揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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夜露ではない。
稲が葉から発する水分が露となって現われるのだ。
この時間帯の稲は、しゃきっと背筋を伸ばしている。
稲が葉から発する水分が露となって現われるのだ。
この時間帯の稲は、しゃきっと背筋を伸ばしている。
一方、朝方はしんなりしている。
稲が、ここで、生きている。
めぐりめぐる大気と、水と、大地の中で、数えきれない命とともに。
田んぼは、ひとつの完全な世界。
・・・・・
田んぼの世話と言うが、世話をしてもらっているのは実はこっちの方だと、ときどき感じる。
草取りをしに行ったはずが、畦に座りこんでいつまでも稲たちを眺めている。
何も考えず、ただ眺めている。
たとえようもなく安らぐ。
満ち足りてしまう。
さても、放っておいても稲は育つ。
「世話」など、もっとたくさん獲りたいという人間の思いに発しているにすぎない。
稲にとっては、大きなお世話にちがいない。
・・・・・
田んぼを見ているとなぜ安らぐのだろう、とあるときふと考え始めた。
近ごろ田んぼや畑で感じる安らぎは、これまで知らなかった性質のものだと思えるからだ。
畑を始めて十八年、田んぼは五年目だというのに、この新しい感覚は何。
Why?
稲が好きだから?
No. 好きなものは稲だけではない。
自然に触れているから?
No, no. 回りにはもっと自然な自然がいっぱいある。
食糧確保の安心感?
No, no, no. 獲れてせいぜい二ヶ月分。
自分で田んぼを作った満足感?達成感?
No, no, no, BIG NO. まだまだ序の口、わからんことだらけ。
…う~ん、わからねだ。
土があり、水があり、草があり、稲があり、クモがいて、オタマがいて、カエルがいて、トンボがいて、ツバメが通い、その上を風が往く。
で、なぜ安らぐのか?
なぜ満ち足りてしまうのか??
刈った草をその場に敷く。
草は土に還り新たな草を、命を育む。
水と、太陽と、小動物と、目に見えない無数の命と共に。
その巡りが、今年はこれまでになく腑に落ちた感じはある。なぜかは知らねど。
あるのだが、この粗雑な自分がその巡りの中で十全に生きているとは言い難い。
であれば、このかつてない安らぎはいったい何。仕事減ってるのに。
言えることは、畦に座り込んでただ稲たちが有る風景を眺めているとき、そこには「なぜ」がないということだ。
土があり、水があり、草があり、稲があり・・・
それらを見ているリョウヘイもいるはずなのだが、いない。
いるのに、いない。
が、「なぜ」と問うとき、そこにリョウヘイがいる。
「なぜ」と問うリョウヘイは、田んぼの世話をしているつもりのリョウヘイだ。
問わないリョウヘイは、土があり、水があり、草があり、稲があり・・・その上を風が往き、ただその下に静かに座っている。
ただ、安らいでいる。
ただ、満ち足りている。
どうも「なぜ」がないときに安らぐようだな。
では、なぜ田んぼにいると、ときどき「なぜ」がなくなるのだらふか?
普段はむしろ「なぜ」だらけ、「なぜ」こそが田んぼ作業の支えのひとつになっているというのに。
…わからねだ。
田んぼに座っていればいつかわかるのだらふか。
「安らぎ」「安らぐ」「安らいだ」「安らか」
これらは、平常心とは少しちがう。
平常心プラス心に何かが満ちている、もしくは満ちてきている感覚が含まれているように思う。
その何かとは何なのか。
それこそが、安らぎの正体だらふ。
それは何か、まだ答は出ない。
いや、答を出そうとすれば出ないことはわかった。
が、それこそはとてもとても大切なもののような気がしているのだが。
稲が、ここで、生きている。
めぐりめぐる大気と、水と、大地の中で、数えきれない命とともに。
田んぼは、ひとつの完全な世界。
・・・・・
田んぼの世話と言うが、世話をしてもらっているのは実はこっちの方だと、ときどき感じる。
草取りをしに行ったはずが、畦に座りこんでいつまでも稲たちを眺めている。
何も考えず、ただ眺めている。
たとえようもなく安らぐ。
満ち足りてしまう。
さても、放っておいても稲は育つ。
「世話」など、もっとたくさん獲りたいという人間の思いに発しているにすぎない。
稲にとっては、大きなお世話にちがいない。
・・・・・
田んぼを見ているとなぜ安らぐのだろう、とあるときふと考え始めた。
近ごろ田んぼや畑で感じる安らぎは、これまで知らなかった性質のものだと思えるからだ。
畑を始めて十八年、田んぼは五年目だというのに、この新しい感覚は何。
Why?
稲が好きだから?
No. 好きなものは稲だけではない。
自然に触れているから?
No, no. 回りにはもっと自然な自然がいっぱいある。
食糧確保の安心感?
No, no, no. 獲れてせいぜい二ヶ月分。
自分で田んぼを作った満足感?達成感?
No, no, no, BIG NO. まだまだ序の口、わからんことだらけ。
…う~ん、わからねだ。
土があり、水があり、草があり、稲があり、クモがいて、オタマがいて、カエルがいて、トンボがいて、ツバメが通い、その上を風が往く。
で、なぜ安らぐのか?
なぜ満ち足りてしまうのか??
刈った草をその場に敷く。
草は土に還り新たな草を、命を育む。
水と、太陽と、小動物と、目に見えない無数の命と共に。
その巡りが、今年はこれまでになく腑に落ちた感じはある。なぜかは知らねど。
あるのだが、この粗雑な自分がその巡りの中で十全に生きているとは言い難い。
であれば、このかつてない安らぎはいったい何。仕事減ってるのに。
言えることは、畦に座り込んでただ稲たちが有る風景を眺めているとき、そこには「なぜ」がないということだ。
土があり、水があり、草があり、稲があり・・・
それらを見ているリョウヘイもいるはずなのだが、いない。
いるのに、いない。
が、「なぜ」と問うとき、そこにリョウヘイがいる。
「なぜ」と問うリョウヘイは、田んぼの世話をしているつもりのリョウヘイだ。
問わないリョウヘイは、土があり、水があり、草があり、稲があり・・・その上を風が往き、ただその下に静かに座っている。
ただ、安らいでいる。
ただ、満ち足りている。
どうも「なぜ」がないときに安らぐようだな。
では、なぜ田んぼにいると、ときどき「なぜ」がなくなるのだらふか?
普段はむしろ「なぜ」だらけ、「なぜ」こそが田んぼ作業の支えのひとつになっているというのに。
…わからねだ。
田んぼに座っていればいつかわかるのだらふか。
「安らぎ」「安らぐ」「安らいだ」「安らか」
これらは、平常心とは少しちがう。
平常心プラス心に何かが満ちている、もしくは満ちてきている感覚が含まれているように思う。
その何かとは何なのか。
それこそが、安らぎの正体だらふ。
それは何か、まだ答は出ない。
いや、答を出そうとすれば出ないことはわかった。
が、それこそはとてもとても大切なもののような気がしているのだが。
おしまい。
13.08.02 記
13.08.02 記
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管理人について
HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)
コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。
特 技/晴れ男であること。
オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
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オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。
2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
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