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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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作曲家の宇野誠一郎さん。
「ひょっこりひょうたん島」「ムーミン」「一休さん」「アイアイ」などを作曲された。
4月26日に亡くなっていたと、きょうの新聞。
84歳だった宇野さん、大槌町の惨状を、どんな思いで見ておられたことだらふ。
大槌湾の蓬莱島。
ひょうたん島のモデルとなった。
3.11の津波で形が変わってしまった。
シンボルの灯台は倒されてしまった。
さても、ひょうたん島はどこへゆく。
ぼくらを乗せてどこへゆく。

拍手[3回]


早稲田大学出身の宇野さん。
音楽は管弦楽法以外はほぼ独学だった。
ジャズっぽいフィーリングが際立っていた。
ひょうたん島は、歌詞にマッチしたスリリングな展開がたまらない魅力だ。
ジャズのビッグバンド風のアレンジは、当時としてはへんたい斬新だった。
作詞は故井上ひさしさん。

「丸い地球の水平線で、何かがきっと待っている」

希望のシンボル水平線は、ときに津波を送り込んでくる。
舟に乗っているときに津波と遭遇したら、沖へ漕ぎ出せと言う。
岸へもどると飲まれてしまうのだ。
日本列島。
沖へ、沖へと漕ぎ出そう。
水平線を目指そう。
すすめ、ひょっこりひょうたん島。

 おしまい。 
11.05.11 記 




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無題
大槌町と云えば、井上さんの「吉里吉里人」あの吉里吉里国の名前の元になった吉里吉里も、ここ大槌町にあります。井上さんが生きてらしたら、今回の震災についてどんな行動を起こされたろう、どんなまなざしで被害にあった方たちを見つめたろうと、ミクシィで話題になったそのすぐあとに宇野さんの訃報。驚きました。
知らず知らず、お二人の詩と曲は、僕らの脳髄に刻み込まれています。昨年に続いて、悲しいしらせでした。
竹崎 EDIT
at : 2011/05/12(Thu) 06:45:31
Re:無題
竹崎さま

井上ひさしさんの多くの作品に音楽を提供してこられた宇野さん。
それらの曲には、井上さんの作品と同じく、人々に対するやさしいまなざし、子どもたちに寄せる期待、世界に対する好奇心が満ちあふれていると感じます。
なぜ今おふたりが相次いで逝かれたのか。
残念です。

巴だ 
at : 2011/05/12 11:44
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巴だ リョウヘイ
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揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
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自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

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特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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