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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#204 後ろ向きな先進国

 いくら効き目がある薬を開発できたからといって、破壊的な副作用があれば使えない。その副作用に目をつぶって薬の効き目だけを追求してきたのが、20世紀という時代ではなかったか。そして、先進国と言われる国々は、薬をどんどん発展途上国と言われる国々に輸出したが、副作用のことは教えてこなかった。また、発展途上国の方でも、副作用に気がついた後も、それには目をつぶりつづけてきた。

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#203 カモ鍋

「おーさむ。今夜はなんぞ鍋にするか。おーい、お里はおるか」
「はい、旦那さま」
「今夜は鍋がつつきたいな。なんぞ鍋の材料を仕入れて来ておくれ」
「では、鴨鍋でよろしいですか」
「あー、それがよい。ええ鴨を買うてきておくれ」
「はい、旦那さま」

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#202 壁

 壁を作るのを仕事にしている人は、たいてい壊すのも仕事にしている。そしてそれらの仕事は、人の生き方を象徴しているように見える。
 人は、毎日のように壁に行き当たる。その大方は、自らが築いた壁だと言う。生きることとは、壁を作っては壊すことのくり返しなのかもしれない。

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#201 柚子風呂の心

 思い出したように雪がふり始めた。雪に包まれるといよいよ冬ごもりの感がいやます。冬はあたたかいものが楽しみとなる。こたつ、鍋、熱燗、風呂。風呂といえば、この国にはいろんな風呂がある。冬ならば柚子風呂がいちばんだ。

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#200 今さら人に聞けないこと

 正月に書店をぶらついていると『今さら人に聞けない疑問550』という本があった。人に聞けないことをひとりでこそこそ読んで安易に答を得るというのは気に入らないが、そっと読んでみたい気持ちもある。そんな心理につけこんだタイトルの付け方はうまい。が、人前でそんな本を手に取るのはプライドがゆるさないので、その棚からはなれた。

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#199 鳥も食の誤り

 このブログには、ほぼ毎回写真を掲載してきた。そのほとんどは、投稿したときに周囲にあった植物の花や実の写真だ。で、昨年の六月から始めたこのブログ、冬になってみて困ってしまった。冬は草木の花も実も極端にすくなくなることに、はたと気がついたのだ。

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#198 ばきばきっ 

「ケンコウコツがゆがんでいます」だって。きのう十数年ぶりに整体を受けたときのことだ。すぐ近所にいい整体師さんがおられるので、不調の折りにはお世話になろうと思っていたのだが、とうとうそのときが来たのだ。

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#197 爆 発 3

 爆発という言葉には、たしかに破壊的で暴力的な響きがある。しかし、創造的で肯定的な含意もある。それを強調し、自身の人生と創作の礎としてきたのが岡本太郎画伯だ。1981年にテレビのCMで画伯のすばらしい(?)表情から発せられた「芸術は爆発だ!」という言葉によって、ワタシの若い脳みそは誘爆させられた。

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#196 爆 発 2

 岡本太郎の『明日の神話』は原爆が爆発する瞬間をイメージした作品だそうだが、戦争での無差別大量殺戮を題材にした大作といえば、ピカソの『ゲルニカ』が思い出される。
 ゲルニカはスペインのバスク地方の小都市で、スペイン内戦時にフランコ将軍を支援するナチスによる無差別空爆を受けた街だ。ピカソはフランコに対抗する人民戦線政府の依頼により、パリ万博スペイン館の壁画としてこの作品を怒りを込めて一気に描き上げた。第二次大戦後も、ピカソは平和がもどらないスペインにこの絵を戻すことを拒否した。そしてピカソとフランコの死後、『ゲルニカ』はようやくペインに返還された(その当時はアメリカにあった)。

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#195 爆 発

 爆発するものはいろいろある。爆弾、ダイナマイト、ガス、粉塵、怒り、そして生命。岡本太郎は「芸術は爆発だ!」と言った。生命の爆発こそが芸術だという意味だ。その岡本太郎の巨大壁画『明日の神話』は、原爆が爆発する瞬間をイメージした作品だと言われる。その『明日の神話』をどこに恒久設置するかが争われている。

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#194 正月的視線

「あたたかいお正月でしたね」
「ほんとに、こんなにあたたかいお正月は初めてでしたね」
「暖房がいらなかったですね」
「ははは、ご倹約でけっこうなことで。たしかに、昼間はストーブを消せるくらいでしたね」
「一日中半袖ですごしてましたよ」
「ははは、そりゃお元気なことで。でも、ご無理のないように」
「ハワイはすっごくあたたかかったです」
「・・・・・」

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#193 救済の色

 小学校に上がる以前の記憶がまったくないという人に会ったことがある。なんだかかわいそうな気がしたが、ご本人はいたってけろっとしており、それがふつうだと思っていた。ワタシが、誰だって三才頃の記憶を持っていると言うと、のけぞって驚いた。
 といっても、ワタシだって三才の頃の記憶など、ほんの少ししかない。それも、痛い目にあった記憶ばかりだ。

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#192 流行り病い

「ふ〜む、いい朝だぜ。きょうも“げんのう”ふるう腕が鳴るぜ」
「棟梁、おはようございます」
「おっ、為吉、ずいぶんはえぇじゃねえか」
「仕事始めですから」
「気合いがへえってるのはいいが、力んじまって てめえの指ぶったたくんじゃねえぞ。んじゃ、一週間も現場を放ったらかしだったんだ、掃除から始めっか」

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#191 正月風景

「だんさん、おめでとうございます」
「おめでとうさん。まあ、屠蘇でも一杯やっていってんか」
「へえ、こらおおきにさんで・・・おっとっと・・・ほー、これはええお屠蘇で」
「せやろ・・・おっとっと、おおきにおおきに・・・ところで、あんた、今年の抱負はどないに思うてなさる?」
「へえ、そらもう、ぬけるように白うて、絹のごとくにきめ細かで、にごりがないのに味わい深い、そんな風なんがいちばんでございますな」
「そら『豆腐』やろが。ほな、一年の計はどないなっとる?」

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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