忍者ブログ
揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
2024-031 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 02 next 04
2  3  4  5  6  7  8  9 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

#343 ゲストに学ぶ

 12月の初めに、3人の強力なゲストミュージシャンとオカリナで共演する。3人ともパーカッションとキーボードを交互に演奏し、歌も歌う。みんな女性なのだが、ワタシでは到底太刀打ちできない感性の持ち主ばかりだ。勉強させていただくつもりで、思い切って演奏したい。

拍手[0回]

PR
#313 遊んで、呼吸して

 楽器は音楽を表現するためにある。ところが、音楽を表現する際のもっとも大きな制約にもなる。上手になれば制約がなくなるかと言えば、そうではない。演奏の際に、楽器が音楽を表現する行為に欠かせないものであると同時に制約にもなることは、言わば宿命なのだ。宿命。悲しいサダメ。

拍手[1回]

#310 捨てませう

 練習とよく似た言葉に修行がある。練習と修行のちがいは、そこに精神面の向上プログラムが含まれているか否かではないかと思う。精神面の向上とは、人格形成とも言えるし、平たく言えば「えらい人になること」だとも言える。それはいかにもたいへんそうなので、練習すらきらいな人は、修行と聞いただけで3秒せぬ間に逃げ出すこととなる。が、えらい人になろうとするなど、そもそも修行の精神にもっとも反するのではないか。

拍手[1回]

#305 みんなカレーの鍋の中

 久しぶりにカレーを作った。無限のバリエーションの中から、その都度自分の味を探し出す。カレー作りは面白い。ワタシのこだわりのひとつは、タマネギの扱い方だ。特に市販のルーを使わないで作る場合は、タマネギの調理の仕方が味を決める最重要ファクターになると思っている。そしてワタシのスパイスの生かし方は、「日本の常識」に反しているものだから、それがこだわりだとも言える。このカレー作り、ワタシの仕事のひとつに似ているのだが・・・。

拍手[1回]

#304 顔のない音楽会

 ある日曜日の朝、ホテルの一室でたまたま見た音楽番組。進行役は指揮者の佐渡裕さん。ゲストはテノール歌手の錦織健さん。この日は、アマチュアのコーラスグループのクリニックがテーマだった。対象は全国で優秀な成績を修めたみっつのグループ。この番組、合奏を指導する者にとってたいへん勇気づけられる内容であったばかりでなく、すべてのアマチュア合奏・合唱団員に見てほしかった。

拍手[1回]

#303 人でよかった

 精一杯練習して、体調を整えて、気持ちを落ち着かせ、万全の備えをした上で本番に臨んで、細心の注意を払って、全身全霊を込めて演奏しても、失敗するときは失敗する。それには理由がある。

拍手[1回]

#293 夜明けのスキャット

 イントロを聴いただけで「あっ、あの歌だっ」とわかる曲は多い。イントロだけ憶えているという曲すらあるくらいだ。曲を人に印象付けるためには、それくらいイントロというものは大切だということになる。だから、音楽が電波に乗せられるようになり、大量販売が可能になった時代が始まると、印象付けの戦術としても、メロディーだけではなく、編曲、ことに印象深いイントロの作成に力が入れられるようになった。

拍手[1回]

#274 170号線

 明日6月27日(金)は八尾でアリエッタのオカリナライブだ。たくさんの人が聴きにきてくれたらいいな。
 八尾はワタシにとってはこの二十年ほどはほとんど縁がない地域だったが、それ以前の数年は逆にとても縁が深いところだった。当時高槻に住んでいたワタシは、大型車でごった返す国道170号線を愛車で走って何度も八尾に通ったものだった。

拍手[0回]

#269 きく〜っ

 前便ではなんとなく「じっくりと聴く」ということがテーマとして浮かび上がってきた。で、つづき的一文。
 香道の世界では、香りを「聴く」という。といっても、お香の煙の中に耳を入れて聴こうものなら「まあ、巴ださまったら、お茶目な方ですこと」と笑われる。香りを「聴く」は「味わう」という意味だ。なぜ「嗅ぐ」「味わう」ではなくわざわざ「聴く」というのか。

拍手[1回]

#268 味わえる人

 人間の舌は主に先端で甘み、両端前部で塩味、両端後部で酸味、いちばん奥で苦みを感じるという説を、事実だと思っていた人はかなり多いだろう。が、あれはウソだそうだ。舌はどの部位でもだいたい同じ様に味覚を感じるそうだ。であれば、「味わう」という行為は空間的に行なうものではなく、もっぱら時間的に行なうものだと言えることになる。

拍手[1回]

#265 若いってそんなに罪なこと?

