忍者ブログ
揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
2024-041 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 prev 03 next 05
143  142  141  140  139  138  137  136  135  134  133 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

#199 鳥も食の誤り

 このブログには、ほぼ毎回写真を掲載してきた。そのほとんどは、投稿したときに周囲にあった植物の花や実の写真だ。で、昨年の六月から始めたこのブログ、冬になってみて困ってしまった。冬は草木の花も実も極端にすくなくなることに、はたと気がついたのだ。

拍手[0回]


 当たり前のことなのに、冬になるまでこのことに思い至らず、いざ冬になって困ってしまった。雪景色の写真でも載せられたらいいのだが、あいにくの暖冬で雪もほとんどふらない。冬の風物詩といっても限りがあるし、そんなにあちらこちらへと出歩いているわけでもない。

 でも、冬でも自然の中を探せばいろんな美しいものやおもしろいものがあるものだ。
 #184「龍の髭」で、龍の髭という名の草の実を子供たちが摘んで投げあって遊んでいる様子を書いた。きょう、その龍の髭の実の思わぬ姿と出会った。

 写真は、小鳥に食べられて糞といっしょに出てきた龍の髭の実だ。直径5mmほど。鮮やかな青色がそのままのものがある。
 ウチの回りで暮らしている小鳥たちは、サルトリイバラの赤い実も食べている。サルトリイバラの実は、鳥の胃の中でかなり分解されるようで、糞には少しの未消化の白い果肉と赤い皮に黒い小さな種だけがそのままの姿で混じっている。が、龍の髭の実は、果肉がとてもうすく、ほとんどがとても固い種だ。写真の白い玉は青い皮と果肉がはがれた種だ。糞が龍の髭の実の色素で青く染まっているのがなんともおかしい。

 龍の髭の実を食べた鳥は、そこからわずかばかりの皮しか吸収できなかったわけだ。小鳥にとってはけっして小さくはないこの実。一所懸命に飲み込んだ割には得るものはすくなかったわけで、かえって消化不良で調子が悪くなったのではなかろうかと心配してしまう。
 鳥は色を識別できるそうだが、龍の髭の実の鮮やかな青色は、鳥の食欲をそそったことはまちがいなさそうだ。
 鳥でも食べ甲斐があるものとないものの区別がつかないことがあるのだな。ワタシがそうなのは無理もないことだ。ツキヨタケ食ってしまったもんな。

 おしまい。
08.01.20   
鳥の糞に混じった龍の髭の実
鳥の糞と龍の髭の実
PR
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
TRACKBACK URL 
おしらせ
お問合せはホームページの "FAQ & Form" からしていただけます。
太 陽 暦
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
New Comments
※ 非公開を希望される方はその旨お書きください。
[09/10 水戸ふぢ]
[09/05 森下知子]
[07/17 Kitty]
[05/31 Kitty]
[04/17 Kitty]
[03/13 巴だ]
[12/08 栗美]
twitter
ブログ内検索
New Track Back
ようこそ
バーコード
"巴だ リョウヘイ" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP@SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]