#795 枕投げ

ＰＣでオカリナの教材を作っているなう。
丸一日かけて編曲が終わり、最後の過程は録音・音源作成。
ＰＣに１テイクずつ演奏させてCDレコーダーで録音する。
で、ＰＣを走らせて録音している間に、これを書いている。
１テイク３分半が６テイクで、計約２１分なり。
・・・あれっ、もうそろそろ終わりだ。
ネタに入る間がないではないか。

では、おやすみなさい・・・とはいかない。
録音されたCDをPCに読み込んで、mp3に変換して、PDFの楽譜とともにメールに添付して送らねばならぬのだ。
CD、PC、mp3、PDF … １０年前に知っていた言葉はCDだけだなー。

感慨にふけっているバアイではない。
早く送らねばねば、生徒さんたちが巣の中のツバメのヒナのように口をぱくぱくして待っている。
ほら、楽譜だよ、音源だよ、よく食べるねー。

ここで元音源をチェック。
…あっ、ミスだ。
最初の１小節が飛んでいる。
原因不明。
想定外。
機械がすることは量り知れん。
…実は、たぶん人為的ミスだ。
誰の。
「お前しかおらぬだらふがっ」しかり。
責任転嫁失敗。
録り直し。
…あっ、ミスった。
いらないパートを再生してしまった。
が、ただちに健康に影響はない。
消去して録り直し。
データ改ざん。

あっ、バルブ開放の手順を間違えたっ…これはきょうの福島原発の話。

なかなか終わらん。
眠い。
眠くなるとミスがふえる。
ますます時間がかかる。
ますます被曝する。
気が付けば、デスクの上で冷たくなっている。

ようやく録り終えた。
次なるは、変換 & メール送信作業だ。
送付が遅くなった理由は特に伝えない。
データ隠しだ。
アクシデントの過小評価だ。

・・・１５分経過。
ようやくジ・エンド。
明朝には某グループのメンバー全員に、高濃度の音符で汚染、もとい、充溢した楽譜と音源が拡散されているであらふ。
この「ケ・セラ・セラ」という曲。
半減期は、二百年くらいか。

結局、ネタに入れずに終わってしまうきょうのエントリ。
林家三平の落語みたいだったな。
ど〜もすみません。

　おしまい。　
11.06.17 記