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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
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#138 三度目のなんとやら

 とんでもないことを思い出してしまった。

 あれはいつのことだったか、京都・永観堂の本堂で「波紋」を演奏したときのこと、開演後にしとしととふり始めた雨が、曲のクライマックスで突然土砂降りになった。クライマックスの崩壊からカタルシスへといざなう長いピアニッシモの箇所では、かすかに時を刻みつづける揚琴の響きを、あたり一面の激しい雨音が包み込んだ。会場のすべての人の心が静まりかえっているのを感じた。揚琴のリズムと雨音だけが世界だった。

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 したがって、9月9日の「波紋」での突然の雨は、「三度目の正直」ということになるのかもしれない。

 やっぱり、全日本祈祷師協会に入会して、雨乞い師への道を歩もう。
 でも、入会金100万円をどうやってねん出すればいいのだろう。雨乞い師になる前に、独学で錬金術師になる必要があるように思える。
 いや、なにも祈祷師協会に入らずとも、勝手に雨乞い師を始めればいいじゃないか。問題は、食っていけるだけの技術をどうやって身につけるかだ。

 こんな話を見つけた。「波紋」の演奏で必ず雨を降らせるための答がここにある。

「雨乞いをすれば必ず雨が降るという伝説の雨乞い師がいた。確率は100%。実はその雨乞い師は、誰にでもできる方法で雨を降らせていた。雨乞い師は、雨が降るまで決して雨乞いをやめなかったのだ」

 つづく。 
ちょっと早く咲いた彼岸花
彼岸花
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管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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