「若い」という言葉は、価値あるものとしても、未熟という意味でも使われる。誰しも時を取り戻すことはできないが、それゆえに若さに対して特別な思いを持ってしまうことも多いのだろう。他人の若さをうらやむとき、そこにはあるがままの自分を受け入れられない自分がいる。「お若いですね」と言われる人は、かっこうのスケープゴートだ。

拍手[1回]

#263 満月の夜にピアノが吠えた−7

 陽が長くなっていくに連れて、緑が濃くなっていく。こんな風に太陽エネルギーが大地に充填されていってピークを迎えるのが今月の夏至だ。そんな頃合いに雨がもっとも多くなる。自然の移ろいはほんとうにうまくできている。
 そんな中、満月の夜の体験を書きつづるうちに月も移り変わり、まもなく新月となる。キース・ジャレット体験記もいよいよおしまい。

拍手[1回]

#262 満月の夜にピアノが吠えた−6

 何事も、無心で行なったときがいちばんいい結果が出る。ということは、何かをするときに無心になれれば、成功したも同然だということだ。そこで、人は無心になろうとする。が、無心になろうとする思いがすでに雑念であるので、そこで立ち往生してしまう。
 ある古えの知恵者は、このようなときは、何かひとつのことに精神を集中するのが良いと言った。然り。演奏をするときには何に集中すればいいか。言うまでもなく「音」そのものだ。つまり、聴くことに集中できれば、演奏は成功したも同然だということになる。

拍手[2回]

#261 満月の夜にピアノが吠えた−5

 時ならぬ暑さをどう乗り切るかは人それぞれだろうが、ワタシの場合はニンニクたっぷりの香り高きウコン色の料理を食べると元気になる。元気になると、鼻歌が出てくる。この鼻歌のメロディーは既製品である場合もあれば、口からでまかせ、良く言えば即興の歌であることもあるのだが、いずれにしても、それが必ずしもワタシの元気と自由の証ではなく、時として不自由さ加減を物語るものなのだと言えば、異議を唱えたくなる人もあるやもしれない。

拍手[1回]

#260 満月の夜にピアノが吠えた−4

 温度計や湿度計に現われる数値の変化と体感温度・湿度の変化はことなる。ワタシは思うのだが、楽器が感じるそれらも、人間の体感に近いのではないだろうか。この三日間、同じ会場で同じ曲を揚琴で演奏した。吹き抜けの室内には常にひんやりとした空気が保たれ、持参した温度計・湿度計が示す数値に大きな変化はなかった。が、たいへん暑かった日、雨の日、雨上がりの日、それぞれの音色の変化が温度計・湿度計の数値の変化以上にドラスティックに感じられたのだ。その変化は、当然演奏に影響を及ぼすので、同じ曲でも毎回ちがった表情を持つこととなる。そしてインプロビゼーション部では、さらにはっきりとちがいが出る。

拍手[0回]

おしらせ
お問合せはホームページの "FAQ & Form" からしていただけます。
太 陽 暦
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
管理人について

HN:
巴だ リョウヘイ
性別:
非公開
職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
趣味:
ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

コンタクト方法/上記のホームページ(HP)の「FAQ & Form」のページからどうぞ。

特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
New Comments
※ 非公開を希望される方はその旨お書きください。
[09/10 水戸ふぢ]
[09/05 森下知子]
[07/17 Kitty]
[05/31 Kitty]
[04/17 Kitty]
[03/13 巴だ]
[12/08 栗美]
twitter
ブログ内検索
New Track Back
ようこそ
バーコード
"巴だ リョウヘイ" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP@SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]