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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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 あまりパソコンに向かいつづけるのはよくない。耳が疲れてしまう。「ウーーー」「ウイーン」「イーー」「キーン」という音が耳について、他の微細な音が聴こえにくくなってしまう。が、もうちょっとだけ。考えが湧いてきた。

「聴く」ことについて、さらに考えてみた。
 前便では、演奏中は三種類の音を聴きつづけることになる、として「そしてもうひとつは、これから演奏しようとしている、頭の中の音だ。楽譜の中にまだ眠っている音だ」と書いた。これは、少し不十分だった。

 これから演奏しようとしている音は、楽譜の中だけにあるのではない。実際に、頭と心と身体の中で鳴っているのだ。それを聴くことが「これから演奏しようとしている、頭の中の音」のことだったのだ。
 楽譜の中の音は(目の前に楽譜があろうと暗譜であろうと即興であろうと)「頭の中の音」であって、心と身体の中の音ではない。
 実際は、それらみっつが一体になって響く。「内側の音」となって響く。そして、それを、聴く。

 演奏中の「聴く」ということを改めて観察してみると、こういうことになる。 でしょ?

 今、自分が楽器で出している音と、内側の音との間には、時間差がある。まず内側の音が鳴って、少し遅れて実際の音を出し、それを聴く。
 少し遅れて、とはどれくらいのことか? そのときによって異なるようだ。

 指揮者と、被指揮者である演奏者の聴き方は、次のようになる。
 指揮者は、楽譜を読む、内側の音が鳴る、指揮棒が振られる、実際の音である楽器の音が鳴る。 となる。
 演奏者は、楽譜を読む、指揮を読む、内側の音が鳴る、実際の音が鳴る となる。
 それぞれの行為が時間差を伴って、連続的に行なわれる。
 さて、上の四つか五つの行為が、すべて同時に行なわれている瞬間があるのだろうか?
 いや、それらは本当に同時なのだろうか? わずかに時間差があるのだろうか?
 そして、内側の音と今実際に出ている音との関係は、どのようなものなのだろうか? 時間的に後から鳴る実際の音が、これから鳴る内側の音に影響を与えているだろうか?

 こういう研究を、なんというジャンルで呼べばいいのだらふ。 
 と、まとめたふりをして、逃げ出す。

 おしまい。




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管理人について

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巴だ リョウヘイ
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揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
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自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

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特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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