揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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小泉氏がまたテレビに出てきた。環境問題の重要性を訴えていた。総理のイスに再び座るつもりにちがいないこの方は、今度はゴア氏よろしく人道的テーマの部屋にずかずかと上がり込んできて、新たな市民・無党派層の獲得に乗り出したというわけだ。
それはそうと、環境問題を云々するならば、いちばん身近な環境をまず大切にするべきだろう。それは何かとたずねたら、自分の身体にきまっとる。
人間は身体ではない。身体は入れ物だから、部屋のような家のようなものだと言っていい。つまり健康に気を配るというということは、環境を大切にすることになる。
また、何を食べるかが環境を守りもし、壊しもする。大量の家畜の肉を食べようと思えば、家畜の食べ物を得るために広大な用地が必要になる。森林は伐採され、二酸化炭素は増える。水量の減った川はにごり、血液もにごる。
よって、健康問題は環境問題のコトハジメであるということに。
それはそうと、環境問題を云々するならば、いちばん身近な環境をまず大切にするべきだろう。それは何かとたずねたら、自分の身体にきまっとる。
人間は身体ではない。身体は入れ物だから、部屋のような家のようなものだと言っていい。つまり健康に気を配るというということは、環境を大切にすることになる。
また、何を食べるかが環境を守りもし、壊しもする。大量の家畜の肉を食べようと思えば、家畜の食べ物を得るために広大な用地が必要になる。森林は伐採され、二酸化炭素は増える。水量の減った川はにごり、血液もにごる。
よって、健康問題は環境問題のコトハジメであるということに。
健康ブームという言葉には違和感を持ちつづけている。たとえば、夕方に街にあふれる、腕を不自然に振りつづける妙な歩き方をする人の一群を見るにつけ、少々不気味な思いがする。無表情で、何かに憑りつかれたように歩き続ける人々。あの腕の振り方と歩くスピードが、散歩とウォーキングを分けているようだが、散歩の方がよほど心身に良さそうに見えるのはワタシだけだろうか。
健康に良い食べ物、食べ方については、世の情報の大部分がこれに費やされているのではないかと見まごうほどだ。何が身体に良いか、また悪いか、これ、どんどん変わっていっているからおもしろい。きのうの薬はきょうの毒。
小学生時代、各教室に「パンを食べよう」という官製ポスターが貼り出してあった。そこには、忘れもしない、パン食家として色つやがよく丸々と太った人の絵と、米食家として土色の顔のげっそりやせた人の絵が並べて描かれていた。外国との取り引きによる小麦の輸入促進がねらいであった。
時は移り、今度は「お米を食べよう」という政府のキャンペーンが全国に張られた。これは減反政策と同時に企図された、米余り対策であった。
これは、国民の食生活、引いては健康に政治が深く介入した例である。
東洋には「医食同源」「身土不二」「一里四方の物を食べていればよい」「旬のものを食べていれば病気をしない」など、食にまつわるすばらしい格言がたくさんある。これらは、何をどう食べるのが大切かということと同時に、その食物を作ること、採ることがそのまま環境保護につながるという知恵を合わせ持っている。
現代は、健康は利己的満足の道を腕を大きく振って一人歩きし、何を食べるべきかの本能に根ざした知恵は低級な欲望と恣意的情報に曇らされてしまい、したがって人のことは知ったこっちゃない的環強破壊行動を人民が共有している。身の周りの当たり前のものをおいしくいただける知恵と感性はどこへいってしまったのだろふ。
健康に良い食べ物、食べ方については、世の情報の大部分がこれに費やされているのではないかと見まごうほどだ。何が身体に良いか、また悪いか、これ、どんどん変わっていっているからおもしろい。きのうの薬はきょうの毒。
小学生時代、各教室に「パンを食べよう」という官製ポスターが貼り出してあった。そこには、忘れもしない、パン食家として色つやがよく丸々と太った人の絵と、米食家として土色の顔のげっそりやせた人の絵が並べて描かれていた。外国との取り引きによる小麦の輸入促進がねらいであった。
時は移り、今度は「お米を食べよう」という政府のキャンペーンが全国に張られた。これは減反政策と同時に企図された、米余り対策であった。
これは、国民の食生活、引いては健康に政治が深く介入した例である。
東洋には「医食同源」「身土不二」「一里四方の物を食べていればよい」「旬のものを食べていれば病気をしない」など、食にまつわるすばらしい格言がたくさんある。これらは、何をどう食べるのが大切かということと同時に、その食物を作ること、採ることがそのまま環境保護につながるという知恵を合わせ持っている。
現代は、健康は利己的満足の道を腕を大きく振って一人歩きし、何を食べるべきかの本能に根ざした知恵は低級な欲望と恣意的情報に曇らされてしまい、したがって人のことは知ったこっちゃない的環強破壊行動を人民が共有している。身の周りの当たり前のものをおいしくいただける知恵と感性はどこへいってしまったのだろふ。
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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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