揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#286 瑶族舞曲と北京五輪
雲南省は中国の西南部に位置する緑豊かな地域で、北西はチベット、南はミャンマー、ラオスと接しており、それぞれの地域との文化的共通項も多い。そして北側の雲嶺山地を越えると、大地震があった四川省だ。
雲南省では複雑な地形が生む多様な生態系の中で、古来多くの少数民族が暮らしており、今も昔ながらの暮らしと文化を守り続けている。そのひとつの瑶族(ヤオ族)に伝わるメロディーを元に作られたのが「瑶族舞曲」だ。
雲南省は中国の西南部に位置する緑豊かな地域で、北西はチベット、南はミャンマー、ラオスと接しており、それぞれの地域との文化的共通項も多い。そして北側の雲嶺山地を越えると、大地震があった四川省だ。
雲南省では複雑な地形が生む多様な生態系の中で、古来多くの少数民族が暮らしており、今も昔ながらの暮らしと文化を守り続けている。そのひとつの瑶族(ヤオ族)に伝わるメロディーを元に作られたのが「瑶族舞曲」だ。
瑶族舞曲は1950年代に劉鐵山と茅元というふたりの作曲家によって合唱曲として書き上げられた。その後様々な楽器で演奏されるようになり、揚琴独奏曲としても編曲されている。
そもそも中国音楽とは全然無関係なところで揚琴と出会ったワタシには、長い間本格的な中国曲のレパートリーがなかったのだが、7、8年前からこの瑶族舞曲を自身の編曲によって演奏するようになった。全4部からなる組曲であるこの曲は、瑶族の人々の昔ながらの暮らしぶりを思い起こさせてくれる。そんなところに惹かれて、今もよく演奏している。
中国各地では、四川大地震、チベットの弾圧を始め世情不安がつづいている。雲南省では去る19日に住民400名と警察が衝突し、住民2名が死亡。また21日には雲南の省都昆明で二件の爆破テロが起き2名が死亡した。中国各地で頻発する暴動や当局との衝突の背景には、地元当局の職権乱用や腐敗、都市・農村間の格差拡大などがあるというが、それだけではないようだ。
爆破テロを受けて、ある市民は言う。
「五輪前テロにちがいない」(毎日jp)
四川大地震が起きたときワタシは思った。ああ、これで北京五輪はなくなった、と。それが、中国政府は五輪開催「強行」を早々と宣言。各国も同調した。
災害のあとだからこそ人々を元気にするためにイベントが必要だという声もあいかわらずあるだろう。たしかに、世界は広い。家族が住むところがなくなった上ひん死の重傷を負っているときに、元気づけるのだと言って大金を使ってスポーツの大会を開く人もいるかもしれない。
日本の代表選手は、今でも誰もが口をそろえて「北京まであと◯◯日ですからがんばります」「夢にまで見た大舞台ですから」などと言う。
一方、団体としてでも個人としてでも、不参加を表明することこそが、常識ある国の国民として無謀な開催に抗議する最良の方法であり、全参加予定国のボイコットこそが被災地や弾圧されている人々の救済への最も効果的な第一歩となるのではないかという発想もある。
マスコミには、現在のあの国が五輪を開催する状況にあるのかどうか、それ以前に資格があるのかどうかを論じる人は見当たらない。
ネットの中には数年前から「北京五輪開催反対」を掲げるサイトやブログが多数存在する。もちろんその中には反中右翼サイトも含まれる。
諸外国はといえば、モスクワ五輪のときはアフガニスタンに侵攻したソ連に抗議して各国がボイコットしたというのに、このたびはブッシュの「オリンピックと政治は別だ」のひとことに右へならえしたのだろうか、ボイコットの声は聴こえてこない。
昨夜、東京オリンピックの記録映画を見た。オリンピック史上初めて、閉会式で各国の選手が誰からともなくスタジアムを自由に歩き回り、国と人種と競技結果を越えて笑い合い、肩を組み、別れを惜しみ合う、あたかも世界がひとつになったかのような模様には、やはり感動してしまった。真のオリンピックはあの閉会式で完成され、同時に終わったのではないかと思わされた。
ワタシは、北京五輪をテレビで観戦することはないだろう。ワタシの中の中国とは、これまで数々のすばらしい文化を日本に伝え揚琴を育んだ偉大な文化国家であり、緑豊かな山中で昔ながらの自然と一体となった暮らしを今も守り続けている雲南省の人々であるからだ。
そもそも中国音楽とは全然無関係なところで揚琴と出会ったワタシには、長い間本格的な中国曲のレパートリーがなかったのだが、7、8年前からこの瑶族舞曲を自身の編曲によって演奏するようになった。全4部からなる組曲であるこの曲は、瑶族の人々の昔ながらの暮らしぶりを思い起こさせてくれる。そんなところに惹かれて、今もよく演奏している。
中国各地では、四川大地震、チベットの弾圧を始め世情不安がつづいている。雲南省では去る19日に住民400名と警察が衝突し、住民2名が死亡。また21日には雲南の省都昆明で二件の爆破テロが起き2名が死亡した。中国各地で頻発する暴動や当局との衝突の背景には、地元当局の職権乱用や腐敗、都市・農村間の格差拡大などがあるというが、それだけではないようだ。
爆破テロを受けて、ある市民は言う。
「五輪前テロにちがいない」(毎日jp)
四川大地震が起きたときワタシは思った。ああ、これで北京五輪はなくなった、と。それが、中国政府は五輪開催「強行」を早々と宣言。各国も同調した。
災害のあとだからこそ人々を元気にするためにイベントが必要だという声もあいかわらずあるだろう。たしかに、世界は広い。家族が住むところがなくなった上ひん死の重傷を負っているときに、元気づけるのだと言って大金を使ってスポーツの大会を開く人もいるかもしれない。
日本の代表選手は、今でも誰もが口をそろえて「北京まであと◯◯日ですからがんばります」「夢にまで見た大舞台ですから」などと言う。
一方、団体としてでも個人としてでも、不参加を表明することこそが、常識ある国の国民として無謀な開催に抗議する最良の方法であり、全参加予定国のボイコットこそが被災地や弾圧されている人々の救済への最も効果的な第一歩となるのではないかという発想もある。
マスコミには、現在のあの国が五輪を開催する状況にあるのかどうか、それ以前に資格があるのかどうかを論じる人は見当たらない。
ネットの中には数年前から「北京五輪開催反対」を掲げるサイトやブログが多数存在する。もちろんその中には反中右翼サイトも含まれる。
諸外国はといえば、モスクワ五輪のときはアフガニスタンに侵攻したソ連に抗議して各国がボイコットしたというのに、このたびはブッシュの「オリンピックと政治は別だ」のひとことに右へならえしたのだろうか、ボイコットの声は聴こえてこない。
昨夜、東京オリンピックの記録映画を見た。オリンピック史上初めて、閉会式で各国の選手が誰からともなくスタジアムを自由に歩き回り、国と人種と競技結果を越えて笑い合い、肩を組み、別れを惜しみ合う、あたかも世界がひとつになったかのような模様には、やはり感動してしまった。真のオリンピックはあの閉会式で完成され、同時に終わったのではないかと思わされた。
ワタシは、北京五輪をテレビで観戦することはないだろう。ワタシの中の中国とは、これまで数々のすばらしい文化を日本に伝え揚琴を育んだ偉大な文化国家であり、緑豊かな山中で昔ながらの自然と一体となった暮らしを今も守り続けている雲南省の人々であるからだ。

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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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