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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
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#122 不滅の言葉

 どこかで出会った言葉が、心に刻まれて何十年も生き続けることがある。そればかりか、長い年月がたって初めてその真意が姿を現わすことさえある。

 前便で書いた『はしっこで弾く人』の真意が、前便をまとめているときにようやくわかった。
 それは、舞台のはしっこで弾いていればよいという意味ではなかったのだ。

 これまで、ソロ演奏がワタシの活動の大きな部分を占めてきたことは、ワタシの意志を超えたごく自然ななりゆきだった。またアンサンブルにおいても、けっして終始はしっこで弾いているわけではないし、他のジャンルのアーティストとの共演でも、たいていはソロ演奏の時間が用意されていた。このことと『はしっこで弾く人』の整合性のなさがずっとひっかかっていた。しょせん占いではないかと捨て置けない何かが、おっちゃんのこの言葉にもあったのだ。

 このたび、その疑問が氷解した。『真ん中』とは、東京が象徴する日本の社会的文化的中央を、『はしっこ』とは地方を意味していたのだ。つまり『はしっこで弾く人』であれということは、中央・都会に出ていかずに、あくまで地方で、ワタシの場合は自然の中で生きろという意味であったのかと、はたと思い至ったのだ。
 うかつだった。おっちゃんと出会ってから間もなく、山村へ移り住んで風の音を聴きつづけてきょうに至るというのに。そして、今になってなぜかおっちゃんのエピソードを書く気になったことが、揚琴演奏的生活20年を迎えるワタシに『はしっこで弾く人』の真意を理解させるための、必然的なりゆきであったこともよくわかった。

 これまでワタシは、おっちゃんの言葉に後押しされた面はあったものの、けっして盲目的に従ってきたわけではなかった。だからこそ今、ワタシの揚琴演奏的生活のこの20年の流れを、おっちゃんはあの時点ですでに予言していたのだと感じる。
 おっちゃんの数々の言葉は、これからもずっとワタシの中で生き続けるだろう。

 #100「百物語」で書いたサムルノリのキム・ドクス(金徳珠)さんの次の言葉も、ワタシにとって不滅の言葉となるのだろうか。

「同じことを20年つづけたら、必ず霊が助けてくれる」

 この真意やいかに。

 おしまい。 

※ 夏休みの宿題がたまっているため、しばらく休載させていただきます。

※ 8月6日夜半から翌未明にかけて、サーバーへの過負荷による閲覧障害があったようです。

黒 揚 羽
黒揚羽

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演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
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演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
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オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
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