揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#420 法 則
この世界は、唯一の法則の上に成り立っているという。が、この世に存在する法則はけっしてひとつではないように見える。もしこの世界がたったひとつの法則の上に成り立っているのなら、それは凡人の目にも見える無数の法則らしきものを通貫し、それらを集合体たらしめている法則であるはずだと想像している。ん、この物理学か哲学のような枕はなんなのだ。
この世界は、唯一の法則の上に成り立っているという。が、この世に存在する法則はけっしてひとつではないように見える。もしこの世界がたったひとつの法則の上に成り立っているのなら、それは凡人の目にも見える無数の法則らしきものを通貫し、それらを集合体たらしめている法則であるはずだと想像している。ん、この物理学か哲学のような枕はなんなのだ。
釈迦牟尼仏陀は、悟りを開かれたとき、この世界を成り立たせている唯一の法則を体感されたという。であれば、その法則とは物理学や哲学の範疇にあるものではなく、宗教の範疇にあるものなのだろうか。それとも、そのような深遠な領域には、宗教や哲学や物理学といった区分は存在しないのだろうか。
それはともかく、小さな法則だったら、凡々と、あたかも法則外で生きているように見える禁治産者のごとき者が発見することもある。
きょう、苗代をさらに作り足すために土をふるっていたとき、あることに気がついた。きのうの雨で土はかなり湿っていて、ねばねばしている。だからふるい機にかけるのはひと苦労だ。で、ふるい機にかけられた土は、細かい土が下に落ち、荒い土がふるい機の中に残る。ふるい機の下に落ちた土は、ふるうまではねばねばしていたのに、さらさらしている。中に残った土も、ころころしていて互いにひっつかない。ところが、下に落ちた細かい土と混ぜ合わせてやると、再び粘り気が出てくる。
ふるう前の土は、大小様々な大きさの粒子の土の集合体だ。それをふるうと、一定以下の大きさの粒子の土だけが下に落ちる。その結果、ふるい機によって分けられたそれぞれの土は粘り気がなくなる。で、それらを合わせると再び粘り気が出る。
そういえば、昔ながらの田んぼの畦の作り方を本で読んだことがある。壊れにくい畦を作るには、まず粒子の荒い土に水を混ぜて塗り、その上から次第に粒子の細かい土に水を混ぜて塗り足していくとのことだった。
これらのことから、ある法則を発見した。
大きな粒子の土だけでは粘りがないが、そこに小さな粒子の土が混ざると粘りが出る。これは、摩擦によるものだ。大小様々な大きさの粒子が集まって摩擦が起こりやすくなり、その結果として粘りが出る。つまり、土同士の結着力が生じる。
逆に言えば、同じ大きさの粒子同士では摩擦が生じにくく、ゆえに結着力が生じにいということだ。
様々な個性が集まると、摩擦が生じやすい。が、その摩擦が結着力を生み出す。逆に、均一なキャラクターが集まると、摩擦は生じにくいが結着力も落ちる。すなわち、物体の個性の多様性の度合いと摩擦の大きさとは比例し、摩擦の大きさと結着力の強さもまた比例する、すなわち、個性の多様性の度合いと結着力・結束力の強さとは比例するという法則が見えてくる。
つまり、摩擦とは結着力・結束力の母なのだから、歓迎すべきものなのだということだとさ。
蛇足ながらこの一文は、子どもの「ぼく、おつきさまをはっけんした!」のレベルの話であることでせう。
深遠な世界かどうか・・・
↓
それはともかく、小さな法則だったら、凡々と、あたかも法則外で生きているように見える禁治産者のごとき者が発見することもある。
きょう、苗代をさらに作り足すために土をふるっていたとき、あることに気がついた。きのうの雨で土はかなり湿っていて、ねばねばしている。だからふるい機にかけるのはひと苦労だ。で、ふるい機にかけられた土は、細かい土が下に落ち、荒い土がふるい機の中に残る。ふるい機の下に落ちた土は、ふるうまではねばねばしていたのに、さらさらしている。中に残った土も、ころころしていて互いにひっつかない。ところが、下に落ちた細かい土と混ぜ合わせてやると、再び粘り気が出てくる。
ふるう前の土は、大小様々な大きさの粒子の土の集合体だ。それをふるうと、一定以下の大きさの粒子の土だけが下に落ちる。その結果、ふるい機によって分けられたそれぞれの土は粘り気がなくなる。で、それらを合わせると再び粘り気が出る。
そういえば、昔ながらの田んぼの畦の作り方を本で読んだことがある。壊れにくい畦を作るには、まず粒子の荒い土に水を混ぜて塗り、その上から次第に粒子の細かい土に水を混ぜて塗り足していくとのことだった。
これらのことから、ある法則を発見した。
大きな粒子の土だけでは粘りがないが、そこに小さな粒子の土が混ざると粘りが出る。これは、摩擦によるものだ。大小様々な大きさの粒子が集まって摩擦が起こりやすくなり、その結果として粘りが出る。つまり、土同士の結着力が生じる。
逆に言えば、同じ大きさの粒子同士では摩擦が生じにくく、ゆえに結着力が生じにいということだ。
様々な個性が集まると、摩擦が生じやすい。が、その摩擦が結着力を生み出す。逆に、均一なキャラクターが集まると、摩擦は生じにくいが結着力も落ちる。すなわち、物体の個性の多様性の度合いと摩擦の大きさとは比例し、摩擦の大きさと結着力の強さもまた比例する、すなわち、個性の多様性の度合いと結着力・結束力の強さとは比例するという法則が見えてくる。
つまり、摩擦とは結着力・結束力の母なのだから、歓迎すべきものなのだということだとさ。
蛇足ながらこの一文は、子どもの「ぼく、おつきさまをはっけんした!」のレベルの話であることでせう。
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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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