忍者ブログ
揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
2025-011 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 12 next 02
50  51  52  53  54  55  56  57  58 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

#114 本格的

 揚琴的おかし悲しいお話はまだつづく。

 あれはいつのことだったか、生け花作家のK先生の会に呼んでいただいたときのこと。京都どすえ、のとあるお館の、美しい日本庭園を望む一室で揚琴を演奏した。他のスペースではご婦人方のアマチュアグループによるお琴の演奏も行なわれていた。

拍手[0回]

PR
#113 拝 見

 揚琴的おかし悲しいお話はつづく。

 あれはいつのことだったか、ワタシのような不作法者が、京町家としてはたいへん格式が高いある旧家に呼んでいただいて揚琴を演奏したときのこと。それまで愛用していた美しい装飾の揚琴専用スタンドがこわれてしまったので、泣く泣くあまり上物ではないスタンドを新調して間もないころだった。

拍手[0回]

#112 血まみれのアンコール

 もうひとつ血まみれ事件を思い出した。

 あれはいつのことだったか、シタール奏者の井上憲司氏とタブラ奏者の吉見柾樹氏と3人でツアーをしたときのこと。岡山のあるお寺で演奏した。
 その日の演奏はお寺の本堂で行なわれた。満員が見込まれたので、演奏者の位置は壁ぎわぎりぎりとなった。
 さて、2時間のコンサートが終わった。悲劇は、アンコール終了後のお辞儀のときに起こった。

拍手[0回]

#111 BLODDY NIGHT

 今便は、お客さんの前で血まみれになってしまった話。

 あれはいつのことだったか、京都の某老舗ホテルのイベントで演奏したときのこと。ホテルだけあって、控室は客室であった。

 開演が間近に迫った控室で、ヒゲをそってくるのを忘れたことに気づいた。四、五日はそってない。ここは高級ホテル。この顔でお客さまの前に出るのは少々申し訳ない。
 洗面所に行くと、ちゃんと洗面セットが用意されている。開演まであとわずか。ビリッとカミソリの袋を破いた。

拍手[0回]

#110 ここはどこ?

 自分の揚琴演奏的生活を振り返ることなんてめったにない。が、何度となく思い出してしまう笑える出来事やときどきむくむくと頭をもたげてくる悲しい記憶もあるにはある。

 ステージで演奏中に眠ってしまったことがある。

拍手[0回]

#109 ○カリナと書く

 ○カリナは「木でできたオカリナ」であるとのことだが、それは実はおかしな話なのだ。

 そもそも「オカリナ」とは、イタリア語でガチョウの子供という意味で、イタリア生まれのあの独特のフォルムの「横笛系」の土笛をオカリナと呼ぶのだ。中南米などにある丸い「縦笛系」のものはオカリナとは呼ばない。
 したがって、「縦笛系」の○カリナは「木でできたオカリナ」ではない。
 土笛全般を勝手にオカリナと決めつけ、縦笛系の土笛に「バランス式オカリナ」などという名前を付けた人がいるから話がややこしくなっているのだ。

拍手[0回]

#108 木になる出会いと申請義務 2

 きのうのつづき。
 ○カリナという名は、実は「木でできたオカリナ」ということで付けられた名前だそうなので、きのうの彼女はあながち間違っていたわけではない。○カリナはハンガリー生まれの木製の小さな縦笛だ。甘く、透明感があり、かつ張りとねばりがある、とても素敵な音色だ。

 さて、この○カリナ、10数年前から日本でも作られているが、少々やっかいな存在だ。「NPO法人日本○カリナ協会」の公式サイトには次のように書かれている。

拍手[0回]

