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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#110 ここはどこ?

 自分の揚琴演奏的生活を振り返ることなんてめったにない。が、何度となく思い出してしまう笑える出来事やときどきむくむくと頭をもたげてくる悲しい記憶もあるにはある。

 ステージで演奏中に眠ってしまったことがある。

 LAKSHMI という民族楽器楽団をやっていたときのことだ。1993年、そのファーストアルバムを、奈良の慧奏さんのスタジオで一週間ほとんど泊まり込んで録り終えた。
 あろうことか、半徹夜つづきのレコーディングを終えたその夜に、京都の都雅都雅というライブハウスで LAKSHMI のライブが組まれていた。このCD制作の現場責任者であったワタシは、レコーディング最終日は完全な徹夜となってしまい、とうとう一睡もせずにその夜のライブを迎えた。

 何曲目だったか、ワタシ作の「SHIZUKAGAHARA」という長編ナンバー。その前半はスローテンポで、尺八、シタール、揚琴の順に長いソロを回す。その誰のソロのときだったか、たった今鳴り響いているグループ全体の心地よいサウンドと幻想的な照明に包まれ、まことに夢見心地になっていってしまった。
 ふーっと意識が遠のいていった。制御不能。たぶん、数小節の間は彼岸をさまよっていたと思う。
 はっと気がつくと、揚琴のたくさんの弦がすぐ目の前にあった。自分が今どこにいて、何をしているのかに思いいたるまでにさらに時間を要した。ほぼ満員の暗い客席がだんだん見えてきた。
 信じ難いことに、その間手はずっと動き、リズムをきざみつづけていた。

 この天国的超越的瞑想的状況は、この曲の演奏中二度にわたって訪れた。

 おしまい。 
伝説のCD。つまりすでに廃盤。
ミュージックバザール

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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