時間の二十倍は収録しておられたと思う。テレビの番組作りって、まことにたいへんだ。
このたび当サイトへご訪問いただいたたくさんの方には、心より御礼申し上げまする。
オカリナコンサートは5月からちょくちょく予定してますので、また今月末にでもチェックしてみてください。・・・あ、もう今月末か。
あるにはある。が、それは遠い7月の、遠い鳥取での話だ(編注・・・後日紹介いたします)。
しかも、こんなときに限ってPCの入れ替え作業中で、ホームページを一ヶ月ほど更新できていないっ。
テレビの中で生演奏したのは、これまで確か5回あった。が、いずれもワタシを有名人に仕立て上げるには至らなかった。ゆえに、ああ、テレビに関わるってこんなものか、と思っていた。が、よく考えてみれば、前回出演したときにはまだ自分のサイトを立ち上げてなかった。もしサイトがあったら、それなりの訪問者数はあったのやもしれない。それがどうしたとも言うが。
ああ、つくづくテレビには縁のない人間だ。だいたい、ニュースとワールドカップとちりとてちん以外はあんまり見ないもんな。若いオカリナの生徒さんが今井美樹のヒット曲をやりたいと言ったとき、その歌知らんと言ったら、「なんでこんなものを通り過ぎて生きていけるのか不思議だ」と言われてしまったし。
にしても、4月3日の京都市植物園の映像は美しかった。桃源郷ならぬ桜源郷の揚琴奏者だ。揚琴の音声も想像以上にリアルでよかった。が、やはり早朝の揚琴奏者は眠たそうだった。そして、拙宅のスタジオでの「創作風景」の映像は、やはり演技力不足でやらせっぽかった。いつものくわえ煙草はダメ出しされたものだから、臨場感に欠けていた。
スタジオでは、撮影中にメモ用のノートを床にばさーっと落としてしまったが、もちろんカットされていた。
リポーターの熊谷奈美さんが、植物園で揚琴で、ワタシの指導のもとに「さくら」の演奏に挑戦し、これが見事なできばえだったのだが、時間の関係なのだろう、カットされていてざんねん。
拙宅の裏の丘でオカリナも少し即興で吹かせていただき、スタッフのみなさんにはずいぶん感動していただいたのだが、これもカット。
「なんで揚琴を始めたんですか」
「かいつまんでお話いたしますると、子供の頃は落語家になりたかったのだけど、中学でビートルズとロックに目覚めて、ロックギタリストになろうと決めて、それが20歳台半ばにスランプで落ち込んで、落ち込みすぎてインド料理屋でバイトを始めて、インド音楽に出会って、インドの揚琴のサントゥールのテープを聴いて衝撃を受けて、サントゥールを探すうちにその中国版の揚琴に出会って、ともだちが使ってなかったのでゆずってもらって、今日に至っておりまする」
これもカット。
「街なかのご出身なのにこんな田舎で暮らすのは、やっぱり揚琴の演奏に関係があるんですか」
「聴こえてくるたくさんの自然の音にいんすぱいあされまする。鹿の声なんか、さいこう」
「し、鹿の声が聴こえるんですかっ」
「あい、しかと」
「鹿の声を聴いて作った曲、ちょっと弾いてもらえませんか」
「あい」
実はそんなものは記憶になかったので、即興で弾いた。
「へえ〜、すっごく神秘的ですね」
「でしょ」
これも、カット。
「揚琴の音色って、とっても癒されますね〜」
「拙者は、実は、『癒しの音楽』という言葉はあまり好きではございませぬ。癒し、というものは、音楽が持っている力のほんの一部にすぎないからでありまする。音楽は、もっと大きな力を、人間が秘めている可能性やエネルギーを解き放ち、ときにはその人の人生を変えてしまうほどのものすごい力を持っているもの。そもそも『癒し』という言葉は、マイナスのものをゼロにもどすというほどの意味でございましょう。『癒しの音楽』という風に言ってしまうと、音楽が持っている、人間の可能性を引き出すような大きな力を見落としてしまいかねんと危惧するものでありまする」
「音楽は、パワーですね」
「そう、そう。パワーが、こう・・・」
「爆発するんですね」
「そう。爆発」
「芸術は爆発だーっ」
「ばくはつだーっ」
これもカット。・・・そうか、今回の番組のテーマは『癒し』だっけ。
どこまでもピントはずれな揚琴奏者であったとさ。
それにしても、放映された時間の二十倍は収録しておられたと思う。テレビの番組作りって、まことにたいへんだ。
このたび当サイトへご訪問いただいたたくさんの方には、心より御礼申し上げまする。
オカリナコンサートは5月からちょくちょく予定してますので、また今月末にでもチェックしてみてください。・・・あ、もう今月末か。
ファンとして
テレビを見ながらまず思った事は、きっとHPのアクセス数の増加がすごいんだろうなって事でした。巴ださんのブログのファンとしては(もちろん揚琴もオカリナも)、沢山の方が巴ださんの書かれたものを読まれて、清く正しく美しく生きる事に目覚めてもらえれば、こんなにうれしい事はありません。きっと世界平和につながる事でしょう!私はいつも心と体の矯正に役立たせて頂いています(笑)落とし話から哲学まで・・・おまけにオカリナまで吹けるような気持ちにまでなって・・・これからもよろしくお願いします。今回もお勉強させていただきました。「癒し」とはただマイナスをゼロに戻すだけ・・・なるほど、なるほど。それにしても画面の巴ださんはいつも拝見するお姿と少しも変わらず、自然体でステキでした。
Re:ファンとして
ハナさま
ほんわかコメント、ありがとうございました。
そして、いつもご愛読いただきありがとうございます。
「自然体」と言っていただいて舞い上がってしまいました。
まだまだ修行が足りませぬ。
収録のときに自然体でいられたとすればそれは、とてもフレンドリーだったスタッフの皆さんのおかげなのです。
ワタシは終始、桜とたわむれるスカイラークでいさせていただきましたのでした。
巴だ
ほんわかコメント、ありがとうございました。
そして、いつもご愛読いただきありがとうございます。
「自然体」と言っていただいて舞い上がってしまいました。
まだまだ修行が足りませぬ。
収録のときに自然体でいられたとすればそれは、とてもフレンドリーだったスタッフの皆さんのおかげなのです。
ワタシは終始、桜とたわむれるスカイラークでいさせていただきましたのでした。
巴だ
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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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