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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#714 滝 壺 2

 滝壺から生還した。一日目は、これまででいちばん暖かい琴滝だった。一面の雨雲から、時折雨が落ちてきた。が、ワタシの出番中は一滴も降らなかった。晴れ渡った二日目は、例年通り時間を追って冷え込みが厳しくなっていった。が、寒さが増すほどイルミネーションの輝きもいや増すような気がする。訪れた数千人の人々は、幸せを持って帰ってくれただらふか。

 このたびは、この日のために「More and More Amor」を新たに編曲した。が、最近教材として編曲した曲にやってみたい曲が多かったので、それらに少し手を入れて使ってみた。なかなかいいじゃないか。「エトピリカ」「いい日旅立ち」「銀座カンカン娘」「ペチカ」といったところだ。

 2ステージ目の最後の曲は、会場のお客さんに「見上げてごらん夜の星を」「ムーンリバー」「白い恋人たち」の3曲から選んでもらった。二日とも、いちばん拍手が多かったのは「白い恋人たち」だった。このたびは若いカップルが多かったからだと思う。ん、熟年カップルも「白い恋人たち」に拍手してたっけ。いいですねー。「スイート・メモリーズ」も楽しんでもらえたかな。

 ハンドベルのグループとセッションした「もののけ姫」は、深山幽谷の山頂から満月が上り始めたロケーションとあまりにもマッチしていて、スタッフのMさんに「反則だ」と言わせた。馬場に歯向かうジン・キニスキーか。

レストランに張り出されていたMさん作のポスター。
当分笑えそうなのでもらってきた。

馬場

 司会者の方が、ワタシのオカリナ演奏を「冬ほたるになくてはならないライブです」と紹介してくださった。で、それに加えて、笑いながらワタシのことを「独特の雰囲気の人」と二度もおっしゃった。ありがとうございます・・・・・。

 琴滝公園入口の特設メインステージでの二度の出番の間に、滝壺の横で演奏したのは、アカペラソロだった。二日間とも、各15分間、即興演奏で通した。山の気、滝の気を感じ、それらへのレスポンスとして演奏したかった。伴奏もMCも無い空気のような演奏に接し、多くの人はおしゃぺりしながら通り過ぎるだけだったが、石の上に腰掛けて、ずっと静かに聴いてくださった方もあった。

 気温が零度近くになると、オカリナはいくら温めておいても、あっと言う間に冷たくなる。結露する。楽器置きのテーブルにヒーターを仕込み、さらに「他論」を乗せておいても十分ではない。次の機会あらば、雌のニワトリを連れて行こうと思う。言うまでもなく、マイオカリナを卵のように抱いていてもらうのだ。あ、ガチョウの方がいいか。
 また、夜の冷気と冷えたオカリナに熱を奪われてゆく指は、次第に硬直していく。小指、薬指の順に感覚がなくなり動かなくなっていく。小指が動かなくなると、ただでさえ押さえにくいドから下の音がへんたいになる。そこをいかにごまかすか、もとい、いかに乗り切るか。

 そんなあれこれの困難を差し引いても、この野外ライブの楽しさは少しも変わらない。夜空の果てまでオカリナの音が飛んでいきそうだ。久しぶりに演った「夜空ノムコウ」は、やはりいい曲だな。

 ここでは、ワタシの活動報告的一文になるが、このイベントがいかに多くの人の熱意と知恵と団結に支えられたへんたいでグレートなイベントであるかをぜひ知っていただきたい。よろしければ主催者様のブログへお運びを。

 今年最後の演奏を、充実した結果で終えることができたことに感謝し、来年もこの一年にお出会いし聴いていただいた皆様に幸多からんことと、ワタシにますます良き出会いと演奏の機会が多からんことを祈念いたしまする。次は、1月15日の法然院での揚琴による追悼演奏なのであった。

 おしまい。 
10.12.24 記 
メインステージでの演奏。ハンドベルのMさんちのお嬢さん撮影。
冬ほたる10_1 冬ほたる10_2

拍手[2回]

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Mです!
いや~!本当にお世話になりました。 企画段階より、これまでのすべてをご存知のともえださんだけに、構成、アイデアそして「想い」とJ・馬場を受け入れていただき本当に感謝しております!! もしかしたら?…の直感で提案したハンドベルとのコラボは私の予想を大きく裏切り、これだけでツアー組めるのではないだろうか?と驚きました。もののけ姫はまさに圧巻!米良呼んできて歌わせたいって思いました。 また、あれだけのステージ直後の滝横での演奏は、自然に溶け込む空気のような、冬の寒風に乗って耳に届く様な…素敵でした! 初めてステージ作りをご一緒させていただけて感謝しております。本当にありがとうございました!
M101227 EDIT
at : 2010/12/27(Mon) 22:21:32
Re:Mです!
Mさま

厳寒の中での後片付け、本当にお疲れさまです。
半月を越える作業の末、きっと疲労困ぱい状態でしょうに、コメントをいただきまことにありがとうございます。
「最高の出来」とされた今年のイルミ、五十万個の明かりのひとつひとつにスタッフの皆さんの想いが込められ、輝いていると感じました。
そしておそらく、訪れたお客さんもまた、ご自分の様々な想いがそこに宿り、光を放っているのをご覧になったことでしょうね。

心身ともに過酷な冬ほたる制作作業の中で、ステージ作りへも想いをたっぷりと注ぎ込まれたMさん。
滝壺横での演奏のご提案とセッティング、ワタシはすっかりその気にさせられてそれはまいった!
誰がなんと言おうと? あの演奏にワタシの深い想いと願いを込めることができたのは、ひとえにMさんのお蔭です。
Thanks again!!

巴だ 
at : 2010/12/27 22:47
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ライブ情報はホームページをご覧下さい。2017年5月14日に更新されました。
お問合せもホームページからしていただけます。
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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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