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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#183 料理人としての演奏者

 自分に制約を課することで結果が良くなることは、生活のさまざまな場面で体験する。やりたい放題やってしまうと、そのときは心地よくても、あとになれば、ずいぶんひとりよがりであったことがわかったり、押し付けがましい印象を受けることが多い。

 音作りにパソコンを導入してから、確か四年ほどがたつ。作・編曲や楽譜作りやオカリナの伴奏用の音源作りに使っている。
 ところが、あるとき目を開けたままでくしゃみをしてから、まだ若いのに、次第に近くのものが見えにくくなってきた。作譜ソフトの画面に多く現れる小さなデータが見えなくなってきたものだから、今は目と身体のためにできるだけ作成に時間をかけず、シンプルなものを作るように心がけている。

 でも、欲を出さずにシンプルなものを目指すようになってから、能率は上がり、出来もよくなったように思う。最小限の音で最大限の効果を上げる方法を考えるようになったからだろう。シンプルなものを目指すという制約が良い結果につながったというわけだ。
 シンプルなものを目指すという方向性は、とりもなおさず、素材の持ち味を生かすということだ。

 音作りは料理に通じると、かねてから思っている。料理は、料理人の腕を見せるものでも素材の良さを強調するものでもないと思う。食べる人に気を配り、どんな食材であれ「持ち味」を最大限に引出して提供することが料理だと思っている。あわよくば独創的で、食べる人に「こんな料理が食べたかったのよ!」と言ってもらえるようなものが作れれば言うことなしだろう。

 してみれば、音作りは、料理に通じるというよりも、料理とほとんどたがわないようだ。さまざまな音の素材を選び、手を入れ、合わせ、盛り付ける。
 が、作・編曲者は言わばレシピを作る人で、実は料理人は演奏者なのだ。
 レシピを作る人と実際に料理を作る人とどちらが大事か? ワタシは後者がより大事だと思っている。料理人のいないレシピは絵に描いたモチにすぎないからだ。いや、字に書いたモチか。そして、レシピがなくてもメシは作れる。

 おしまい。
07.10.25 
彼岸花の冬の姿
彼岸花の葉

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管理人について

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巴だ リョウヘイ
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揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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