揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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#472 I' m here with you
カワセミを見た。6月17日以来だ。その日と同じ場所、マイ田んぼのすぐ近くの小さな堰堤でだった。カワセミほど美しい鳥はいない。いないと言ったらいないのだっ。おまけにきょうは、生まれて初めてイカルの姿を見た。なんていい日なんだ。ニコニコがあふれ、止まらない。近ごろは、こんなときにいちばんニコニコがあふれ出る。これでいいのか。これでいいのだ。
カワセミを見た。6月17日以来だ。その日と同じ場所、マイ田んぼのすぐ近くの小さな堰堤でだった。カワセミほど美しい鳥はいない。いないと言ったらいないのだっ。おまけにきょうは、生まれて初めてイカルの姿を見た。なんていい日なんだ。ニコニコがあふれ、止まらない。近ごろは、こんなときにいちばんニコニコがあふれ出る。これでいいのか。これでいいのだ。
カワセミと遭遇した堰堤には、魚がたくさん集まってくる。おまけに川面がよく見える上に流れがおだやかだ。で、ここはカワセミにとって恰好の狩り場だ、カワセミは必ずまたここへやって来るとにらんだワタシは、あれ以来そこを通るときは必ず足音を潜め、目を凝らしてきた。が、きょうもカワセミがワタシに気づく方が早かった。川沿いの田んぼに設えられた鹿除けネットの支柱のてっぺんに留まって水中の魚を狙っていたらしいカワセミは、ワタシが足音を低くする前にワタシを察知した。ワタシはと言えば、カワセミに気づいたのはカワセミが飛び立ったときだといううかつさだ。40mほど離れたヒノキ林へと飛び去る可憐で華麗な後ろ姿は、さしてあわてているようでもなかった。なんだよ、だったらもうちょっとじっとしていてくれればいいのに。
話変わって、イカルは、マイ田んぼの側で暮らすイカル、ウチの周辺で暮らすイカル、T市のお寺の境内に飛んで来るイカル、金閣寺で録音したイカル、それぞれが固有のメロディーを持っている。ウグイスなども固有のメロディーを持っているが、イカルたちのそれぞれのメロディーは違いがたいへんはっきりしている上にとてもメロディアスだ。それぞれのイカルのテーマソングだと言っていい。
さて、きょう、日が西の山に隠れようとする頃、とうとう姿を見せたマイ田んぼのイカル。ただし彼を見たと言っても、実は彼は田んぼの上空高くを飛び、山の彼方へと消えるところだった。それはシルエットでしかなかった。それでいてそれがイカルだとわかったのは、鳴きながら飛んでいたからだ。そのメロディーがいつもその辺りで聴こえてくるメロディーだったから、いつものあいつだとわかったのだ。
ワタシは草刈りの手を止めてそのシルエットに見入った。初めて見るその飛行軌道は、ずいぶんふらふらとしていた。が、歌いながら夕暮れの山の彼方へと吸い込まれてゆくイカルの姿は、ワタシの口元をいっそうゆるませた。
にしても、イカルって飛びながら鳴くことがあるんだね。
マイ田んぼを取り巻く雑木林。彼はそこで暮らしている。ワタシが日常のごたごたに囚われて暗い気持ちのままで作業をしているとき、通りがかった心なき人の誹謗中傷に疲れたとき、苗を一大危機から救おうと四苦八苦しているとき、雑木林から聴こえてくる彼の美しい歌声にどれほど救われたことか。もちろん、草刈りに精出しているときに彼の歌声が聴こえてくると、作業はますます楽しくなり、そこはまさしくパラダイス建設現場と化す。
彼の歌は「I’m here with you」と聴こえる。彼やカワセミやアカショウビンにこんなに救われて、彼らをこんなに愛せて(ワタシの片想いにちがいないが )、幸せだと改めて思うきょうこのごろだとさ。
話変わって、イカルは、マイ田んぼの側で暮らすイカル、ウチの周辺で暮らすイカル、T市のお寺の境内に飛んで来るイカル、金閣寺で録音したイカル、それぞれが固有のメロディーを持っている。ウグイスなども固有のメロディーを持っているが、イカルたちのそれぞれのメロディーは違いがたいへんはっきりしている上にとてもメロディアスだ。それぞれのイカルのテーマソングだと言っていい。
さて、きょう、日が西の山に隠れようとする頃、とうとう姿を見せたマイ田んぼのイカル。ただし彼を見たと言っても、実は彼は田んぼの上空高くを飛び、山の彼方へと消えるところだった。それはシルエットでしかなかった。それでいてそれがイカルだとわかったのは、鳴きながら飛んでいたからだ。そのメロディーがいつもその辺りで聴こえてくるメロディーだったから、いつものあいつだとわかったのだ。
ワタシは草刈りの手を止めてそのシルエットに見入った。初めて見るその飛行軌道は、ずいぶんふらふらとしていた。が、歌いながら夕暮れの山の彼方へと吸い込まれてゆくイカルの姿は、ワタシの口元をいっそうゆるませた。
にしても、イカルって飛びながら鳴くことがあるんだね。
マイ田んぼを取り巻く雑木林。彼はそこで暮らしている。ワタシが日常のごたごたに囚われて暗い気持ちのままで作業をしているとき、通りがかった心なき人の誹謗中傷に疲れたとき、苗を一大危機から救おうと四苦八苦しているとき、雑木林から聴こえてくる彼の美しい歌声にどれほど救われたことか。もちろん、草刈りに精出しているときに彼の歌声が聴こえてくると、作業はますます楽しくなり、そこはまさしくパラダイス建設現場と化す。
彼の歌は「I’m here with you」と聴こえる。彼やカワセミやアカショウビンにこんなに救われて、彼らをこんなに愛せて(ワタシの片想いにちがいないが )、幸せだと改めて思うきょうこのごろだとさ。

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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
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