揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#662 期 待
新しい事を始めるとき、人は誰しも期待に胸をふくらませる。今週は新しいプロジェクトがつづき、期待で胸が苦しい。初めて出会う人との仕事もあれば、すでに知っている人たちと始める新しいプロジェクトXもいくつかある。後者のパターンに、いつにない面白さを感じている。それは、参加者の組み合わせに、意外性と必然性が同居しているからだ。天の配剤でそれはよかった。
新しい事を始めるとき、人は誰しも期待に胸をふくらませる。今週は新しいプロジェクトがつづき、期待で胸が苦しい。初めて出会う人との仕事もあれば、すでに知っている人たちと始める新しいプロジェクトXもいくつかある。後者のパターンに、いつにない面白さを感じている。それは、参加者の組み合わせに、意外性と必然性が同居しているからだ。天の配剤でそれはよかった。
きょう集まったAさんBさんCさんとは、ワタシはそれぞれ別の所で知り合った。その三人もまた、それぞれがすでに別の所で個別の目的で知り合い、すでに共同でなんらかの作業をしていた。つまりワタシを含めたこの場には、4通りの人間関係が交錯していたってことだ。
思いもよらないことで集まることになったこの四人が、これまた思いもよらなかったテーマについて話し合った。そのテーマとは当初は「テレビの番組製作」であり「エコな田んぼ」だったのだが、掘り下げていくと別のテーマが見えてきた。それは「共同で表現活動をする」だった。
田んぼがなぜ表現活動に化けたのか。この四人は人前で何かを表現することを仕事にしているから、このテーマが現れてきたのは自然というか必然のことに思える。こういう人種は、どのドアから入っても、結局は「表現」という最後のドアに行き着いてしまう。
で、「共同で表現活動をする」というテーマにたどり着いたことは、全員の期待通りだったことが、今はよくわかる。
明日、もうひとつのプロジェクトが始動する。それは、マイオカリナ的生徒さんたちの新しいグループだ。
これまでワタシは、もっぱら生徒さんたち自身がメンバーを集めたグループの指導の任に着いてきた。が、このたびは初めて、ワタシから新しいグループへの参加を呼びかけた。参加者には、すでに何年か他のグループのレッスンでおつきあいがある人もいれば、ごく最近出会った人もいる。
で、三人編成のこのグループ、DさんとEさんとFさんは、互いにどんな人なのか、どんなオカリナを吹くのか、ほとんど、あるいはまったく知らない。が、ワタシはそれぞれの人の個性・特徴を、ある程度、または少しは知っている。だからこの場の人間関係には、ワタシという共通項しか無い。それゆえに、みなさんにとっての初練習は意外性の連続になるだらふ。が、ワタシに取っては、きっと多くは必然の内にある。
で、このプロジェクトに対する期待は、未知の要素が大きい分、ワタシ以外の参加者各位の方が大きいやもしれぬ。
さて、期待とは充足や成功のイメージにほかならない。てことは、人との出会いに抱く何らかの期待とは、出会う人が自分に良いように動いてくれるというイメージのことだ。で、このイメージは、たいていくつがえされる。わかっているのなら始めからイメージなど持たなければいいのに、こりずに持ってしまう。人は現在よりも、想像の中の良き未来、すなわち夢に生きている方が好きなのだろうか。
しかし音楽は、「表現」は、夢を打ち破るところから始まる。それぞれのプロジェクトで、打ち破られた夢の先にあるものを、まずはしなやかに受け止めたい。
思いもよらないことで集まることになったこの四人が、これまた思いもよらなかったテーマについて話し合った。そのテーマとは当初は「テレビの番組製作」であり「エコな田んぼ」だったのだが、掘り下げていくと別のテーマが見えてきた。それは「共同で表現活動をする」だった。
田んぼがなぜ表現活動に化けたのか。この四人は人前で何かを表現することを仕事にしているから、このテーマが現れてきたのは自然というか必然のことに思える。こういう人種は、どのドアから入っても、結局は「表現」という最後のドアに行き着いてしまう。
で、「共同で表現活動をする」というテーマにたどり着いたことは、全員の期待通りだったことが、今はよくわかる。
明日、もうひとつのプロジェクトが始動する。それは、マイオカリナ的生徒さんたちの新しいグループだ。
これまでワタシは、もっぱら生徒さんたち自身がメンバーを集めたグループの指導の任に着いてきた。が、このたびは初めて、ワタシから新しいグループへの参加を呼びかけた。参加者には、すでに何年か他のグループのレッスンでおつきあいがある人もいれば、ごく最近出会った人もいる。
で、三人編成のこのグループ、DさんとEさんとFさんは、互いにどんな人なのか、どんなオカリナを吹くのか、ほとんど、あるいはまったく知らない。が、ワタシはそれぞれの人の個性・特徴を、ある程度、または少しは知っている。だからこの場の人間関係には、ワタシという共通項しか無い。それゆえに、みなさんにとっての初練習は意外性の連続になるだらふ。が、ワタシに取っては、きっと多くは必然の内にある。
で、このプロジェクトに対する期待は、未知の要素が大きい分、ワタシ以外の参加者各位の方が大きいやもしれぬ。
さて、期待とは充足や成功のイメージにほかならない。てことは、人との出会いに抱く何らかの期待とは、出会う人が自分に良いように動いてくれるというイメージのことだ。で、このイメージは、たいていくつがえされる。わかっているのなら始めからイメージなど持たなければいいのに、こりずに持ってしまう。人は現在よりも、想像の中の良き未来、すなわち夢に生きている方が好きなのだろうか。
しかし音楽は、「表現」は、夢を打ち破るところから始まる。それぞれのプロジェクトで、打ち破られた夢の先にあるものを、まずはしなやかに受け止めたい。
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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
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オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
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