#211 雪の夜のあれこれ

#211　雪の夜のあれこれ

　また沖縄で事件だ。
「沖縄の米軍はみんな去勢すべきだ」
　と叫んだのは、同居のよく知ったご婦人。
「そうだ、去勢してしまえば戦意もおとろえる」
「そうだ、さすれば世界に平和が訪れる」
　旦那に去勢してほしいと願うご婦人が少ないことを願う。

　ところで、お百姓のおばあさん曰く「あんまり雪がふらんと、畑の虫が死なんでこまる」
　林業のおじさん曰く「雪が少ないと、鹿がふえてこまる」
　少雪の年は、それぞれが置かれた境遇から不安の声があがる。昨夜から当地にもまとまった雪が降ったものの、例年にくらべるとまだまだ少ない。いちばん心配されるのは、この夏の水不足だ。

　昨夜、吹雪で雪がどんどん積もっていく夜道を車で帰ってきた。午後１０：３０の京都・Ｋ地区南部の積雪は１０ｃｍ、視界は１０ｍ程度。走り慣れた道ではあったが、曲がるべきカーブを一瞬見落とした。そこは広い三叉路で、風通しが良いためにいち早く凍結していたことに気がついたときは遅かった。深めに切られたハンドルによって制御不能におちいった我が４ＷＤ車は、あれよあれよという間に歩道に吸い寄せられ、スローモーションのごとくに近付いてきた縁石に衝突した。

　幸い衝突時には歩く程度の速度だったことと、器用にもバンパー左の先端部から突っ込んだことで、バンパーに深めのえくぼができただけで済んだ。が、心は吹雪の夜道のようにまっくら。

　この一ヶ月で壊れたウチのものは、主要録音機材３種、パソコン。次は車でなければいいのだが、と言っていた矢先の出来事だった。
（かろうじてネットはできるＰＣにて書きました）

　おしまい。　
08.02.13　

きょうは子供たちが雪掻きをしてくれました。

2008/02/14 (Thu) 時　事 TRACKBACK() COMMENT(0)