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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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今さらながら、静寂について考えている。
今さらながらと言うのは、静寂と共に有ることがワタシの音楽の原点であり永遠のテーマでもあるからだ。
考えたことを、毎朝少しずつツイッターに流している。
「静寂は、間違いなく現代においてもっとも蔑ろにされているものの一つだ。人工の音が耳に入らない環境を見いだすことは、視界に電線が入らない風景を見いだすこと以上に難しい」
てな感じ。
前日につぶやいたことを見ながら、朝に考える。
自分との対話のようなものでもある。
静寂とは何か。

結論はない。
結論を出すために考えているのではない。
ワタシが知る静寂と常に共に有るために考えるのだ。
新たな眼と耳で静寂を見極めるために自分と対話するのだ。

憶えている。
生まれる前の静寂を。
何ものにも乱されず、世界に満ちていた静寂を。
二度と取り戻せない静寂を。

このにぎやかな世界。
静けさは貴重品となってしまった。
が、音楽は静寂から生まれてきた。
すべての生命が静寂から生まれたように。
音楽は、原泉を失いつつある。

音楽は、空中に漂っているものではない。
天から舞い降りてくるものでもない。
音楽は、人の心を介して湧きいでる。
その人の心。
静けさとともにあるのか。

人は誕生とともに、生まれる前の静寂を失う。
人は、新たな静寂を見いださねばならない。
すべての生命の源泉を、音楽を通して見いださねばならない。
そこから離れずにいることこそが、生きるということに違いないからだ。

音なき音を聴く。
無心に聴く。
ただ聴く。
聴き続ける。
静寂に至り、沈黙のうちにあり続けるまで。

…と、毎朝ぶつぶつつぶやきつづけるのは少しも静かな朝ではないな。
アマガエルに笑われそうだな。
クァッ、クァッ、クァッ、クァッ・・・

 おしまい。 
11.07.27 記 




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ずっと忘れずにいたい言葉
ずっと忘れずにいたい言葉。
静寂から生まれ再び静寂に至る間にわたしたちは何をみつけるのだろう。
意味のない話がすきなわたくしより。
葉子 EDIT
at : 2011/08/15(Mon) 09:42:22
Re:ずっと忘れずにいたい言葉
葉子さま

心に時折ぽっかりと開く青空、それを大切にしたいです。
その青空にはなんの意味もないのがいいです。

 巴だ
at : 2011/08/15 09:50
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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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