揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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八月三十日、全国でも最大規模のオカリナの祭典で今年で十五回目となる「オカリナフェスティバル in 神戸 2015」が終わった。
今年はわたしの生徒さんのグループからは抽選で通った四組が、二日間に分かれて出場し、燃える舞台、充実の一日を提供してくれた。
例年、主に生徒さんの演奏を聴きに行くのだが、もちろんそれ以外のみなさんの演奏も聴く。
そしてその年の演奏の全体的傾向から、現在のオカリナ愛好家のみなさんの練習と指導者の先生方の指導の方向性や、オカリナ人の音楽的指向などを把握することが、わたしに課せられた重要なミッションのひとつなのだ。
別に誰に頼まれたわけでもないんだけど。
今年はわたしの生徒さんのグループからは抽選で通った四組が、二日間に分かれて出場し、燃える舞台、充実の一日を提供してくれた。
例年、主に生徒さんの演奏を聴きに行くのだが、もちろんそれ以外のみなさんの演奏も聴く。
そしてその年の演奏の全体的傾向から、現在のオカリナ愛好家のみなさんの練習と指導者の先生方の指導の方向性や、オカリナ人の音楽的指向などを把握することが、わたしに課せられた重要なミッションのひとつなのだ。
別に誰に頼まれたわけでもないんだけど。
今年の傾向のひとつとして、十人を越える大所帯のグループが目立ったことが上げられる。
そんなグループの出番が続いたときには、きっと楽屋はカオスと化し、舞台裏通路ではオカリナ人のドミノ倒しが続出し、そして舞台袖から発する重い沈黙の集合体の圧力は、舞台で演奏中の奏者の指を縮こまらせてしまったことだろう。
何より舞台進行のスタッフのみなさんは、年度末と大晦日と神戸まつりとワールドカップがいっしょに来たような忙しさだったにちがいない。
さて、大所帯のグループの音色は、だいたいどこも似通っている。
それはおそらく、一人一人の個性が希釈されることと、人数が多いほど合奏としての仕上げが難しくなるので最大公約数的な音色になってしまうからだろうと想像している。
が、中には素晴らしき例外もある。
・・・・・
開催一日目の午後のこと。
ホールの二階のロビーで生徒さんと話していたとき、ロビーに設置されたモニターから素晴らしい音色が聴こえてきた。
それは明らかに多人数による大合奏だった。
それでいてピッチと抑揚がとても良くそろい、ファットで、説得力がある音色に耳が吸い寄せられた。
指導者の先生がたいへんていねいに指導されている上、奏者のみなさんもまた指導内容を理解して適切に練習を積み上げておられることが、モニターを通してほんの数小節を聴くだけで伝わってきた。
編曲は比較的シンプルで、多声部が複雑に絡み合うような箇所はなかったように思う。
そしてむしろそのことが、オカリナ合奏の原点と言えそうな、ファットで心を解きほぐす温度感を創造することに貢献していた。
遠目で定かではなかったが、おそろいの赤系統のオカリナはPブランドの漆調シリーズだろうか?
上手端のお二人さんの白っぽいオカリナはLブランドのもののようにも見えたが。
さて、このはるばる静岡から参加されたグループ。
オカリナ大合奏の大きな可能性 ─ それは同時に原点でもあったが ─ を神戸の地で示して下さったことは、まことに意義深いと思う。
きっとわたしの生徒さんを始め多くの人も感銘を受け、わたし同様に自分たちの合奏を見直そうと思ったのではないだろうか。
ちなみに、わがオカリナ倶楽部夢見るガチョウの「グランドハーモニー(わたしの生徒さん全員での大合奏。合同発表会での恒例イベント)」で神戸フェスに出場することは、わたしのけっして叶わぬ夢であり続けている。
なぜなら、生徒さんたちにはそれぞれのグループがあり、神戸フェスにはそのグループとして参加することが開催第一回以来のならわしになり、みなさんの大切な夢のひとつにもなっているから。
でも、もし一度でも重複参加が許されるのなら、ぜひあの舞台で50名でのグランドハーモニーをやってみてほしい、、、といつも夢見るセンセイ。
脱線御免。
・・・・・
大合奏の他にも、もちろん見所聴き所はあった。
二日目の閉会間際のこと。
素敵なアカペラ合奏を聴かせてくれたグループがふたつ続いた。
ひとつ目は女性ばかりの四人編成でふたつ目はやはり女性のデュオ。
いずれも、ピッチや楽想の表現についてはどちらかと言うと大雑把系だったが、フレーズの吹き始めや末尾をたいへんていねいに表現し、素晴らしく一体感がある演奏だった。
合奏の意味を深く理解し、その醍醐味を心から楽しんでおられる様子に感動した。
お互いの存在をしっかり感じ合いながら、ていねいに心を込めて息を合わせ、音として分かち合う、これもまた合奏の原点だった。
「音を合わせるには息を合わせる、息を合わせるには心を合わせる」
わたしがずっと大切にしているこの言葉を、そのまま実現しておられるグループに出会えてうれしかった。
この神戸フェスでは、このようにわたしが求める合奏を聴かせてくれるグループとの出会いはひとつの大きな楽しみだ。
「そういえば、今年は神戸のあのグループを聴けなかったな…」
こちらも女性四人編成で、スタッフとしてもご尽力されているVさん。
あの一体感あふれる弾むような合奏との再会を来年は楽しみにしている。
・・・・・
と、このように、多くのグループに合奏の原点を確かめさせていただいたことを特筆して、今年のミッションの報告その一としたい。
おしまい。
15.09.04 記
15.09.04 記
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管理人について
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巴だ リョウヘイ
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非公開
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揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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