揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#445 幸せの赤い鳥
ちょっと早起きした今朝、とても珍しい鳥の声を聴いた。あれはいつのことだったか、山里で暮らしていたとき、梅雨の霧に包まれた早朝のまどろみの中で初めて聴いたその声。空間の裂け目から何かが落下してくるような不思議な音色は、まだ夢のつづきを見ているかのような錯覚を覚えさせた。意識が次第にはっきりしてきて、それが鳥の声だと気づくまでにはずいぶん時間がかかったっけ。
ちょっと早起きした今朝、とても珍しい鳥の声を聴いた。あれはいつのことだったか、山里で暮らしていたとき、梅雨の霧に包まれた早朝のまどろみの中で初めて聴いたその声。空間の裂け目から何かが落下してくるような不思議な音色は、まだ夢のつづきを見ているかのような錯覚を覚えさせた。意識が次第にはっきりしてきて、それが鳥の声だと気づくまでにはずいぶん時間がかかったっけ。
当時、家から100mほどのところにある鎮守の社の巨大なご神木に、その鳥はよくやってきた。社の下には、ヤマメやアマゴや鮎が泳ぎ夏にはカワセミがやってくる渓流が奥山から流れてきていた。梅雨時の早朝の集落は、いつもそこから立ちのぼる霧に包まれて、この世離れした風景となる。そこにこの鳥の不思議な声が響き、風景はますますこの世離れしていく。心の奥深くに眠っている神代の記憶と共振するようなその声に、ワタシはすっかり魅了されてしまった。
その鳥の名はアカショウビンという。梅雨の頃、深山の渓流のそばにやってくるそうだ。写真でしか姿を見たことはないが、名前の通り頭と翼とクチバシが真っ赤な鳥だ。カワセミの仲間だそうだが、確かに大きな頭と長いくちばしが似ている。が、カワセミのコバルトブルーに対して真っ赤なのがおもしろい。
ところで、ワタシの今の家がある所は、けっして深山幽谷ではなく、普通の里山的農村だ。なぜアカショウビンがこんな地域まで、それもウチのすぐ近くまでやってきたのか、たいへん不思議だ。顔を洗いに洗面所に立ったとき、忘れもしないその音色は聴こえてきた。5年ぶりだ。2、30mの距離だろう。信じられなかった。
きのう、ようやく二日がかりの田んぼの復旧作業が一段落した。気分はすっきりしたものの、マイ田んぼが受けた大きなダメージゆえ、それまでのパラダイス的高揚感が薄れてしまったのは事実だ。で、その翌朝、5年ぶりにアカショウビンの声を聴けたのは、けっして偶然ではない。・・・始まった、始まった。巴だの得意の思考パターンだ。
そうなのだ。ワタシは何かの節目や大きな出来事があったときに出会った素晴らしい自然現象を、すべて吉兆だと受け止めるのだ。アカショウビンも環天頂アークも、ウチに幸せを運んできてくれたのだと信じて疑わないのだ。
きょうは朝から夜まで、三組のレッスンがつづいた。その二組目、再開催が決まったガチョコン4への参加をためらっていたグループが、参加を表明した。これまで様々な準備にいちばん奔走していただいた、このグループなしでのガチョコン4は考えられないというグループだった。つづいて三組目、大阪市内でのレッスンに見学に来られたおふたりが、来月からはるばる神戸から大阪までレッスンを受けに来られることになった。さっそく良い知らせがつづいたわけだ。
きょうは田んぼへ行く時間はなかった。が、天空と地上の奇跡に見た良き兆しを胸に、明日からまた気持ちも新たに、太陽と土と水とたくさんの水中の生き物と、そしてかわいい稲の苗たちとつき合えそうに思う。誰がなんと言おうと、そんな風におだやかに暮らしていれば、来週の演奏もレッスンもガチョコンも何もかも、良き方向へ向かうにちがいないと思えてくるんだとさ。
その鳥の名はアカショウビンという。梅雨の頃、深山の渓流のそばにやってくるそうだ。写真でしか姿を見たことはないが、名前の通り頭と翼とクチバシが真っ赤な鳥だ。カワセミの仲間だそうだが、確かに大きな頭と長いくちばしが似ている。が、カワセミのコバルトブルーに対して真っ赤なのがおもしろい。
ところで、ワタシの今の家がある所は、けっして深山幽谷ではなく、普通の里山的農村だ。なぜアカショウビンがこんな地域まで、それもウチのすぐ近くまでやってきたのか、たいへん不思議だ。顔を洗いに洗面所に立ったとき、忘れもしないその音色は聴こえてきた。5年ぶりだ。2、30mの距離だろう。信じられなかった。
きのう、ようやく二日がかりの田んぼの復旧作業が一段落した。気分はすっきりしたものの、マイ田んぼが受けた大きなダメージゆえ、それまでのパラダイス的高揚感が薄れてしまったのは事実だ。で、その翌朝、5年ぶりにアカショウビンの声を聴けたのは、けっして偶然ではない。・・・始まった、始まった。巴だの得意の思考パターンだ。
そうなのだ。ワタシは何かの節目や大きな出来事があったときに出会った素晴らしい自然現象を、すべて吉兆だと受け止めるのだ。アカショウビンも環天頂アークも、ウチに幸せを運んできてくれたのだと信じて疑わないのだ。
きょうは朝から夜まで、三組のレッスンがつづいた。その二組目、再開催が決まったガチョコン4への参加をためらっていたグループが、参加を表明した。これまで様々な準備にいちばん奔走していただいた、このグループなしでのガチョコン4は考えられないというグループだった。つづいて三組目、大阪市内でのレッスンに見学に来られたおふたりが、来月からはるばる神戸から大阪までレッスンを受けに来られることになった。さっそく良い知らせがつづいたわけだ。
きょうは田んぼへ行く時間はなかった。が、天空と地上の奇跡に見た良き兆しを胸に、明日からまた気持ちも新たに、太陽と土と水とたくさんの水中の生き物と、そしてかわいい稲の苗たちとつき合えそうに思う。誰がなんと言おうと、そんな風におだやかに暮らしていれば、来週の演奏もレッスンもガチョコンも何もかも、良き方向へ向かうにちがいないと思えてくるんだとさ。
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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
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