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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#197 爆 発 3

 爆発という言葉には、たしかに破壊的で暴力的な響きがある。しかし、創造的で肯定的な含意もある。それを強調し、自身の人生と創作の礎としてきたのが岡本太郎画伯だ。1981年にテレビのCMで画伯のすばらしい(?)表情から発せられた「芸術は爆発だ!」という言葉によって、ワタシの若い脳みそは誘爆させられた。

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#196 爆 発 2

 岡本太郎の『明日の神話』は原爆が爆発する瞬間をイメージした作品だそうだが、戦争での無差別大量殺戮を題材にした大作といえば、ピカソの『ゲルニカ』が思い出される。
 ゲルニカはスペインのバスク地方の小都市で、スペイン内戦時にフランコ将軍を支援するナチスによる無差別空爆を受けた街だ。ピカソはフランコに対抗する人民戦線政府の依頼により、パリ万博スペイン館の壁画としてこの作品を怒りを込めて一気に描き上げた。第二次大戦後も、ピカソは平和がもどらないスペインにこの絵を戻すことを拒否した。そしてピカソとフランコの死後、『ゲルニカ』はようやくペインに返還された(その当時はアメリカにあった)。

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#195 爆 発

 爆発するものはいろいろある。爆弾、ダイナマイト、ガス、粉塵、怒り、そして生命。岡本太郎は「芸術は爆発だ!」と言った。生命の爆発こそが芸術だという意味だ。その岡本太郎の巨大壁画『明日の神話』は、原爆が爆発する瞬間をイメージした作品だと言われる。その『明日の神話』をどこに恒久設置するかが争われている。

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#147 永遠の笑顔

「ようやく、こどものような絵を描けるようになった」
 これは、晩年のパブロ・ピカソの言葉だ。そうか、ピカソはこどもの絵を目指していたのか。
 こどもの頃のワタシにとって「芸術」という言葉からまず連想されるものといえば、音楽ではなく京都市美術館で出会ったピカソの絵だった。先日京都で再会したピカソは、ワタシの何かを目覚めさせた。あれから半月。ピカソショックはその後の演奏、いや生活の質を確実に変えた。

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 自分が誰よりも尊敬して母のように慕ってもいる上司が、むかし死んだ母親の親友だったとわかったときの驚きと喜びとはいかほどのものだろう。
 自分が誰よりも信頼して娘のように可愛がっている部下が、むかし死んだ親友の娘だったとわかったときの驚きと喜びとはいかほどのものだろう。
 共鳴するふたつの魂が、ふたつの肉体となって出会う。再放送で放映中のこの「宮廷女官・チャングムの誓い(原題/大長今)」という韓国製ドラマの中で、ワタシがもっとも好きなシーンのひとつだ。チャングムとハン尚宮(サングン)が共有した幸福感、安堵感、絆の強さは、自分がこれまで体験したことがない種類のものであるはずなのに、あたかも自分の体験から生まれたかのような感動をともなって胸に迫ってくる。そしてしばしの後に、自分がこのような出会いへの憧れを持っていることに気づかされる。

 さて、自分が望む境遇・世界というものは、他者への憧れの中にしか存在しないものなのだろうか。 

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 ずいぶん以前だが、京都のあるお寺を訪れたとき、たまたまそのお寺で開催していたあるアーティストの個展会場となっていた一室を訪ねた。庭から踏み石を踏んで、その白壁の部屋の敷居を一歩またいだとき、空気が外とまったく違っていることに気づいた。それは、そこに漂っていた音楽のせいだった。
 それは、カザルスによるバッハの無伴奏チェロ曲であった。
 ほんの数小節聴いただけでそれとわかるカザルスの演奏。であるのに、鑑賞体験の記憶は聴くたびにきれいに一掃されてしまい、常に新たな、いや、永遠のカザルスの音世界へと導かれてしまう。
 そこで聴いたカザルスは、カザルスであると同時にバッハであり、人間を超えた何者かでもあり、その音は日常の領域に属さない、別の領域、異次元を現出していた。そこでは自身の肉体は忘れ去られ、時間は消え去り、ただ過去と未来を同時に現在として表現してしまう音楽だけが漂っている。その音楽は、まさに「結界」であった。

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 染色作家の志村ふくみさんが、著書の中に、素晴らしい絵画は、それがそこにあるだけで空間に「結界」を作り出してしまうと書いておられた。そこに一歩立ち入った者の心の有り様をすっかり変えてしまい、そこが聖なる領域であることを「一瞬にして」心身に理解させてしまう空間、それが結界である。志村さんは、フェルメールの絵を例に、このことを語っておられた。

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ライブ情報はホームページをご覧下さい。2017年5月14日に更新されました。
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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「Contact」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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