#107 木になる出会いと申請義務 1

 久し振りにおしゃれなカフェに入った。ヴォーリズ事務所の設計によるこの「GOSPEL」というお店は、京都の銀閣寺・哲学の道界隈にその緑に包まれた白壁と洒落た看板によって存在感を放っている。店内では高い天井の下に、こだわりのオーディオシステムから流れ出す静かなジャズやソロピアノが漂っていた。ゆったりとしたテーブルの配置、冷たいアールグレイのほど良い渋さ、同伴のよく知ったご婦人が注文したフルーツいっぱいの「おばあちゃんのタルト」。いずれも疲れをいやしてくれた。

 以前来たときには気づかなかったが、ときどきコンサートもやっているとの案内が目に入ったので、お店のきれいなおねえさんをつかまえて話を聞いてみた。話すうちに、いつのまにかワタシの素性へと話題が移っていった。

拍手[0回]

#106 THE 20年

 おしらせさせていただきます。
 ワタシの揚琴演奏的生活20周年を機に、これまで応援して下さったみなさまに感謝の意を表させていただくために、「揚琴演奏的生活20周年感謝的自主コンサート」を行ないます。

拍手[0回]

#105 妄 想

 カナダはトロントの街角に、早朝に二頭のゾウが現われたんだって。ゾウは行儀良く道ばたの草をはんでいただけで、おとなしくお縄についたそうな。サーカスのゾウがつい散歩に出たというが。

拍手[0回]

#104 オカリナのレッスンで三味線を弾く人々

 2ヶ月ぶりのワタシのレッスンとなったオカリナのグループがあった。ずいぶん間が開いたので、みんなのテンションの低下を少々心配していた。おまけに、吹く前にみんな口々に「練習ができとらん」と言う。しかも、4名のうちひとりは3ヶ月ぶりのレッスンとなる。

拍手[0回]

#103 TANAZARASHI PREMIUM

 K市の某ショッピングセンターにある楽器・CD屋さんに買物に立ち寄った。CDの棚の「中国楽器」というコーナーにワタシのファースト・ソロアルバムを見つけた。1994年7月に発売されたものだ。その後たいした数は売れていないが、いまだに廃盤にもならず少しずつ売れつづけている。この町にも置いてあったのはうれしかったのだが、このCD、背表紙の色が完全にあせている。よ〜く見ないとタイトルも判読できない。少なくとも10年はたなざらしになっていると見た。

拍手[0回]

#102 ある朝

 3匹のたぬきが井戸に落ちた。ウチの井戸は深いが今は水がほとんどない。その底で、たぬきたちは寄り添って困っている。
 ちょうど、きのうから向かいの家の軒先に長いはしごが立てかけてあったことを思い出した。このはしご、カラスが屋根のソーラーシステムをがんがんとこづいて悪さをするので、お向かいのおじさんが屋根に上って対策するために立てかけたところが、雨がふってきてそのままになっているのだ。

拍手[0回]

『百物語』といっても、怪談を書くのではありませぬ。このコーナー「Season´s Greeting〜季節のきまぐれページ」を書き始めて、今便がちょうど100回目になるのでした。

 100回目を機にお知らせしたいことがあります。
 2007年8月で、ワタシが揚琴の演奏活動を始めてから丸20年になるということです。
 揚琴を演奏して初めてギャラをいただいたのは、1987年8月15日。京都の有名な銀閣寺、のとなりの浄土院というお寺でした。知る人ぞ知る、大文字の送り火の管理をされているお寺です。お盆の施餓鬼供養という法要の場での演奏でした。今も演奏している「波紋」という曲は、このときの即興演奏が原型となって生まれました。20年間、同じ曲をやっているのですね。

カンゾウ
カンゾウ

拍手[0回]

おしらせ
お問合せはホームページの "FAQ & Form" からしていただけます。
太 陽 暦
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
New Comments
※ 非公開を希望される方はその旨お書きください。
[09/10 水戸ふぢ]
[09/05 森下知子]
[07/17 Kitty]
[05/31 Kitty]
[04/17 Kitty]
[03/13 巴だ]
[12/08 栗美]
twitter
ブログ内検索
New Track Back
ようこそ
バーコード
"巴だ リョウヘイ" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP@SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]