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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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黙考もくもく、再び。
「芸術に何ができるか」
芸術とは、なんぞや。

芸術は、美。
生ある衆生のありのままの姿の反映。
芸術は、永遠。
瞬間に関わるがゆえに、時を超える。
芸術は、人間の業。
感情を形にすること。

てことで、まずは芸術とは何かをカクニン。

拍手[4回]


3.11以来、この場でワタシは、音楽に携わる立場からではなく、一人の人間として考え、書いてきたように思う。
それはワタシの意思でそうしたというよりも、圧倒的な力によってそのように動かされてきたとの思いが強い。
一人の人間として、現状を認識する。
そして、未来を考える。
そして、現在の行動を決定する。

現状の打破は、自分一人ではできない。
これは事実だ。
が、事実の一側面を言い表したに過ぎない。
事実の全部はこうだ。
現状の打破は、自分一人ではできないが、自分がしなければなされ得ない。

自分が変わらなければ、何も変わらない。
が、自分はそのままで、周囲にだけ変化を求めることのなんと多いことか。

誰もが美を愛で、永遠を感じ、思いを存分に表現できる日々にしたい。

芸術に何ができるか。
つまり、アーティストの仕事とは。
それは、世界について「美」という切り口で語ること。

で、アーティストである前に、一人の人間であるのは当然。
アーティストがただの肩書きであれば、なおのこと。

さて、一人の人間として、破滅の中に美を見る資質が、真のアーティストとそれ以外の人を分けている。
その資質は、生命の危機に瀕してなお美を追求するという、過酷な戦いを強いられるにちがいない。
気分が良ければ、誰でも鼻歌が出る。
気分が良ければ、誰もがアーティスト。

誰もが美を愛で、永遠を感じ、思いを存分に表現できる日々にする。
それは、誰もが、どんな状況でも、共感できるものを作ることでもある。
それは、世界で起こるすべての悲劇に対する、精神のセーフティーネットの創造なのだ。
であれば、自分が生命の危機に瀕してなお美を追求するしかない。
それは当然ながら、平穏の中に身を置いていては、けっしてなし得ない。

ひきつづき、黙考もくもく。

 おしまい。 
11.04.24 記 



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管理人について

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巴だ リョウヘイ
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職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
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演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
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所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

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特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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