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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#136 こだわりの果てに

 ワタシの揚琴のバチは、竹のお箸を改造したものだ。中国製で「天竺箸」という名が付けられていた。天竺とはインドのことだが、そういえばそのような柄が施されている。根元には金メッキされていた金具がはめ込まれているが、今ではメッキはすっかりはげ落ちてしまっている。

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 天竺箸は、十数本をひと箱に詰めて売られている。そのうち、バチとして使えるまっすぐなものは、せいぜい一、二本しかない。
 箸はどれも竹の地色である薄い茶色に濃い茶色で彩色されている。この配色は揚琴とそっくりで、揚琴の上に置くと、まるで専用のバチのように見える。

 このお箸の先端を少し丸くけずり、先端から5センチほどまでにフェルトの布を貼り付ける。この布は使ううちにすぐにすりへってくるので、ひんぱんに張り替える。接着剤はデンプン100%の洗濯糊に限る。
 この糊の加減がたいへん微妙でむずかしい。天然の水で糊を2倍に溶き、指でバチにうすく伸ばしながら塗ってゆく。均一に、適度な厚さに塗らなければ、思った音色は得られない。
 そして、布を指で軽く押さえて貼付ける。適度に空気を含むように加減する。
 一度でOKが出ることは少ない。何度も新しい布を切り出して貼り直すことが多い。

 ここまでやっても、気にいったものはなかなかできない。が、たとえベストのものができたとしても、使ううちにすぐにすりへって音色もタッチも変わってくる。そして、それにつれて耳と指もなれてくるので、相当すりへるまでは多少の音色の変化はあまり気にならない。
 だから、結局は、たいてい「まあ、これでいいや」と作業を終えることになる。まったく、こだわっているのだか、いないのだか。
 これを「弘法は筆を選ばず」の境地と言えればいいのだが、それは常に演奏の結果次第なのだ。

 あれもこれも「まあ、これでいいや」の心境で9日のコンサートを迎える。まあ、いいや。

 おしまい。 
揚琴のスタンドにとまっているウマオイ
ウマオイ07.09.04
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管理人について

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巴だ リョウヘイ
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職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
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自己紹介:
 
演奏活動歴/揚琴、27年。オカリナ、16年。
活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

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特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

京都府下農村在住。
雨乞い師見習い。
自然農見習い。
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