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揚琴、オカリナ & インディアンフルート奏者がつづるいろいろばなし。
音楽、田舎暮らし、自然・環境、時事、ほかいろいろ。
どうぞ、ごゆっくり。
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つれづれなるままに自然農見習いする日々。

夕方、昨年荒れ地に拓いたタマネギ畑と、今年から隣のおばさんに貸していただいている畑のタマネギの手入れをした。
後者は、おばさんが昨年植えたまま放っていたタマネギだ。
畝と周辺に伸びた草を刈って、まだ小さいタマネギの周囲に敷く。
タマネギが草に負けないようにするためだけではない。
土の表面を草で被い、保水し、紫外線から土中の環境を守るためだ。

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タマネギが草の勢いに負けてはいけないが、刈りすぎてもいけない。
刈りすぎると水が保てなくなるし、虫が付いたり、敷いた草の下に虫が湧いたりしてしまう。
この見切りが、自然農の最大のポイントのひとつだと思う。

すべての草に、そこに生える理由と意味がある。
それを感じ知ってから、あらゆる草を無造作に刈ったり移動させたりすることができなくなった。
よく見て、感じて、ていねいに処するべし。
ただし、おおらかさも大切だらふ。

きのうは新月。
そして終日本格的な雨。
きょうも夕方まで雨。
一昨日までの好天と高温で乾いた土にはありがたい雨だ。
が、月の引力低下により、ここ数日は水持ちが悪いと読む。
で、明日以降の天候の変化に対応するため、タマネギ畑に草を十分敷いて保水を図る。
この先好天が続けば、土はあっと言う間に乾いてしまうだろう。
すると、乾燥に強い草だけが急激に勢いづいてタマネギを圧倒してしまうにちがいない。

が、おばさんの畑の方は草が不足している。
これまでの手入れが完璧すぎるのだ。
明日、畑の外の草を刈って、再度投入しよう。

すべての禽獣草木はそこに在る理由と意味に添って生きている。
その理由と意味の一連の繋がり、重なり合いが生態系である。
そこに身を置いて栽培に携わることが自然農である、と思う。

だから思う。
自然農は農法ではない、永遠の時の流れに添った生き方だ、と。

自称「もう90(歳)や」のおばさんは、家の脇の田んぼに、身体に無理なくできるようにと新しく小さな畑を拓かれた。
が、まだ畑に適した土はできていない。
で、古い畑に放置されたタマネギやエンドウ豆やジャガイモの苗を、引き続き育てて少しでも食べさせてあげたいと思っている。
タマネギ畑よ、永遠に。

 おしまい。 

13.05.11 記 


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管理人について

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巴だ リョウヘイ
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職業:
揚琴・笛演奏屋 オカリナのセンセイ
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ほしい。
自己紹介:
 
演奏活動範囲/全国の都心から山間地まで。
演奏場所/ホールからお座敷まで。オカリナは野外歓迎。
演奏目的/オープニングセレモニーから追悼演奏まで。
演奏形態/独奏から異業種間共演まで。
所属事務所/Magnolia Music(自分的オフィス)

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特 技/晴れ男であること。

オカリナ倶楽部 “夢見るガチョウ” 主宰。

2018年、京都府下農村から大阪府下住宅街に移住。
今も雨乞い師見習い。
今も自然農見習い。
ノアのおとうちゃん。
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