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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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あさっては夏至だ。
夏至を越すと、日がだんだん短くなっていく。
心寂しくなるな。
日が長いと何がいいのか。
わからない。
たぶんワタシは、夜行性の反対の動物なのだらふ。
とにかく、人が嫌うこの季節が、大好きなんだな。
きょうのK市からT市へ至る山中の緑は、雨に濡れているせいか生命力が前面に出て来ていて、最高だったな。

山の緑は、毎年夏至をピークに次第に退色していくようだな。
青が引き、赤が加わってくる感じ。
CMYK表示で言えば、Cが引いていきMが増してくるような。
そして、秋には黄色と茶色と赤の山になるという具合。
その変化の境界が、夏至ではないかと。

そう言えば、野山に咲く花の色は、季節によって偏りがある。
春先、緑の出とともに、始めに咲く草花は、黄色が多いな。
それが,五月頃から紫系が主流になる。
そして今、雨季の頃は、白い花が咲き誇る。
ホウに始まり、ここ数日で終わりとなりそうな卯の花、などなど。

そんな中で、半夏生(半化粧/はんげしょう/はげしょう)は異彩を放っているな。
これは花ではないが。
緑だった葉っぱが、次第に真っ白になっていくつる性植物なり。
深山の薄暗い渓流の傍らで木漏れ日を受けて光る半夏生。
淡い光は幾十枚もの白い葉に反射され、それぞれの葉の上にぼうっと白く浮き上がって見える。
それは、そこで現世とオーバーラップしている霊界から漏れ射してくる、魂たちの光のようでもある。

初めてその光にふれたとき、自身の肉体にも、何かがオーバーラップしているように思えてきたっけ。
そして、その何かは精妙な光であり、半夏生が放つ光と同じ世界に属するものだという、獏とした思いになった。
と同時に、「たましひ」という言葉がごく自然に浮かんできた。

激減する半夏生の運命や如何に。

なんだかんだと植物に詳しそうに書いているなー。
草木のことなど、名前すらたいして知らないのに。
が、滅びゆく動植物を守るには、まずそれらを育む環境を守らねばならないことは、わかる。
で、そうした環境保護は、当然経済と対立することも。

さて、福島第一原発の大量の高濃度汚染水の海への流出を食い止めるため、最後の手段として、原発を取り囲む地下ダムの建設が急がれると。
小出裕章先生の提案でもあり、政府の一部高官も検討していると。
が、東電は取りかかろうとしない。
地下の汚染水が海に達するまで一年は猶予があるから急ぐ必要はないと言う。
一見意味不明の理由付けだが、真意はこうだと。
「今そのような工事にかかれば信用不安から株価が下がり、近く開かれる株主総会を乗り切れない」(以上は毎日新聞による)。

万物の命の源と金とを引き換えにして平気でいられる人間が、数十万人数百万人の命と暮らしを左右する立場にあるのが、この世界の現状なのだな。
これほどまで価値観が壊れてしまった人々の仕業は、もはや経済とすら呼べない。
全うな経済は、少なくとも自らの未来を奪わないものであるはず。
未来を、すなわち現在を持たない「電卓人間」につき合わされねばねばならん不条理。
なんとかせねばねば。

きょう、地震の日の前にたまたま買っていた石巻産の桜エビが切れた。
次はいつ食べることができるのだらふ。

 おしまい。 
11.06.20 記 


半夏生
半夏生


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(本文内の「以上は毎日新聞による」の該当記事)

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巴だ EDIT
at : 2011/06/21(Tue) 14:40:25
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管理人について

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巴だ リョウヘイ
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職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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