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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#412 降ってくるもの

 天には音楽が満ちていて、それらがいつも地上に降ってきているとしたら、どんなに素敵だろう。無限のジャンルの音楽が、24時間人々の元へと届く。人は心のチャンネルを合わせるだけでいい。ハイな音楽からブルーな音楽まで、古代の音楽から現代の音楽まで、地球の音楽から宇宙の音楽までが自動的に心に聴こえてくる。もし心が新しい音楽を求めれば、それが聴こえてくる。

 電波は、音や絵を運ぶことができる。で、テレビやラジオで音楽を聴くことができる。
 一方、インターネットはケーブルでつながっているから、ネットで聴く音楽は有線放送の一種だと言える。
 部屋の中でCDプレイヤーやパソコンにCDを差し入れて音楽を聴く。これは、昔のジュークボックスの系列と言えるやも。
 音楽を聴く方法は、ライブを除けばこんなところかな。
 この中では、電波を受け取るテレビとラジオで聴く音楽が、天から降ってくる音楽にいちばんイメージが近い。

 90年代に、セント・ギガという放送局があった。セント・ギガは、人工衛星を使ってデジタルの高音質の音楽を提供する放送局の先駆けだった。そしてセント・ギガが流す音楽は、ゆったりしたテンポの、リラクゼーションを誘う傾向のものが大半で、それらはあたかも、宇宙の時間の流れを表現しているかのようだった。また音楽だけではなく、世界中の様々な自然の音も、ときには音楽と重ねて流していた。
 が、当時は衛星放送を受信できる環境を持っている人はたいへん少なく、この素晴らしいコンセプトの局は早々に事業を撤退せざるを得なくなってしまったのだ。衛星放送を受信できる設備を持っている人の多くは、山奥や離島などの一般の電波が届きにくい地域の人々だった。で、セント・ギガで流す自然の音は、皮肉にも元々自然の音がいっぱいの地域で流れることが多くなってしまったのだ。

 セント・ギガは、天から降ってくる音楽にいちばんイメージが近かったように思う。縁あって、ワタシの揚琴の演奏もときどき流してもらっていた。自分の演奏が天から降ってきていると思うと、なかなか素敵な気分だった。
 インドへ行ったときに、道の笛売りにワタシの音楽はサテライトからも流れてきていると話すと、彼はワタシを薄目でじっと見た後、にっこり笑って合掌した。そりゃ信じられないよな。

 天は命が帰っていくところだと言う。つまり命のふるさとだってことだ。きっとそうなのだとワタシは思う。で、人の心と天とをつないでいる電波のような媒体があるにちがいない。そう考えれば合点がいくことが多いからだ。なぜ突然いろんなメロディーが聴こえてくるのか。なぜいろんな考えが浮かぶのか。だいたい、なぜこうして生きているのか、などなど。思わず鼻歌が出るとき、それは天から降ってきた音楽を受信しているのだ。

 人の心は天とつながっていると思う人は、ワタシの仲間だ。んにゃ、仲間じゃなくてもいいから、みなさんそう思ってちょ。
 天をあんまりよごさないでほしいと願うきょうこのごろ。天から降ってくるものは、雨と音楽だけでいい、と、音楽屋兼雨乞い師は思う。

 ぽかぽか陽気だったきょう、何ヶ月ぶりかで、陽光の下でゆっくりオカリナを吹いた。最後のほうは、こんな感じだったな。
 ↓
 
 おしまい。 
09.03.31 記 
みんなで、はい、チーズ!
水仙09.03.31

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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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