揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#568 レクの独り言
だいたい、巴だというヤツは横着だ。オレのことをまだ何もわかっていないのに、いきなり現場へ引っ張り出して働かせようとしやがる。そりゃ、こっちもプロだからやるこたぁやるけどさ、もうちょっと相互理解の時間があってこそいい仕事ができるってもんじゃないか。マニュアルさえ頭に入れば使いこなせるって思うのは大間違いだぜ。
だいたい、巴だというヤツは横着だ。オレのことをまだ何もわかっていないのに、いきなり現場へ引っ張り出して働かせようとしやがる。そりゃ、こっちもプロだからやるこたぁやるけどさ、もうちょっと相互理解の時間があってこそいい仕事ができるってもんじゃないか。マニュアルさえ頭に入れば使いこなせるって思うのは大間違いだぜ。
先週の初仕事のときなんかひどいもんだ。
「あれ? こういうバアイはどうするんだっけ」
とかなんとかぶつぶつ言いながら、生徒さんを待たせてオレにかかりっきりだ。待たされる方はいい迷惑だ。ただでさえ録音となるとキンチョウするのにさ。段取りが悪いヤツに待たされた日にゃ、キンチョウの糸も切れてしまうってもんだ。三脚を取り付けるときにはなかなかうまくいかなくて、がちゃがちゃやっているうちに早速まっさらのオレに傷を付けるし、いいかげんにしてくれって感じだな。何が二人三脚だよ。親父さんが泣いてるぜ。
きょうの午前中のレッスンでもひどかったな。
「きょうから、皆の衆の演奏を録音して、それをチェックしながら練習を進めてみたく候。さすれば、皆の衆においては格段の進歩これあること、疑いなし」
なんて大見栄切ってさ。録ってはみたものの、レベル設定でミスって音が割れちゃって、せっかくの一所懸命の演奏が台無しじゃないか。録る部屋によって反響の条件もちがってくるし、録音レベルを条件に合わせて設定するのは常識じゃないか。
まあ、皆さん、なんとかうまくいった二度目の録音をプレイバックしたときには、ご自分たちの演奏を神妙に聴いて素直に反省点を述べておられたから、一応は成果が上がったってことで、オレとしてもひと安心だったが。
午後のレッスンでは、オレを置く位置で悩んでおったな。で、ベストの録音ポイントを探すためにオレを持ってうろうろして、挙げくの果ては録音がスタートしてからオレを動かそうとするものだから、ガサガサいう雑音まで録音しちゃったじゃないか。
それだけじゃない。伴奏用のCDプレイヤーとオレと両方のスタートボタンを押して録音を始めるわけだが、CDからはちがう曲が鳴り始めておおあわてしてやがった。まったく、手際が悪いったらありゃしない。
そんな有様だったのに、生徒さんたちは不平ひとつ言わずに一所懸命に演奏して、録音の結果を素直に受け止める真面目さもあったものだから、ピッチのずれもすぐに修正できてそれはよかった。・・・おっと、早くも巴だの口ぐせが移ってしまって、オレもヤキが回りつつあるな。
生徒さんたちの反応は複雑なものがあったやもしれんな。自分のためになるとわかってはいるものの、どうしてもキンチョウしてしまって、間違えずに吹くことでせいいっぱいになってしまう。そうすると、ピッチやリズムや抑揚やアンサンブルとしてのバランスなどの肝心の検討課題がおろそかになってしまうわけだ。いや、それ以前に、自分の真の姿を見るのがイヤだという自然な心理が働くようだな。
「録音は鏡である。鏡を見ることに恥じらいは無用である」
などと巴だはえらそうに言うが、わかっちゃいるけどそう簡単には割り切れないのが人間ってものだ。ここらへんを理解するデリカシーが、巴だには欠けているな。
なにわ電機、じゃなかった、なにはともあれ、巴だにも生徒さんたちにも少しずつ慣れてもらって、大いにオレを役立ててほしいものだ。オレは傷だらけのぼろぼろになるほど使ってもらえたら本望だから、みんながんばってくれたまえ。
「あれ? こういうバアイはどうするんだっけ」
とかなんとかぶつぶつ言いながら、生徒さんを待たせてオレにかかりっきりだ。待たされる方はいい迷惑だ。ただでさえ録音となるとキンチョウするのにさ。段取りが悪いヤツに待たされた日にゃ、キンチョウの糸も切れてしまうってもんだ。三脚を取り付けるときにはなかなかうまくいかなくて、がちゃがちゃやっているうちに早速まっさらのオレに傷を付けるし、いいかげんにしてくれって感じだな。何が二人三脚だよ。親父さんが泣いてるぜ。
きょうの午前中のレッスンでもひどかったな。
「きょうから、皆の衆の演奏を録音して、それをチェックしながら練習を進めてみたく候。さすれば、皆の衆においては格段の進歩これあること、疑いなし」
なんて大見栄切ってさ。録ってはみたものの、レベル設定でミスって音が割れちゃって、せっかくの一所懸命の演奏が台無しじゃないか。録る部屋によって反響の条件もちがってくるし、録音レベルを条件に合わせて設定するのは常識じゃないか。
まあ、皆さん、なんとかうまくいった二度目の録音をプレイバックしたときには、ご自分たちの演奏を神妙に聴いて素直に反省点を述べておられたから、一応は成果が上がったってことで、オレとしてもひと安心だったが。
午後のレッスンでは、オレを置く位置で悩んでおったな。で、ベストの録音ポイントを探すためにオレを持ってうろうろして、挙げくの果ては録音がスタートしてからオレを動かそうとするものだから、ガサガサいう雑音まで録音しちゃったじゃないか。
それだけじゃない。伴奏用のCDプレイヤーとオレと両方のスタートボタンを押して録音を始めるわけだが、CDからはちがう曲が鳴り始めておおあわてしてやがった。まったく、手際が悪いったらありゃしない。
そんな有様だったのに、生徒さんたちは不平ひとつ言わずに一所懸命に演奏して、録音の結果を素直に受け止める真面目さもあったものだから、ピッチのずれもすぐに修正できてそれはよかった。・・・おっと、早くも巴だの口ぐせが移ってしまって、オレもヤキが回りつつあるな。
生徒さんたちの反応は複雑なものがあったやもしれんな。自分のためになるとわかってはいるものの、どうしてもキンチョウしてしまって、間違えずに吹くことでせいいっぱいになってしまう。そうすると、ピッチやリズムや抑揚やアンサンブルとしてのバランスなどの肝心の検討課題がおろそかになってしまうわけだ。いや、それ以前に、自分の真の姿を見るのがイヤだという自然な心理が働くようだな。
「録音は鏡である。鏡を見ることに恥じらいは無用である」
などと巴だはえらそうに言うが、わかっちゃいるけどそう簡単には割り切れないのが人間ってものだ。ここらへんを理解するデリカシーが、巴だには欠けているな。
なにわ電機、じゃなかった、なにはともあれ、巴だにも生徒さんたちにも少しずつ慣れてもらって、大いにオレを役立ててほしいものだ。オレは傷だらけのぼろぼろになるほど使ってもらえたら本望だから、みんながんばってくれたまえ。

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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
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