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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#690 誤 算

 年を経る毎に、気候の変化が予想しくくなってきている。カメムシが多い年の冬は雪が多いという言い伝えも、この数年は当たらなくなってきた。季節の移ろい方も変わってきた。そのうち夏と冬だけになってしまうんだらふか。そうなったら、日本列島で生きてゆけるのは人間とゴキブリだけになっちゃうぞ。と、女の人はみんな逃げ出すから、日本は男だけのむさ苦しい国になってしまうな。

拍手[2回]


 あーあ、今年も車のタイヤをスタッドレスに履き替える時期が近づいてきた。年々雪が減ってきている。といって、降らないわけではない。よって、スタッドレスに換えざるを得ない。去年などは、雪国的気候のK地区やM地区へ仕事に行く数日以外は、スタッドレスを必要とした箇所はほんの数十メートルだけだった。もっと有効利用したいものだ。
「なんでまたわざわざこんな雪深い土地に越してきたのであるか」
「せっかくスタッドレスを買ったので、有効に使うためなり」
 などと妄想したり。

 マイオカリナ的生徒さんの中には、根雪が張るほど雪深い地域で暮らす人が二十人はいる。で、その人たちも、冬にはもちろんスタッドレスを履く。モモヒキも履く、かどうか。
 雪国の住民にとって、雪が少なくなるほどうれしいことはない。人と物と文化の行き来は、すべて雪によって阻まれてきたからだ。オカリナのレッスンも雪に阻まれることがある。で、雪が無くなることはないので、スタッドレスは欠かせない。

 前便で、先日「斜め向かいのおじさん」の所、すなわちかつてワタシが暮らしていた山里を訪ねたと書いた。そこはまさしく豪雪地帯。走る車のほぼすべては四輪駆動車で、十二月始めから三月末まではスタッドレスを履く。今住んでいる所には、雪はその地の三分の一も積もらない。が、やはりスタッドレスは欠かせない。
 車にとっての積雪は、10センチであれ30センチであれ、ノーマルタイヤでは走れないことに変わりはない。だから、これまで60センチだった雪(60センチの新雪の上を走ったことが何度かあった)が20センチに減ったからといって、スタッドレスが不要になるわけではない。

 前便の枕に書いたアイスバーンで困った事件の頃は、まだFF車にスタッドレスを履いていた。が、その翌年に四駆に乗り換え、その威力、安定感を体感。
 この夏に車を乗り換えた。三台目の四駆だ。前車より車体がややでかくなったのと四駆の性能アップで、走りはさらに安定した。それでいて燃費、税金などの維持費は前車並だ。万々歳だとほくそ笑んでいたら、思わぬ落とし穴があった。タイヤだ。車体がでかくなった分、当然タイヤもでかくなった。スタッドレスもでかくなった。タイヤの値段を見て、ワタシの鼻の穴もでかくなった。

 こんなに高いタイヤ、すり減るのがもったいない。できるだけ走らないことにしよう。いや、タイヤ代を稼がねばねばで、もっと走り回んなきゃ。・・・なんのためのスタッドレスか、なんのための車かわからんようになってきて、それは困った。

 おしまい。 
10.11.03 記 
山里の雪の朝
2005年2月。
05sasari_3

吹雪の日
05sasari_2

雪の中からマイ車を掘り出す。
05sasari_1

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なつかしいです
なつかしいです、こんな時あったなあ・・・
はなおくら EDIT
at : 2010/11/30(Tue) 00:16:16
Re:なつかしいです
はなおくら さま

このたび、拍手機能からいただいたコメントにも対応する運びとなりました。
せっかくいただいたコメントに、お返事がすっかり遅くなり申し訳ありませんでした。

大雪の朝、車がない。
きょろきょろ探していると、何かにつまずいた。
車が足下に埋まっていた・・・などということもありましたな。
雪の日でもオカリナ持って集まったりして、楽しかったです。

巴だ 
at : 2010/11/30 01:20
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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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